糖質制限とグリコーゲンにはどのような関係があるの?

グリコーゲンは糖質から合成されるため、糖質の摂取量と関わりがあります


グリコーゲンは、ブドウ糖がたくさん(6千~6万)つながり、約10個ごとに分岐状に連なった物質です。

食事などで摂取された糖質は、体内でブドウ糖など単糖類に分解されたのち小腸で吸収され、血液に溶けて体中に運ばれます。

ブドウ糖はエネルギー源として利用されるほか、筋肉と肝臓ではグリコーゲンとして蓄積されます。

体内のグリコーゲンの8割強は筋肉に蓄積され、必要なときにブドウ糖に分解されてエネルギーとして使用されます。

筋肉に蓄積されたグリコーゲンはエネルギー源となりますが、肝臓に蓄積されたグリコーゲンは、主に血糖値の調整に使用されます。

肝臓では、食後に血糖値が高くなると分泌されるインスリンなどにより、ブドウ糖の放出が抑えられ、グリコーゲンの蓄積が進みます。

逆に血糖値が低くなると、グリコーゲンを分解して血液中に放出、肝臓内グリコーゲンが減少すると肝臓はエネルギー源を中性脂肪に切り替えて、血糖値を安定させます。

一度に蓄積できるグリコーゲンの量には限界がありますので、糖質を多く摂りすぎた場合、余った分は脂肪として蓄積されます。

糖質を余らせないようにし、余分な脂肪の蓄積を防止する効果が期待できます。

グリコーゲンは体内に吸収された糖質から作られます

私たちの体を作る栄養素は、炭水化物、脂質、タンパク質で、体内で様々な経路を経て代謝され、エネルギーを作ります。

炭水化物から食物繊維を引いたものを糖質といい、食事などにより摂取された糖質は体内でブドウ糖などの単糖類に分解され、小腸で吸収されます。

小腸で吸収されたブドウ糖は、血液に溶けて体全体に運ばれ、各組織でエネルギー源として供給された後、余ったブドウ糖はグリコーゲンとして、まず肝臓に蓄積されます。

一度に貯められるグリコーゲンの量には限界があり、肝臓からブドウ糖があふれたら、すい臓からインスリンが分泌され、筋肉細胞と脂肪細胞にブドウ糖が取り込まれます。

筋肉を動かさなければ、筋肉には入らず脂肪として脂肪組織に蓄積され、脂肪細胞も一杯なら、血中にあふれ出て、病的な状態に突入します。

糖質を摂りすぎないようにすることが余分な脂肪を蓄えないことにつながります。

グリコーゲンは筋肉の収縮と血糖値の調節に使われます


グリコーゲンは筋肉と肝臓に蓄積された後は、それぞれ目的に応じて使われます。
筋肉に蓄積されたグリコーゲンを筋グリコーゲンといい、筋肉のエネルギー源として使われ、筋肉の収縮が起こる際に必要となるATP(アデノシン三リン酸)という物質を作ります。

筋肉の運動に必要なブドウ糖が不足したときには、筋グリコーゲンからエネルギー源となるブドウ糖を供給しています。

また、肝臓に蓄積されたグリコーゲンは血糖値を安定させるために使われています。

体内でブドウ糖が使用され血糖値が低くなると、肝臓のグリコーゲンが分解されてブドウ糖として血液中に放出され、各組織にエネルギー源として供給されます。

このほかにも肝臓の様々な代謝や機能を維持するためにも使われており、脂肪やアミノ酸の合成材料にもなっています。

糖質制限によって脂肪を蓄積しにくくする可能性があります

糖質を摂取し、血糖値が一定以上に上昇すると、すい臓からインスリンが分泌されて血糖値が下がり、全身の協力があって血糖値は一定に保たれます。

糖質を過剰に摂りすぎた場合は、血糖値の急上昇に対してインスリンも大量に分泌されます。

インスリンには、エネルギーとして使用されずに余ったブドウ糖を、グリコーゲンや中性脂肪に合成するのを促進する働きもあります。

筋肉を動かさなければ、ブドウ糖は筋肉には入らず、肝臓で中性脂肪が積み込まれた形になって脂肪組織に入りますが、筋肉を動かしていれば、ブドウ糖は筋肉に入ります。

また、血糖値が低かったなら、肝臓は、まず肝臓内グリコーゲンを分解して血液中に放出しますが、グリコーゲンが減少したなら、エネルギー源を中性脂肪に切り替える働きをします。

運動を伴う糖質制限を行うことで、脂肪を蓄積しにくく体脂肪が燃焼されやすくなり、ダイエット効果や肥満予防が期待できます。

(まとめ)糖質制限とグリコーゲンにはどのような関係があるの?

1. グリコーゲンは糖質から合成されるため、糖質の摂取量と関わりがあります

体内に摂取された炭水化物や糖質は、分解されて小腸で吸収され、血液に溶けて体中に運ばれます。

エネルギー源として利用された後の残りは、グリコーゲンとして筋肉や肝臓に蓄積され、さらに余った分は脂肪として蓄積されます。

2. グリコーゲンは体内に吸収された糖質から作られます

グリコーゲンは、エネルギーとして使用されずに余ったブドウ糖から作られ、まず肝臓に蓄積されます。

肝臓からブドウ糖があふれたら、筋肉細胞でグリコーゲンとなったり、脂肪細胞に取り込まれたりします。

筋肉を動かさなければ、筋肉には入らず脂肪として脂肪組織に蓄積します。

3. グリコーゲンは筋肉の収縮と血糖値の調節に使われます

筋肉に蓄積されたグリコーゲンは、筋肉の収縮が起こる際に必要となるATP(アデノシン三リン酸)という物質を作ります。

肝臓に蓄積されたグリコーゲンは血糖値を安定させるために、また、肝臓の様々な代謝や機能を維持するために使われています。

4. 糖質制限によって脂肪を蓄積しにくくする可能性があります

ブドウ糖は、筋肉を動かさなければ筋肉には入らず、(肝臓で形を変えて)脂肪組織に入りますが、筋肉を動かしていれば筋肉に入ります。

また、肝臓は、血糖値が低い場合、エネルギー源を中性脂肪に切り替える働きをします。

運動を伴う糖質制限を行うことで、脂肪を蓄積しにくく体脂肪が燃焼されやすくなります。

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