炭水化物ダイエットはプリン体が増え尿酸値が悪化しますか?

食品に含まれるプリン体の量も意識しましょう


ごはんやパンなどの主食を控える炭水化物ダイエットを行うと、食生活は大きく変わることになります。

糖質制限メニューとして、抑えている炭水化物のエネルギーを補うために、低糖質・高タンパクな食品を多く摂取するようになるでしょう。

低糖質の食品として、タンパク質を多く含む鶏ムネ肉、牛・豚の赤身肉、青魚などが推奨されています。

しかしながら、低糖質で高タンパクな肉・魚の食品は、プリン体が多く含まれているのです。

炭水化物ダイエット中にこれらの食品を普段より多めに摂取すると、体内のプリン体が増加し尿酸値が高くなることが考えられます。

尿酸値が高くなると痛風や腎臓機能障害、尿路結石などの病気を発症する原因になるともいわれています。

もともと太りすぎの傾向がある方、スポーツや仕事で激しい運動をする方、飲酒の多い方は気をつけましょう。

実は、プリン体は、食べ物から摂取するのが2割で、8割は、自身の体内で生成されているからです。

肥満や過度のストレス、水分不足、大量の飲酒などによる不摂生や、激しい運動による酸素不足が、体内でプリン体を増やす要因といわれています。

炭水化物ダイエットでは、尿酸値を上げないために、プリン体が少ない食品選びと健康な生活習慣を意識することが大切です。

プリン体が増加し尿酸値が上がると痛風の危険性があります

「プリン体」「尿酸値」という言葉は聞いたことがあるけれど、体にどのような悪影響を及ぼすのか、知らない方も多いかと思います。

プリン体とは、細胞や遺伝子の核を構成する物質のことをいいます。

古い細胞が新しい細胞に入れ替わるときに、古い細胞が分解されてプリン体が生まれます。

その後、肝臓でプリン体が代謝され、尿酸が老廃物として作られます。

尿酸は、健康体であれば尿から排出され体内に蓄積されることはありませんが、血液中の尿酸値が高くなると、結晶になってしまい体内に沈着します。

痛風は、尿酸の結晶が関節に付着してしまった状態をいい、治療が必要な病気です。

また、皮膚の下にこぶ状の結晶が溜まってしまう痛風結節や、尿の中で結晶になる尿路結石を引き起こすこともありえます。

いずれにしろ、激しい痛みを伴い、進行すれば腎障害や尿毒症を起こし、命に関わることがある病気といわれています。

低糖質の食品だからといって、プリン体を多く含む食べ物を多量に摂取し続けると、健康を損なう恐れがあるため注意が必要です。

健康診断などで自身の尿酸値の平常値を把握し、食生活の変化によって体が異常をきたしていないか確認することも、継続的な炭水化物ダイエットでは、重要になります。

プリン体の増加は食べ物以外にも原因があります


プリン体は、細胞の新陳代謝に必要な物質で、その8割が体内で生成され、残りの2割が食べ物から摂取しているといわれています。

体内で作られるプリン体が増加し尿酸値が高くなる原因は、いくつか考えられます。

まずは、肥満です。

太り過ぎている場合、尿から排泄されるはずの尿酸が体内に蓄積されてしまう傾向があります。

また、飲酒量が多い自覚があるならば注意が必要です。

肝臓に尿酸が溜まりやすく結晶が付着しやすくなるといわれています。

飲酒による痛風発作を引き起こすこともあるので、酒量のルールを決めることも重要です。

一番気をつけなければならないのは、筋トレなどの無酸素運動です。

炭水化物ダイエット中は、筋肉の減少を防ぎ、脂肪を燃焼しやすい体質を作るために筋トレに取り組む方も多いかもしれません。

しかし、無酸素運動を行うと体が急激にエネルギー不足になり、体内に酸素が供給されなくなり筋肉細胞が壊れていきます。

すると、壊れてしまった細胞を補うためにプリン体が増加して代謝を起こし、尿酸が発生するといわれています。

炭水化物ダイエット中は、栄養バランスと生活習慣の両方の視点から体と向き合うことを意識しましょう。

プリン体を減少させ尿酸値を下げるための対応策を紹介します

プリン体を減少させるには、食べ物と生活習慣の両方から対策することが成果につながります。

プリン体が多い食品・少ない食品を知り、食べ方を工夫することも大切です。

プリン体の1日の摂取目安量は、400 mgといわれています。

そのため、100 g中に200 mg以上のプリン体を含む食品を食べるときは注意が必要です。

100 g中に含まれるプリン体の量が200 mg以上の食品は、豚・牛レバー、カツオ、イワシ、アジの干物など、300 mg以上の食品は、鶏レバー、あん肝、かつお節、しらす干しなどがあります。

一方で、プリン体が少ない食品は、淡色野菜、海藻、豆類があげられます。

タンパク質を多く含む食品であれば、豚肉、牛タン、コンビーフ、チーズなどもプリン体の量が少なく炭水化物ダイエットに適しているといわれます。

プリン体は、水溶性のため調理の過程で煮たり茹でたりすると含有量が減少するので、調理方法で工夫することも有効です。

また、尿酸の排出を促すためには、水分補給も大切です。

1日に2リットル程度の水分補給は、体内の老廃物を流し出す効果も期待できるようです。

激しい運動は尿酸値を悪化させてしまうため、ウォーキングや水泳などの有酸素運動を取り入れ、尿酸値を上げずに脂肪を燃焼させる体作りを意識することも重要です。

プリン体の過剰摂取を防ぎ、適度な有酸素運動と水分補給で基礎代謝の高い体質を作ることが炭水化物ダイエットの成功につながります。

(まとめ)炭水化物ダイエットはプリン体が増え尿酸値が悪化しますか?

1. 食品に含まれるプリン体の量も意識しましょう

低糖質で高タンパクな肉・魚の食品には、プリン体が多く含まれています。

炭水化物ダイエット中にこれらの食品を多く摂取すると、体内のプリン体が増加し尿酸値が高まり、痛風や腎臓機能障害、尿路結石などの病気を引き起こす恐れがあります。

2. プリン体が増加し尿酸値が上がると痛風の危険性があります

尿酸は、健康体であれば尿から排出されて問題がありませんが、血液中の尿酸値が高くなると結晶になってしまい体内に沈着し痛風を引き起こします。

低糖質の食品でもプリン体を多く含む食品の多量摂取は、健康を損なう恐れがあります。

3. プリン体の増加は食べ物以外にも原因があります

プリン体は、細胞の新陳代謝に必要な物質で、その8割が体内で生成され、残りの2割が食べ物から摂取しているといわれています。

体内で作られるプリン体が増加し尿酸値が高くなる原因は、肥満、飲酒、激しい運動などが考えられます。

4. プリン体を減少させ尿酸値を下げるための対応策を紹介します

プリン体を減少させるには、食べ物と生活習慣の両方から対策することが成果につながります。

プリン体の過剰摂取を防ぎ、適度な有酸素運動と水分補給で基礎代謝の高い体質を作ることが炭水化物ダイエットの成功につながります。

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