正しい食生活をダイエット中に身につければ避けられます
ダイエット中に、目標体重を維持できる正しい食生活を身につけようとすることで、ダイエット終了後も、過食によるリバウンドを避けられるようになります。
短期間で、無理な食事制限ダイエットを何度も繰り返しリバウンドをすることで、痩せにくい体質になるといわれています。
ところで、過食によるリバウンドに陥ってしまう原因を考えたことがありますか?
- 体重が減らなくなってしまうダイエット中の停滞期に、あきらめて過食してしまう。
- 無理な食事制限ダイエットで極度な空腹感におそわれ、我慢できずに過食してしまう。
- さまざまなストレスを溜めてしまい、解消するために過食してしまう。
- ダイエット終了後、太ってしまった原因の食生活に戻してしまい、過食してしまう。
過食によるリバウンドを引き起こす原因はこのようにいくつかあります。
このほか、短期間で無理な食事制限ダイエットをすると筋肉が減少し、基礎代謝が減ってしまい、脂肪が燃焼しにくく、余分な糖質や脂質が蓄積しやすくなります。
過食の上、蓄積しやすいとなると、通常量の食事でも燃焼されにくく、リバウンド傾向になる可能性があります。
過食によるリバウンドを避けるためには、ダイエット終了後も、正しい食事と生活を心がけることです。
脂肪の燃焼や、基礎代謝を維持・UPさせるために、適度な運動も継続的に行いましょう。
目標体重達成までがダイエットと思われがちですが、目標体重を維持することが重要となります。
そのためには、ダイエット中は、痩せるだけではなく、太らない食生活をしっかり身につけて、ダイエット終了後も継続することを心がけましょう。
目次
ダイエット中に、リバウンドしない食事法を身につけましょう
リバウンドをしない食事法で一番大切なのは、朝、昼、晩、3食バランスのとれた食事を適量摂取することです。
無理なダイエットとは、2食や1食しか摂取しないという方法で、これでは空腹を感じやすく、我慢できずについつい過食してしまう傾向になります。
短期間で体重を急激に減少させた場合、体を守ろうとしてホメオスタシスが起動し停滞期になるため、体重がまったく減らなくなる期間があります。
この時に我慢できずにダイエットをやめてしまうと、過食傾向に陥り、リバウンドを起こしてしまう可能性があります。
ダイエット終了後も、食事をする時には、糖質や脂質をとりすぎない、よく噛んでゆっくり食べるように心がける、などを守り、満腹中枢を刺激して過食を防ぎ、体重維持につとめましょう。
肉や魚、大豆など、タンパク質やビタミン類、ミネラル分も、バランスよく摂取し、筋肉量を減らさないような食事を続け、基礎代謝を落とさないようにします。
ダイエット中に、過食にならないような食事法をしっかり身につけ、無理しない範囲で継続することが目標体重の維持につながります。
過食からリバウンドしてしまう原因にストレスがあります
ダイエット中、体重が少しずつでも減っている間は、誰もが「頑張ろう!」とモチベーションが高くなります。
しかし、ダイエット中によくある停滞期に入ると、体重の減少がピタッと止まってしまい、これが何日も続けば不安や苛立ちからストレスを感じるようになります。
体重が減らないことでストレスが溜まっていくと、不満やあきらめなどからついつい食べたい衝動にかられてしまいませんか。
気づけば過食を引き起こしリバウンドしてしまうケースも少なくありません。
ほかにも、甘いものや好きなものを我慢しすぎて、ストレスが溜まり、過食を引き起こしてしまうケースなどがあり、ストレスが原因で過食してリバウンドする場合は多いといわれています。
<ストレスが溜まると、人間はどうして過食に走ってしまうのか?>
ストレスが溜まると、人間はどうして過食に走ってしまうのでしょうか?
それは、炭水化物などに含まれている糖質は脳の栄養ですが、幸福感を伝える神経伝達物質を作りだ、しストレスを軽減させる作用があるからです。
しかし、その反面、高カロリー食でもあるため、体内に脂肪として蓄積されやすいのです。
砂糖依存症にもなりやすいため、リバウンドの原因となる可能性があります。
最近では、糖質制限ダイエットなど、糖質や脂質をほかの食品に置き換えるダイエット方法も多くの人に支持されています。
糖質制限ダイエットは、今までどおり糖質に頼らなくても、いろいろな食べ物に置き換えてしっかり食べられることから、ストレスが溜まりにくいといわれています。
できるだけ、ストレスを溜めないようなダイエット方法を選ぶのもポイントになります。
運動を取り入れたリバウンドしにくい体作りも大切です
リバウンドしにくい体作りをするのに大切なことは、余分な糖質や脂質を摂取しないことですが、ほかにもできることがあります。
脂肪をエネルギーに変え、燃焼させ、基礎代謝を活発にするための「筋肉」を増やすことです。
そのためには無酸素運動と有酸素運動を、バランスよく継続的に行うことです。
無酸素運動は筋肉トレーニングのことをいい、基礎代謝をUPしてくれるといわれています。
有酸素運動は、酸素を多く取り入れながら運動を行うウォーキング、ジョギング、水泳などです。
有酸素運動をすることで脂肪の燃焼が効率よくできるといわれています。
2種類の目的の違う運動をすることでリバウンドしにくい体を作ることができ、また、ダイエットでダウンさせた体重を維持することにつながります。
有酸素運動は苦手、嫌い、面倒という方も当然いると思いますが、通勤・通学の道のりを利用して自然に行うこともできます。
自分の生活パターンを見直し、応用して取り入れましょう。
狭いスペースでも気軽にできる踏み台昇降は、天気にも左右されず、部屋で手軽に行うことができる有酸素運動です。
太もも上げ運動やスクワットなどの無酸素運動は、有酸素運動に比べて、より手軽に行うことができるものです。
リバウンドしにくい体作りのポイントは無酸素運動と有酸素運動を無理せずにバランスよく継続的に続けることにあります。
(まとめ)ダイエット終了後、過食によるリバウンドは避けられますか?
目標体重を維持できる正しい食生活をダイエット中に身につけることで、ダイエット終了後も継続的に無理なく、正しい食生活を行うことができ、過食によるリバウンドを避けることができるでしょう。
また、自分の過食原因となりやすいものを把握しておくことも有効です。
目標体重を達成したダイエット終了後も、体重を維持するため、ダイエット中の食事法を実践し続けるようにしましょう。
ダイエット終了後もそのまま実践するには、ダイエット中に食事の回数、食べ方、栄養バランスなどの食事法を身につけておくことが大切です。
ダイエット中や終了後にストレスを感じると食べる行為に走ってしまいがちです。
つい過食してリバウンドしてしまいダイエットを失敗するケースも少なくありません。
無理な食事制限ダイエットはなるべく避け、ストレスを溜めないようなダイエット方法を実行するようにしましょう。
ダイエット終了後は、食事法の継続だけではなく、無酸素運動や有酸素運動を生活の中に自然に取り入れ、筋肉を増やすことも大切です。
筋肉を増やすことで脂肪の燃焼を助け、基礎代謝をより活発にして消費量を上げることができるからです。