プチ断食中、ピルなど薬を服用しても大丈夫ですか?

副作用を招く恐れがあるため、医師に相談しましょう


「薬を服用中でもプチ断食ができるのか」気になっている人も多いでしょう。

プチ断食とは、「内臓を休める」「デトックスする」という目的のために、短期間食事を抜く健康法です。

プチ断食すると、体重が落ちるだけではなく自分の日常を見直すきっかけになるといわれ、最近ブームとなっています。

では本当に薬を服用しながらでもプチ断食できるのでしょうか。

薬には、発熱や頭痛などを抑える「解熱鎮痛剤」、花粉症などのアレルギー性鼻炎に効く「鼻炎薬」、避妊薬の「ピル」などさまざまな種類がありますが、どのような薬にも病気を治す作用と危険な副作用があります。

とくにプチ断食中は、体が栄養不足の状態となり、薬を吸収する能力が高まります。

そのため危険な副作用を招く恐れがあるのです。

本来、断食は医療行為に近いものです。

プチ断食だからといって、軽く考えないことが大切です。

病気で薬を服用中の場合は、プチ断食は控え医師の指導のもとで正しい生活スタイルを維持しましょう。

またピルのように日常的に服用しなければならない薬がある場合も、プチ断食をするときは必ず医師に相談してください。

食事を抜くと、薬が吸収されやすくなります

毎日の食生活は、薬の働きに影響を与えます。

薬を服用すると、薬の成分は血液にのって全身に運ばれます。

そして薬の一部は、血液中にあるタンパク質とく結合して効きめを失い、残りのタンパク質と結合しなかった薬が、その効果を発揮します。

つまり血液中のタンパク質の量が薬の効果に影響するのです。

ではプチ断食中はどうでしょうか。

プチ断食中は短期間ではありますが食事を抜き、その後はおかゆなど徐々に食事を戻していきます。

当然、体は栄養不足です。

血液中のタンパク質も減り、薬が効きすぎてしまうのです。

もともと食が細い人、ダイエット中の人も注意しましょう。

食事量によって変わる薬の効果

 食事量が多い人が薬を服用
  ↓
 胃・・・・食べ物に邪魔されて、薬の吸収に時間がかる
  ↓
 薬の効きめ・・・・ゆっくり

 食事量が少ない人が薬を服用
  ↓
 胃・・・・薬が胃をすばやく通過して、薬が吸収されやすい
  ↓
 薬の効きめ・・・早い

ピルを服用中のプチ断食は医師から許可をもらいましょう


ピルとは「低用量経口避妊薬」のことですが、その効果は避妊だけではありません。

ピルにはホルモンバランスを整える働きがあるため「生理不順」「生理痛」「PMS」「更年期障害」などの改善にも使われています。

最近、日本でもピルを飲む女性が増えてきています。

このピルの効果を発揮するためには「毎日、同じ時間帯1回1錠を飲むこと」が必須です。

毎日飲む薬だからこそ、プチ断食やダイエットをしようとしている人は、必ず医師に相談してください。

またピルを服用中にそのピル以外の薬を飲む場合も、医師から許可を得る必要があります。

「漢方薬」「栄養ドリンク」「サプリメント」「ハーブティー」などにも気をつけましょう。

セント・ジョーンズ・ワートにご注意

セント・ジョーンズ・ワート(別名:西洋オトギリソウ)とは、イライラや不安など改善するといわれる植物です。

日本では、サプリメントやハーブティーとして発売されています。

しかしセント・ジョーンズ・ワートに含まれる成分は、ピルを含めぜんそくの薬や心臓病の薬などの効果を下げるといわれています。

かかりつけのお医者さんをみつけましょう

昔は、20代で出産し子供も数人いるのが一般的でした。

しかし少子化となった現代はどうでしょうか。

30代、40代での初産も珍しいことではなく、出産が減った分、月経や排卵の回数が増え子宮への負担が大きくなっています。

その結果として現代女性は、ホルモンバランスが乱れやすく病気のリスクも高まっているといわれています。

「ピルを飲む」「飲まない」にかかわらず、女性なら誰でも信頼できる婦人科のかかりつけの医師を持つとよいでしょう。

プチ断食やダイエットをするときも、かかりつけ医師によく相談することをおすすめします。

女性ホルモンの4ステージ

女性ホルモンの分泌量の変化によって起こる
4ステージ 心と体の変化

  1. 月経期(月経が起こる) イライラ・下腹部痛・腰痛・下痢などが起こりやすい
  2. 卵胞期(エストロゲンの分泌量が増える) 体調良く、ダイエット効果が出やすい
  3. 排卵期(排卵が起こる)
  4. 黄体期(プロゲステロンの分泌量が増える) 便秘やむくみが起こりやすい・ダイエット効果が出にくい

(まとめ)プチ断食中、ピルなど薬を服用しても大丈夫ですか?

1. 副作用を招く恐れがあるため、医師に相談しましょう

どのような薬にも病気を治す作用と危険な副作用があります。

とくにプチ断食中は、薬の吸収する能力が高まるため、危険な副作用が起こりやすくなります。

プチ断食だからといって軽く考えず、必ず医師に相談しましょう。

2. 食事を抜くと、薬が吸収されやすくなります

薬を服用すると、薬の一部は血液中にあるタンパク質と結合して効きめを失い、残りのタンパク質と結合しなかった薬がその効果を発揮します。

プチ断食中は、血液中のタンパク質の量が減るため、薬が効きすぎてしまいます。

3. ピルを服用中のプチ断食は医師から許可をもらいましょう

ピルの効果を発揮するためには「毎日、同じ時間帯1回1錠を飲むこと」が必須です。

毎日飲む薬だからこそ、プチ断食やダイエットをしようとしている人は、必ず医師に相談してください。

またピル以外の薬を飲む場合も、医師から許可を得る必要があります。

4. かかりつけのお医者さんをみつけましょう

現代女性はホルモンバランスが乱れやすく病気のリスクも高まっているといわれています。

信頼できる婦人科のかかりつけ医師を持つとよいでしょう。

プチ断食やダイエットをするときも、かかりつけ医師によく相談することをおすすめします。

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