母乳育児中にプチ断食をしてもいいですか?

産後の体調回復を優先、母乳育児中のプチ断食は控えましょう


プチ断食は、1~2食を抜いて短期間で行う断食のことで、自宅で手軽にできるので人気があるようです。

デトックス効果で体がリセットされ、すっきりして体調が良くなるなどの効果が期待できるということで広がっています。

プチ断食の目的は体の調子をととのえることですが、食事を摂らないのでカロリーの摂取量が減り、減量できる場合もあります。

産後のダイエットにプチ断食を取り入れたいと考える方もいるかもしれませんが、産後は、体が特別な状態にありますので、ムリをしないで体調の回復を優先しましょう。

とくに、母乳育児中の方は、プチ断食は控えるようにしましょう。

授乳期は通常よりも多くのカロリーを必要としますし、産後の体調回復のためにも、栄養不足にならないようにすることが大切です。

また、普段よりも空腹を感じやすくなることも多い時期ですが、脂っこいものを食べると乳腺が詰まって炎症を起こすこともありますので、脂肪分の多い食べ物も控えましょう。

産後太りを解消するために食事を調整するなら、食事摂取基準(厚生労働省)などを参照して、必要な食事量の目安を知ることから始めるとよいかもしれません。

軽い運動や骨盤体操などをムリのない範囲で取り入れることもよいでしょう。

授乳期は普段よりも多くのカロリーを摂取する必要があります

厚生労働省による日本人の食事摂取基準(2015年)によると、身体活動レベルがふつう(Ⅱ)の成人女性では、一日に必要なエネルギーは約2000キロカロリーとされています。

授乳期は、より多くのエネルギーを必要としますので、さらに350キロカロリーが必要となります。

厚生労働省、農林水産省による「妊産婦のための食事バランスガイド」を参考にするとよいでしょう。

授乳期は空腹を感じやすく、つい食べ過ぎてしまうこともあるかもしれません。

高カロリーな食品を避けて、和食中心にするなど献立を工夫しましょう。

反対に、体調がすぐれなかったり、赤ちゃんのお世話や家事などに忙しかったりして十分な食事を摂れないこともあるかもしれません。

授乳によって子宮の収縮はすすみ、体の回復を助けることにつながりますので、食べやすいように小さいおにぎりを用意しておくなど工夫してみましょう。

また、水分も多く必要となりますので、しっかりと水分補給をしましょう。

授乳期は栄養バランスに注意して高脂肪の食品は避けましょう


授乳期には、普段の食事よりも栄養バランスに注意して、とくに、タンパク質、カルシウム、カリウム、ビタミンや鉄などの栄養素を摂ることが大切です。

また、妊娠中の体脂肪の蓄積が多く、授乳期は脂肪の摂取量が少ない女性の方が母乳に多くのエネルギー量が移行するという報告もあり、産後の体重の減少と授乳はつながりを持っています。

脂肪の多い高カロリーな食品は避けた方がよいですが、必須脂肪酸は食べ物からしか摂取できませんので、魚や肉、植物油などから摂らなければなりません。

魚には、DHAやEPAといった脂肪酸が多く含まれますのでおすすめです。

食事内容に注目してバランスをととのえ、授乳をしながら自然に妊娠前の体重に戻すことが理想的です。

授乳期は食事量が不足しないことが大切です

プチ断食は、食事を1~2食抜くことで体の不調をリセットする効果が期待できます。

手軽に取り入れることができますので、とても人気がありますが、授乳期はおすすめできません。

母乳は血液から作られていますので、しっかりと食事を摂ることがとても大切です。

また、食事内容が母乳の質に影響するといわれ、授乳期の食事は赤ちゃんの栄養につながります。

授乳時は食事の量が不足しないようにしましょう。

すぐに体重を減らして産後太りを解消したいと思うかもしれませんが、ムリは禁物、食事を抜くことは控えましょう。

体の回復のためにも、急激な体重の変化は好ましくありません。

骨盤体操やストレッチなどの運動を取り入れて、リラックスしながら体を動かすようにして、ゆっくりと体重を減らしていきましょう。

(まとめ)母乳育児中にプチ断食をしてもいいですか?

1. 産後の体調回復を優先、母乳育児中のプチ断食は控えましょう

プチ断食の目的は体の調子をととのえることで、デトックス効果で体がリセットされるなどの効果が期待されます。

産後のダイエットにプチ断食を取り入れたいと考える方もいるかもしれませんが、産後は、体が特別な状態にありますので、ムリをしないで体調の回復を優先しましょう。

とくに、母乳育児中の方は、プチ断食は控えるようにしましょう。

2. 授乳期は普段よりも多くのカロリーを摂取する必要があります

授乳期は、普段よりも多くのエネルギーを必要とします。

空腹を感じやすく、つい食べ過ぎてしまうこともあるかもしれません。

高カロリーな食品を避けて、和食中心にするなど献立を工夫し、しっかりと水分補給をしましょう。

厚生労働省、農林水産省による「妊産婦のための食事バランスガイド」を参考にするとよいでしょう。

3. 授乳期は栄養バランスに注意して高脂肪の食品は避けましょう

授乳期には、食事の栄養バランスに注意して、とくに、タンパク質、カルシウム、カリウム、ビタミンや鉄などの栄養素を摂ることが大切です。

妊娠中の体脂肪の蓄積が多く、授乳期は脂肪の摂取量が少ない女性の方が、母乳に多くのエネルギー量が移行するという報告もあります。

4. 授乳期は食事量が不足しないことが大切です

母乳は血液から作られ、食事内容が母乳の質に影響するといわれますので、授乳期にはしっかりと食事を摂ることがとても大切です。

プチ断食は、食事を1~2食抜くことで体の不調をリセットする効果が期待できますが、授乳期にはおすすめできません。

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