炭水化物ダイエットを続けると体に影響が出ますか?

極端な炭水化物ダイエットは体や脳に悪影響があります


炭水化物ダイエットは、主食のごはんやパン、麺類、イモ類などの糖質(炭水化物)を控えるというダイエット方法です。

糖質を多く含む甘味やお菓子なども制限し、低糖質で高タンパクの食材を中心に食べます。

炭水化物ダイエットは、細かいカロリー計算や計画的なトレーニングをしなくても体重ダウンにつながりやすいダイエットといわれており、炭水化物を抑えた食生活は、糖質依存から抜け出し、過食を防ぎ、肥満や糖尿病など生活習慣病予防にも効果があるといわれています。

とはいえ、糖質は、体と脳にさまざまなエネルギーを補給する大切な栄養素です。

たいへん極端に糖質制限した食生活を続けていると、体や脳に悪影響を及ぼす可能性があると指摘されています。

脳や体に供給されるエネルギー量が不足すると、脱力感、無気力感、ストレス過敏など精神的なトラブルが起こる恐れがあります。

また、高タンパクな食生活を続けることで、プリン体が増加する、タンパク質を分解するために腎臓の負担も上がるなど、内臓器官にも影響が出るといわれています。

炭水化物ダイエットにはメリットデメリットがあります

炭水化物ダイエットを成功させるには、糖質制限することで血糖値の急激な上昇を抑え、血糖値を一定に保つことがポイントになります。

血糖値の乱高下がなくなると、空腹を感じる時間が少なくなり、糖尿病や動脈硬化など生活習慣病を予防することにもつながります。

炭水化物を抑えた食生活は、手軽に実行できるため体重の減少につながりやすく、ダイエットの効果を実感しやすいメリットもあります。

しかしながら、極端な糖質制限は、心身ともに悪影響を及ぼすことが考えられます。

日本人は、米など穀物を中心に糖質を摂取する食生活が主流です。

そのため、穀物の代わりに肉・魚などタンパク質を多く含む食品の摂取量が増えると、体に変化があらわれることがあります。

例えば、肉食傾向になるため腸内細菌叢が変わり体臭が強くなる傾向があったり、そのうえでまったく運動しなければ筋肉量が減少し足腰が弱くなったりすることなどが考えられます。

また、脳の働きにも大きな影響を及ぼす可能性が高いといわれています。

脳は通常、糖質をエネルギーとして活動します。

そのため、過度な糖質制限を長期間続けビタミンやミネラルを必要量摂らなければ、脳の働きに支障が出て、集中力低下、精神不安などの症状があらわれ、進行すると鬱などを引き起こす恐れがあるといわれています。

炭水化物ダイエットは、その効果だけではなく、デメリットも把握したうえで計画的に、健康に影響が出ない取り組みを目指しましょう。

エネルギー不足になるときは適切な糖質補給をしましょう


炭水化物から摂取する糖質は、体と脳の活動時にすぐにエネルギーになる優れた物質です。

そのため、試合前の運動選手や試験前で体や脳を活性化させたいときは、炭水化物による糖質補給は必要不可欠といえます。

運動をする場合は、炭水化物ダイエット中であっても運動の前にバナナ1本程度の糖質を補給することをおすすめします。

エネルギーが補給されると、代謝のアップにつながりやすくなり、パフォーマンスの向上を見込めます。

また、脳のエネルギー源でもあるため、大切な試験の前なども糖質補給することよいと考えられます。

試験開始前には、よく消化されるよう、ゆっくりとバランスのよい食事を取りエネルギーを補給してスタミナをつけましょう。

とはいえ、どんなシーンであっても食べ過ぎては意味がありません。

試験直前にごはんをたくさん食べてしまうと、眠くなったりぼんやりしてしまったりする恐れがあります。

しかし、スポーツの試合前や大切な試験前などの勝負どころでは、適量の糖質を補給し、エネルギー切れにならないよう意識することがたいへん重要です。

適切な炭水化物ダイエットは体に負担をかけません

厚生労働省のガイドラインによると、1日に必要な糖質摂取量の目安は、成人男性が243g、成人女性は203gが標準値とされています。

ごはん1膳に含まれる糖質が60gといわれているので、おかずを含めて3食しっかりと制限せずに食べるくらいの量になります。

しかし、現代の食生活は、糖質が過剰摂取になる傾向が強いのです。

炭水化物が多い食事や甘味やチョコレート、スナック菓子など、間食を見直すだけでも糖質カットにつながるでしょう。

ダイエット中は、糖質を緩やかに減らして、体を慣らしていき1日の糖質摂取量を90~150gに抑え、無理のない範囲で長く続けることが大切です。

炭水化物ダイエットは結果があらわれるまでの期間を考えて、3週間から1ヶ月を目安にするとよいでしょう。

それ以上、無理な糖質制限をすると、すぐにリバウンドしてしまったり、基礎代謝が下がってしまったりと、痩せる体質につながらないといわれています。

適切な糖質制限をすれば、健康的な生活習慣を作り、体に負担をかけないでダイエットを継続できます。

(まとめ)炭水化物ダイエットを続けると体に影響が出ますか?

1. 極端な炭水化物ダイエットは体や脳に悪影響があります

糖質は、体と脳にさまざまなエネルギーを補給する、人の活動に必要不可欠な栄養素です。

炭水化物ダイエットで極端に糖質制限した食生活を続けていると、体や脳の機能が低下していき心身ともに悪影響を及ぼす可能性があると指摘されています。

2. 炭水化物ダイエットにはメリットデメリットがあります

日本人は、穀物を中心に糖質を摂取する食生活が主流のため、タンパク質中心の摂取に変えると腸内が変化し、心身に変化があらわれることがあります。

ダイエット効果だけではなく、デメリットも把握したうえで、健康に影響が出ない取り組みを目指しましょう。

3. エネルギー不足になるときは適切な糖質補給をしましょう

試合前の運動選手や試験前で脳を活性化させたいときは、炭水化物による糖質補給は必要不可欠といえます。

体と脳をフル活用する勝負どころでは、適量の糖質を補給し、エネルギー切れにならないよう意識することがたいへん重要です。

4. 適切な炭水化物ダイエットは体に負担をかけません

現代の食生活は、糖質が過剰摂取になる傾向が強いものです。

炭水化物が多い食事や間食を見直すだけでも、糖質カットにつながるでしょう。

適切な糖質制限をすれば、健康的な生活習慣を作り、体に負担をかけないでダイエットを継続できます。

ダイエットのプロ・低糖質食のエキスパート「ライザップ栄養管理士チーム」が完全監修!美味しくて続けられる「RIZAPの低糖質フード」がおススメです!

糖質制限は、糖質が含まれる食材を何でも制限する訳ではなく、食べられるお肉もあれば、飲むこともできるお酒もあります。糖質が高い食材、低い食材の基本的な知識をつけていくことでストレスのない糖質制限を続けていくことができるでしょう。

詳しくはこちら

関連記事

ダイエット中でも選べるおいしい低糖質食事
ページ上部へ戻る