糖質制限時でも種類を選べばアルコールは飲んでも大丈夫です
糖質制限は、通常のダイエットと違いアルコールも飲めることが特長です。
アルコールの中でも糖質を含まないものや、または糖質が非常に少ないものなら飲むことができます。
ただしアルコールを飲んでもよいとはいっても、飲み過ぎると肝臓に負担がかかるため、摂取量に注意しましょう。
目次
糖質制限時には焼酎などの蒸留酒がおすすめです
糖質制限中でもアルコールは摂取しても問題ありません。
ただしアルコールの中でも、糖質を含まないまたは少ないアルコールを飲むようにしましょう。
糖質の多いアルコールでは、糖質制限の効果を実感できなくなるため注意しましょう。
アルコールには、ビールや日本酒などの醸造酒と、焼酎やウイスキーやブランデーなどの蒸留酒があります。
この中で糖質制限中に飲んでもよいのは、蒸留酒です。
しかし、糖質が多く含まれているものは避けるようにしましょう。
糖質を多く含む醸造酒や甘いお酒、カクテルなどは、残念ながら飲むべきではありません。
日本酒やビールを日常的に飲んでいたような人なら、焼酎やウイスキーに変えるなどして、糖質の少ないアルコールに上手く変えていきましょう。
- ウイスキー(約シングル3杯)糖質0g
- 焼酎(約1/2カップ)糖質0g
- ビール 糖質3.1g
- 日本酒 糖質3.6g
- 果実系カクテル 糖質8.6g
糖質制限中のビール、日本酒、カクテルは控えましょう。
そしてさらにアルコールと一緒に食べるおつまみにも気をつけなければなりません。
当然のことながら糖質の多い食べ物はおつまみに向いておらず、肉や魚やきのこ類など糖質の少ない食べ物を選びましょう。
たとえば、ハムはタンパク質が豊富であり、なおかつ糖質が少ないので、おつまみに最適です。
糖質ゼロと糖類ゼロでは対象とする糖質が異なるため注意しましょう
発泡酒などでは糖質ゼロの商品が登場しており、糖質を含まない発泡酒が飲めるようになりました。
そのおかげで糖質制限をしていても、気にせずに発泡酒を飲むことができます。
糖質ゼロであればノンアルコールのビールテイスト飲料も、飲んでも問題ありません。
このような糖質ゼロタイプの発泡酒は人気があり、そのためか糖質ゼロの日本酒も登場していますが、こちらも糖質制限時に飲んでも問題ありません。
ただし、飲みすぎると肝臓にも負担がかかるので、ほどほどにしましょう。
また、糖質ゼロではなく、糖類ゼロという言葉が似ているアルコールもあります。
この2つの言葉は似ていますが、その中身は違いますので、気をつけてお酒を選んで買うべきです。
実は糖類ゼロというのは、糖質がゼロではなく、100mlあたりの糖質量が0.5g未満のアルコールで表示可能です。
そのため、糖類ゼロのアルコールには糖質は含まれています。
糖質は、ぶどう糖などの単糖類、ショ糖などの二糖類、オリゴ糖などの多糖類、キシリトールなどの糖アルコールに分類され、糖類は単糖類と二糖類のことを指します。
つまりは、糖類ゼロというのは、糖類以外の糖質は含まれているということになります。
この2つの違いをしっかりと理解しておきましょう。
糖質を抑えたいのであれば、糖質ゼロのほうがおすすめです。
蒸留酒を使ったカクテルでも糖質が多いものがあります
カクテルは焼酎やウォッカなどを混ぜて作るお酒であり、蒸留酒のみを使って作ることもできます。
しかし気をつけないといけないのは、果実を混ぜて作るタイプのカクテルであり、果汁には糖質が含まれています。
たとえばスクリュードライバーはウォッカとオレンジジュースを混ぜて作るカクテルですが、多くの糖質を含んでいます。
このようにして果実や果汁を使うようなカクテルは糖質を多く含むことが多いので、代わりにウーロン茶や水などで割って飲むようにすべきです。
またお酒を割って飲むときも、ジュースではなく水や炭酸水など糖質が含まれていないものを使いましょう。
バーなど外に出て飲むようなときも、糖質に注意しましょう。
糖質制限中には、焼酎類・スピリッツ・ワイン・糖質カットのアルコールなどを飲むようにしましょう。
これらをメインにしてフルーツやリキュールを使わないものを注文すると、美味しくお酒をいただけます。
また、トニックウォーターにも糖質が含まれていますので、使用していないカクテルを注文することも大切です
お酒と同様に一緒に食べるおつまみにも気をつけておきましょう。
(まとめ)糖質制限をするとアルコールは飲んでも問題はない?
糖質制限中でも他のダイエットと違いアルコールは摂取しても構いません。
ただしアルコールの種類を選ぶべきであり、糖質の少ないまたは含まれないアルコールを飲むようにしましょう。
糖質制限中には、糖質が含まれないような蒸留酒を摂取すべきです。
焼酎やウイスキーやブランデーなどは糖質が蒸留酒ですが、日本酒などの醸造酒は糖質が多いため飲むべきではありません。
最近は糖質ゼロの発泡酒が登場しており、これは糖質の含まないアルコールです。
似たようなもので糖類ゼロのアルコールもありますが、これは糖質を僅かに含みますので、こちらは摂取しないようにしましょう。
カクテルを飲む場合は、その種類によっても糖質を含む場合があるため注意しましょう。
果実や果汁を使うようなカクテルは糖質を含んであり、このようなカクテルは避けて飲まないようにすべきです。