食事制限ダイエットでよく聞くグリコーゲンって何ですか?

グリコーゲンとは体内で蓄積している糖質です


ご飯などの炭水化物を摂取すると、炭水化物のうちの糖質が体内でブドウ糖に分解され、小腸を経て、肝臓と筋肉に蓄積されます。

肝臓と筋肉に蓄えた糖質のことをグリコーゲンといい、エネルギーを貯蔵する役割があるといわれています。

食事と食事の間などの空腹時に血糖値が下がると、グリコーゲンが分解され、血液を通して体内に送られ、エネルギーとして働く役割を担っています。

肝臓に蓄積されたグリコーゲンは、血糖値を一定に保つ機能があり、血糖値が下がった空腹時に分解されブトウ糖となり、全身にエネルギーを送り出します。

肝臓のグリコーゲンは、15時間ほど絶食すると尽きてしまいます。

グリコーゲンは筋肉にも蓄積されており、体の筋肉を動かすためのエネルギー源となります。

筋肉は体のいたるところにあるので、肝臓のグリコーゲンのおよそ2倍の量が蓄積されている、といわれています。

筋肉のグリコーゲンは運動時に燃焼されて、消費されていきます。

そのため、運動をしなければ燃焼することなく体に蓄積されたままになります。

糖質の適切な補給はとても大切ですが、過剰摂取によりグリコーゲンが余ると、糖質が脂肪となり、体内に蓄積され肥満などを引き起こすと考えられています。

グリコーゲンは脳を活性化し疲れにくい体を作ります

体内に蓄えられたグリコーゲンは、分解され血液を通して脳に供給されます。

脳のエネルギー源はブドウ糖なので、蓄積されたグリコーゲンの助けで集中力や記憶力を高め、脳の活性化が見込めます。

逆に体内の糖質が不足してグリコーゲンが尽きると、疲れやすく、ストレスを感じることが多くなるといわれています。

また睡眠中は、体は眠った状態であっても、脳は活動を続けるので、エネルギーを消費していると考えられています。

そのため、朝起きたときのブドウ糖は、ほとんど尽きている状態といえるでしょう。

起床時にしっかりと糖質を補給すると、脳の働きを高める効果が得られるそうです。

スポーツ選手の場合は、競技前に、肝臓と筋肉のグリコーゲン貯蔵量を高めることでスタミナを強化するそうです。

グリコーゲンが尽きてしまうと、脂肪を燃焼させるためのエネルギーとしての糖質が不足し、充分な運動が持続できなくなることが考えられるからです。

特に、マラソンや水泳など持久力が求められるスポーツでは、競技1時間前に炭水化物中心の食事を摂取することで体内にグリコーゲンを蓄積し、スタミナ強化を図るそうです。

無理な食事制限はグリコーゲンが不足し筋肉が衰えます


「夕食抜きダイエット」や一品だけを食べる「◯◯ダイエット」など、無理な食事制限を続けると、体内のグリコーゲンが不足し、エネルギーが燃焼しにくい体質に変わることがあります。

一品だけを食べ続ける「○○ダイエット」のように偏った栄養摂取を続けると、体を動かすエネルギーが不足するうえ、さまざまな栄養素が足りなくなり、代謝が下がる体質になる傾向があると考えられます。

「糖質や脂肪の食材はカロリーが高いから」と避けるのではなく、バランスの良い、多品目の食事で、糖質や脂肪も適切に摂取する必要があるでしょう。

また、「夕食抜きダイエット」など食事を抜くダイエットは、食事を抜いた時間だけ、体内のエネルギー倉庫・グリコーゲンからブドウ糖が体内に補給されるため、食事制限が長く続いた場合、体内の極端なグリコーゲン不足をまねく恐れがあります。

