プチ断食で宿便を出すことはできる?

プチ断食で宿便と呼ばれる排泄物が出ることがあります


プチ断食を行ってしばらく経つと、臭いの強い黒っぽいヘドロのような便が出ることがあります。

宿便とは、このようになんらかの原因によって大腸内に溜まった便が腐敗したものになり、出てくることです。

滞留便とも呼ばれることもありますが、宿便は医学用語ではなく、医療従事者の中では「そもそも宿便と呼ばれるものは存在しない」とも言われています。

大腸内に溜まってしまった排泄物が一般的に宿便という名称で呼ばれています。

このことからプチ断食によって宿便が出るという表現よりも、滞留した排泄物が出るという表現の方がより正確であると言えるでしょう。

便の色や形などによって腸内環境がわかります

便は腸の筋肉が伸縮を繰り返すことによって、管のようになった大腸内を移動し、やがて肛門へと運ばれていきます。

一般的なイメージでは、宿便はこの曲がりくねった腸のカーブした部分に溜まるとされています。

しかし実際のところ腸は常に動いているため、便が滞留することはまずなく、よって宿便は存在しないというのが医学的な意見です。

私たちが宿便が出たと感じるのは排泄された便の色や形、あるいは臭いで判断するためです。

では色が黒に近く、ドロッとしていて臭いが強い便が出る時とはどのような時なのでしょうか。

便は健康のバロメーターとも言われており、その状態によって現在の腸内環境をある程度知ることができます。

便の色というと茶色を思い浮かべますが、実は茶色の便は食べ過ぎ、飲み過ぎの時に排泄されるものです。

つまり多くの人は無意識のうちに、必要以上の飲食物を口にしていることになります。

正常な便の色は黄褐色になりますが、黄色が強い場合は下痢を起こしている可能性があります。

濃い褐色や黒っぽい便は偏った食事が続いた時、緑色の便は緑黄色野菜を多く食べる人や赤ちゃんに見られるものです。

形状

正常な便はバナナのような形をしており、排泄される時も非常にスムーズです。

泥状や水っぽい便が出る時は、なんらかの原因によって下痢を起こしています。

ウサギの糞のようなコロコロとした便や太くて硬い便は、便秘になっていると考えられます。

臭い

便の臭いのもととなるのは、腸内細菌によってタンパク質が分解された時に発生するスカトール、インドールという物質によるものです。

腸の働きが弱いと臭いも弱く、腸内での滞留時間が長ければなるほど臭いが強くなります。

脂肪便や腸で吸収されなかった炭水化物は発酵して酸性臭がし、肉食に偏ると腐敗臭がしてくるのです。

大腸内に排泄物が溜まってしまう原因があります


お腹が張ったような感じがしたり、おならの臭いが強くなったりする時は、いわゆる宿便が溜まっていることが考えられます。

便がすっきり出なくなってしまうのは、どのようなことが原因となっているのでしょうか。

運動不足

慢性的に運動不足の人は、大腸全体の動きが悪くなることがあります。

太くて硬い便が続く時は適度な筋力トレーニングが効果的です。

便意を我慢する

職場など外出先で便意をもよおしても我慢してしまう人は少なくありません。

自然な生理現象である便意をムリに抑え込んでしまうと、便意が起こりづらい体質になってしまいます。

食事の偏りや過度な食事制限

偏った栄養バランスや行き過ぎたダイエットによって、便が排泄されにくくなることがあります。

食生活の乱れはそのまま腸内環境の乱れに直結しているのです。

高タンパクで低糖質な食事を基本とし、便が出にくいと感じた時はプチ断食を取り入れると腸内環境が改善されるでしょう。

プチ断食で腸内環境を整えましょう

宿便と呼ばれる排泄物を溜め込まない方法のひとつとして、プチ断食があります。

人間の身体は軽い飢餓状態になると、体内に残っている毒素を外へ排出しやすくなるといわれており、その結果、腸内環境を整える効果が期待できます。

断食と聞くとストイックな印象を持たれるかもしれませんが、プチ断食は誰でもすぐに始められるダイエット方法です。

いろいろなやり方がありますが、まずは半日ほど水だけで過ごして食事制限する方法や、数日間酵素ドリンクを飲む方法などがあります。

やりすぎると逆に体調を崩す原因になるので、ムリなく行うようにしてください。

プチ断食をした後の身体は血液と腸が綺麗になっているので、この状態をいかに維持していくかが大切です。

糖質の多い食事や暴飲暴食を避け、適度な運動を取り入れながら、宿便とは縁のない生活を送りましょう。

(まとめ)プチ断食で宿便を出すことはできる?

1.プチ断食で宿便と呼ばれる排泄物が出ることがあります

医学用語として宿便という言葉はなく、大腸内に滞留して腐敗した排泄物が一般的に宿便と呼ばれています。

プチ断食を行うと腸内環境が改善され、この宿便と呼ばれる滞留便が排泄されやすくなります。

2.便の色や形などによって腸内環境がわかります

排泄された便の色や形、臭いから現在の腸内環境をある程度知ることができます。

正常な便は黄褐色でバナナのような形をしており、排泄もスムーズで腐敗したような強烈な臭いも発しません。

3.大腸内に排泄物が溜まってしまう原因があります

大腸内に排泄物が溜まってしまう原因は、運動不足、便意の我慢、食生活の乱れ、過度なダイエットです。

普段の食事は高タンパクと低糖質を意識し、時々プチ断食を取り入れて腸内環境をリセットしましょう。

4.プチ断食で腸内環境を整えましょう

人間の身体は軽い飢餓状態になると体内の毒素を排出しやすくなるので、プチ断食を行うと腸内環境が整いやすくなります。

糖質の多い食事や暴飲暴食を避け、適度な運動を取り入れながら、宿便の悩みを解消しましょう。

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