ストレスはホルモンバランスを崩し、痩せない体をつくります
食事制限をしてもなかなか痩せない、甘いものが食べたい、お腹がすいて辛い、眠れないなど食事制限中には何かとストレスが溜まりやすくなります。
ストレスが溜まってしまうと、脂肪を蓄積しようとするストレスホルモンのコルチゾールが分泌され、代謝を低下させ、脂肪を燃焼しづらくし、痩せにくい、太りやすい体にしてしまいます。
また、コルチゾールは食欲を抑えてくれるセレトニンの分泌も抑制してしまうため、お腹がすいていなくても空腹を感じさせ、食欲のスイッチが入り、食欲を沸き立たせ、通常よりも食べてしまうようになってしまうことがあります。
これでは、食事制限をしても痩せることが難しくなってしまい、痩せるどころかストレス太りを起こしてしまいます。
そうならないためにも、間違った知識で無理な食事制限をするのは、避けなければなりません。
ストレスを溜めないように努力し、ストレスを解消させ、幸せホルモンであるセレトニンの分泌を活発にさせ、痩せやすい体の土台をつくるようにしましょう。
無理な食事制限はストレスを溜めやすく、痩せにくい体をつくってしまうため、できるかぎりストレスを溜めないようにすることがスムーズにダイエットを成功させる鍵になります。
目次
昼をしっかり食べ、夜は控えめに1日3食しっかり食べます
食事制限中に起こる最大のストレスは空腹感です。
無理な食事制限をすると1日中空腹感が起こり、「食べたい!食べたい!食べたい!」という気持ちに支配されストレスが溜まってしまいます。
そして、体が飢餓状態になり、ストレスが溜まったことでストレスホルモンのコルチゾールが分泌され脂肪を蓄積しようとして、痩せにくく、太りやすい体になってしまいます。
そうならないためにはどうしたら良いでしょう。
食事制限というだけではなく空腹にならないような食事スタイルも取り入れることでストレスの原因を取り除くことができます。
その正しい食事スタイルとは、昼をしっかり食べ、夜は控えめに1日3食しっかり食べることです。
空腹感から開放され、幸せホルモンであるセロトニンの分泌が活発になり、痩せやすい状態になる中で、食事制限をします。
食事制限中にストレスを溜めることは痩せない悪循環をつくってしまう原因のひとつになってしまいます。
ストレスは、太る脳をつくってしまいます
食欲は脳内から分泌されるホルモンが大きくかかわっています。
食事をして満腹感があるときは、脳内では幸せホルモンといわれるセロトニンが多く分泌されますが、ここにストレスがかかるとストレスホルモンといわれているコルチゾールが分泌され、セロトニンの分泌を抑制し減少させてしまいます。
セロトニンの分泌が減少すると、沢山食べてもまだ食べたいとドカ食いをしたり、お腹がすいていなくてもお腹がすいたと感じたりするため、食欲を上手くコントロールすることができなくなります。
では、食欲を防いでくれるセロトニンの分泌を増やすにはどうしたら良いのでしょう?
- ストレスを溜めないようにします
- 早起きをして太陽光を浴びます
- 腸内環境を整えます
- ジョギングやウォーキングなど体を動かすようにします
- セロトニンをつくるのに必要なトリプトファンが多く含まれている食材(赤身魚、肉類、プロセスチーズ、アーモンド、そばなど)を食べます
太る脳をつくってしまうストレスを減らし、痩せる脳をつくる、幸せホルモンのセロトニンを増やすようにしましょう。
ストレスが溜まりはじめたら、放置せずに解消しましょう
はじめは、食事の量が物足りなく、もっと食べたいと感じる程度だったのが、1日中お腹がすいた状態になり、食べたいという気持ちが高まり、イライラ状態が続くようになり、最後はドカ食いをしてしまう人も少なくないのではないでしょうか。
食事制限で起こるストレスは、痩せない原因のひとつになるため、ストレスを感じたら溜めずにそのつど解消するようにこころがけましょう。
ストレス解消法は、やはり、自分の一番好きなことをすることです。
好きなことをした時間を思い出すと、素直に楽しかったと思え、気分がとても軽くなり、生きていて良かったと思え、気持ちが落ち着きます。
食事制限のストレス解消法も、日常生活の中でストレスが小さなうちに日々解消していくことが望ましいでしょう。
例えば、音楽を聴いたり、カラオケで歌ったり、運動をしたり、好きな映画を観て泣いたり笑ったりすることでも気軽にストレスを解消することができるのです。
(まとめ)食事制限しても痩せないのは、ストレスに原因がありますか?
食事制限でストレスが起こり、なかなか痩せない状態になる原因のひとつに、ストレスが脳内のホルモンバランスを崩してしまい、痩せない状態に陥らせるということがあります。
ストレスを解消することで、痩せる土台の状態をつくることができます。
無理な食事制限をすると1日中空腹感に襲われてしまいますが、昼をしっかり食べ、夜は控えめに1日3食しっかり食べることで、空腹感から開放されます。
この食事のスタイルをとった上で、ストレスを溜めずに食事制限をしましょう。
ストレスが起こると、脳の中でストレスホルモンの分泌が増え、過剰な食欲を防いでくれる幸せホルモンの分泌を抑制してしまうため、太りやすい状態になります。
ストレスを解消し、脳内のホルモン分泌をコントロールすることがポイントになります。
ストレスを感じたらそのまま放置して溜めないようにすることが第一です。
ストレスが溜まってしまい大きくなってしまうと痩せない環境がつくられてしまいます。
日常の生活の中で自分の一番好きなことをすることでストレスが解消されます。

糖質制限は、糖質が含まれる食材を何でも制限する訳ではなく、食べられるお肉もあれば、飲むこともできるお酒もあります。糖質が高い食材、低い食材の基本的な知識をつけていくことでストレスのない糖質制限を続けていくことができるでしょう。