理想的な3日間ヨーグルトプチ断食はどのようなものですか?

ヨーグルトはホットラッシーに。食間はお白湯とホットレモン


食事制限の一種であるプチ断食は、内臓を休めることができ、便秘解消にも効果的とされています。

腸内細菌叢を整えるといわれるヨーグルトを用いた3日間のプチ断食なら、1か月に1度、週末や連休の連続する3日間を使っておこなうことがよいでしょう。

たとえば、次のような方法があります。

 前日の夕食 軽め
 1日目   朝昼晩ともヨーグルト150ℊ程度+α(野菜ジュース、ハチミツなど)
 2日目   朝昼まで1日目と同じ 夕飯は重湯(お粥の上澄み液のみ)
 3日目   朝昼晩ともお粥+α(胃にやさしいおかず)

喉が渇いたら、できるだけ10分沸騰させた「お白湯(さゆ)」を1日1L未満飲みましょう。

熱湯を冷ましたぬるいお白湯は、腸の消耗を防ぎ、栄養を体に定着させるようよく働いてくれます。ただし、1L以上も飲んで栄養を流してしまわないようにしましょう。

食間にどうしてもおなかがすいたら、手づくりのハチミツレモン(漬け)の上澄みをお湯に溶いたホットレモン、あるいは生ハチミツをなめるのもいいようです。

さて、ヨーグルトプチ断食ですが、体にとって問題になるのは、ヨーグルトの冷たさです。

実行されるなら、ヨーグルトは、同量のホットミルクかカルピスなどの温めた乳酸飲料と合わせたホットラッシーにすることを強くおすすめします。

まず間違いなく体によいと考えられる、つくりたてのヨーグルトは温かく、更に、ヨーロッパや中東では温かい料理にヨーグルトを使うことが多いのです。

とても大きい分子のタンパク質は、食べたあと体内で温めるより、食べる前に温めて分子をよく運動させておき、体がよく吸収できるようにすることがよいに違いありません。

冷たいままであった場合、内臓を休めて便秘解消といった目的を達成することが、体にとって、容易ではなくなってしまいます。

乳酸菌といえば、ヨーグルトです

ヨーグルトは有史以前から存在したといわれる、安全な発酵食品です。

日本では飛鳥時代に百済から乳牛が伝来して、酪(らく)、酥(そ)、醍醐(だいご)といった食品が珍重されました。

これらは順に、ヨーグルト、バター、練乳かチーズ、であるようです。

ただその後、仏教の影響で獣の肉は一般的には食べられず、明治時代から乳製品が普及していきました。

現在のように乳製品に囲まれる生活を送るようになってから、もうそろそろ60年ほど経つ、というわけです。

ヨーグルトの定義は「乳に乳酸菌を入れて発酵させた乳製品」で、詳しくは動物の乳に乳酸菌を接種して増殖させ、その乳酸菌が作り出す乳酸で、乳のタンパク質「カゼイン」を変性凝固させたものです。

乳のタンパク質「カゼイン」は、卵白のタンパク質「アルブミン」とは違い、加熱しても固まりません。

乳のタンパク質「カゼイン」は、酸に出合うと固まります。

ヨーグルトとは、タンパク質「カゼイン」と乳酸菌の組み合わせでできる発酵食品です。

ヨーグルトと似た乳製品にチーズがあります。

チーズはヨーロッパにおいて製法ごと、洗練された文化のようになっていますが、その原形は、ヨーグルトが固まった「カード」(凝乳)をガーゼの袋に入れて吊し、水分を除いたものでしょう。

ヨーグルトとチーズの差は、ヨーグルトがなにか動物の乳を乳酸菌で発酵させただけのものであるのに対し、チーズは「カード」(凝乳)をつくるのに、スターターとしての乳酸菌に加え、仔牛の胃から抽出した酵素「レンネット」や、レモンなど酸の強い果物のジュースを凝固に使う点です。