体内のグリコーゲンが枯渇した状態が続くと、エネルギー生成のために、筋肉が分解されていくといわれています。

筋肉量が減ると基礎代謝も落ちていき、痩せにくい体質になることが考えられます。

太りにくい体質にするためには、肝臓と筋肉のグリコーゲンを減らした状態で食事をすることをおすすめします。

筋トレなどの運動をして筋肉のグリコーゲンが減少している状態で炭水化物を摂取すると、糖質が余ることなくグリコーゲンとして蓄積されるので、脂肪になりにくいといわれています。

また、糖質を過剰に摂取しないためには、空腹を感じてから食事を摂るのが良いでしょう。

おやつや食事の回数が多いと、肝臓のグリコーゲンが減る前に糖質が補給されていくため、余剰の糖質は脂肪となって体内に蓄積されてしまいます。

グリコーゲンに蓄積できない余分な糖質は脂肪になります

ご飯など炭水化物を摂取すると、糖質が体内でブトウ糖に分解・吸収され、血液に乗り、全身の細胞に送られます。

血液中に溶け出したブドウ糖は「血糖」、血液の糖度は「血糖値」と呼ばれています。

糖質を摂取し、血糖値が上昇すると、すい臓からインスリンというホルモンが分泌され、いろいろな段階を経てブドウ糖が体内に送り出されます。

インスリンの働きで、糖質は体内で消費されますが、余った糖質はグリコーゲンとして肝臓と筋肉に蓄積されるのです。

しかし、それでも余ってしまうほど過剰な糖質を摂取した場合は、インスリンが作用し血糖を脂肪細胞に変えて体内に貯蔵してしまいます。

インスリンは余った糖質を脂肪に変える働きがあり、糖質が多い炭水化物中心の食事や砂糖を大量に使ったスイーツなどを過剰に摂取し続けると、糖質を燃焼することなく体内に脂肪として蓄積してしまうという特徴があります。

脂肪の蓄積は肥満につながり、糖尿病や高血圧、脂肪肝など重篤な病気の原因になることも考えられます。

「早食い」や「ドカ食い」などで大量の糖分を摂取すると、急激に血糖値が乱高下し、動脈硬化の原因になる恐れもあるでしょう。

炭水化物や糖分の摂取を抑えた食生活を送ると、血糖値が安定するので空腹感を抑えることになります。

糖質を抑えた食生活は、体に負担をかけないので肥満や病気の予防に有効でしょう。

(まとめ)食事制限ダイエットでよく聞くグリコーゲンって何ですか?

1. グリコーゲンとは体内で蓄積している糖質です

ご飯などの炭水化物を摂取すると、炭水化物のうちの糖質が体内でブドウ糖に分解され、小腸を経て、肝臓と筋肉に蓄積されます。

肝臓と筋肉に蓄えた糖質のことをグリコーゲンといい、エネルギーを貯蔵する役割があります。

2. グリコーゲンは脳を活性化し疲れにくい体を作ります

体内に蓄えたグリコーゲンは、分解され血液を通して脳に送られるので、グリコーゲンがあれば、集中力や記憶力を高め、脳の活性化が見込めます。

逆に体内の糖質が不足しグリコーゲンが尽きると、疲れやすくストレスを感じることが多くなるといわれています。

3. 無理な食事制限はグリコーゲンが不足し筋肉が衰えます

無理な食事制限で糖質が不足すると、グリコーゲンが枯渇した状態になり、エネルギーを生成するために筋肉が分解されていくといわれています。

筋肉量が減ると基礎代謝も落ちていき、痩せにくい体質になることが考えられるでしょう。

4. グリコーゲンに蓄積できない余分な糖質は脂肪になります

グリコーゲンに蓄積できない余分な糖質は、インスリンが脂肪に変えて体内に貯蔵していくといわれています。

脂肪の蓄積は肥満につながりさまざまな病気につながることもあります。

糖質を抑えた食生活は、肥満の予防に有効でしょう。

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糖質制限は、糖質が含まれる食材を何でも制限する訳ではなく、食べられるお肉もあれば、飲むこともできるお酒もあります。糖質が高い食材、低い食材の基本的な知識をつけていくことでストレスのない糖質制限を続けていくことができるでしょう。

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