カビを利用する場合は、乳酸菌スターターとともに、カビスターターを投入して発酵を促すそうです。

スターターの乳酸菌は有害微生物の増殖を防いでいます。

ですから、発生的にも含有量からいっても、乳酸菌といえば、ヨーグルトなのです。

多くの人が用いる材料と方法でつくられた新鮮なヨーグルトを用いましょう


空気中には、さまざまな細菌類が浮遊しています。

さまざまな細菌やカビが牛乳の表面に落下すると、タンパク質や乳糖をエサにして、細菌やカビは一気に増殖します。

ところが、空気中には乳酸菌もたくさん存在しているのです。

乳酸菌は、乳糖やブドウ糖を乳酸発酵して乳酸をつくりながら増殖する菌です。

実は、乳酸菌は分裂速度が速く、乳酸を分泌しながら次々と増えていきます。

さて、夏のお弁当を、昼に食べられずに夜開けると異臭がすることがあります―これは腐敗臭です。

ところが、すし飯をお弁当にしていると、そのようなことはありません。

ご飯がお酢でしっかり酸性になっていれば、乳酸菌や酢酸菌、酪酸菌といった細菌以外は、増殖できないのです。

酸性に傾いた牛乳の中では、ボツリヌス菌(偏性嫌気性グラム陽性桿菌、酸素に耐えられない)も、好気性菌(酸素が必要な菌)も、増殖できません。

ヨーグルトは、乳酸菌の純培養と考えても差し支えないほどなのだそうです。

ヨーグルトの中身は、もとの牛乳のうち糖類以外ほぼ変動せず、タンパク質もそのままの量だけ含まれています。

ですので、ヨーグルトは、手づくりでも市販品でも、作ってすぐのものを早めに食べましょう。

手づくりをするなら、多くの人が長期間つくり続けている方法と材料を採用し、衛生的につくることで安全性が担保されるでしょう。

ヨーグルトは、食べるほか、上澄みを化粧水に混ぜて使う方法もあるそうです。

プチ断食中、ごろごろしないことも大切です

おなかいっぱい食べられないプチ断食中は、早いところ眠ってしまいたくなるかもしれません。

ただ、ヨーグルトを温かいラッシーにしてさえ、眠る直前に摂っては、体に少し負担がかかります。

インド大陸の伝統的医学であるアーユルベーダでは、午後3時以降はラッシーも飲まないほうがよいといわれるようです。

昼間に30~40分姿勢に気をつけながら歩くなど体を動かしておけば、夜はしっかり眠たくなるはずです。

ですから、健康的に眠ってしまえるように、逆算して、夕飯のヨーグルト(ホットラッシー)は早めに摂るようにしてみましょう。

このようにすれば、ヨーグルトプチ断食がうまくいくでしょう。

(まとめ)理想的な3日間ヨーグルトプチ断食はどのようなものですか?

1. ヨーグルトはホットラッシーに。食間はお白湯とホットレモン

腸内細菌叢を整えるといわれるヨーグルトを用いた3日間のプチ断食なら、1か月に1度、週末や連休の連続する3日間を使っておこなうことがよいといわれています。

ヨーグルトは、同量のホットミルクかカルピスなどの温めた乳酸飲料と合わせたホットラッシーにすることがおすすめです。

2. 乳酸菌といえば、ヨーグルトです

ヨーグルトとは、動物の乳に乳酸菌を接種して増殖させ、その乳酸菌が作り出す乳酸で乳のタンパク質「カゼイン」を変性凝固させた、発酵食品となります。

ヨーグルトとチーズの差は、ヨーグルトが乳酸菌で発酵させただけのものであるのに対し、チーズはスターターとしての乳酸菌に加えて、酵素やジュースの酸を凝固に使う点です。

発生的にも含有量からいっても、乳酸菌といえばヨーグルトです。

3. 多くの人が用いる材料と方法でつくられた新鮮なヨーグルトを使いましょう

酸性に傾いた牛乳の中では、ボツリヌス菌も好気性菌も増殖できません。

ヨーグルトは、乳酸菌の純培養と考えても差し支えないほどなのだそうです。

しかし、手づくりでも市販品でも、作ってすぐのものを早めに食べましょう。

手づくりをするなら、多くの人が長期間つくり続けている方法と材料で衛生的につくりましょう。

4. プチ断食中、ごろごろしないことも大切です

おなかいっぱい食べられないプチ断食中は早く眠ってしまいたくなるものですが、ヨーグルトを温かいラッシーにしてさえ、眠る直前に摂っては、体に少し負担がかかります。

健康的に眠れるよう昼間は歩き、夕飯のヨーグルト(ホットラッシー)は睡眠から逆算して早めに摂るようにしましょう。

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