中性脂肪が気になるので豚肉を食べない方がよいですか?

栄養豊富な豚肉は食べる量と部位に気をつけましょう


豚肉は、脂質が多いイメージですが、脂質の量は部位によってかなり違います。

中性脂肪が気になる方は脂質の少ない部位を食べるようにするとよいでしょう。

豚肉には、良質なタンパク質が含まれ、ビタミンBが豊富です。

特に、ビタミンB1は牛肉の10倍もあり、他の食品と比べても多いといわれています。

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える手助けをする物質でもあるので、体への中性脂肪の蓄積を抑えてくれる、といえます。

また、脳は大量のエネルギーを必要とするため、ビタミンB1によってスムーズに糖質をエネルギーに変えることができると、集中力が増し、精神面でも安定します。

中性脂肪対策を考えるなら、脂質だけではなく糖質の摂取量にも注意が必要です。

なぜなら、とりすぎた糖質も中性脂肪に変えられて体に蓄積されてしまうからです。

豚肉はハムやソーセージなどの加工食品の原料にもなっていますが、これらの加工食品には糖質が多く含まれているのでできるだけ避けるようにしましょう。

また、調理の際には油を使わないように、工夫して中性脂肪対策に取り組んでください。

豚肉の脂質の量は部位によって大きく異なります

家庭でよく食べられている部位の脂質の量を「五訂 日本食品標準成分表」で比較してみると、豚肩ロース肉は100 g中7.8 g、豚ヒレ肉は1.9 gで、同じ豚肉といっても脂質の量が大きく異なることが分かります。

脂質をとりすぎてしまうと、体内でエネルギーとして消費されずに残った脂質は中性脂肪に変えられて蓄積されてしまいます。

中性脂肪は、体温保持やエネルギーの貯蔵というような体にとって重要な役割をもつ物質ですが、メタボや動脈硬化の原因にもなるので、高くなりすぎないように注意が必要です。

加齢によって代謝が低下すると、体内で消費できるエネルギーが少なくなってしまうため、同じ食生活を続けていても中性脂肪が高くなりがちです。

豚肉を食べる際には、脂質の少ない部位を中心にし、食べすぎには十分気をつけましょう。

また、調理法にも工夫が必要です。

せっかく部位に気をつけても、揚げ物ばかり食べてしまうと中性脂肪対策の効果が上がらなくなってしまうので、ゆでる、蒸すなど、油を使わない調理方法を積極的に活用しましょう。

また、豚肉はハムやソーセージなどの原料にもなっていますが、これらには糖質が多く含まれているので、注意が必要です。

豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれています


豚肉には牛肉の約10倍ものビタミンB1が含まれています。

他の様々な食品と比べても100 g当たりのビタミンB1の含有量は最も多いそうです。

ビタミンB1はうなぎやたらこ、いくらなどにも比較的多く含まれていますが、価格や摂取しやすさから考えても豚肉はビタミンB1の日常的な摂取に役立つといえます。

ビタミンB1は、体内の糖質がエネルギーに変えられるのを助けるはたらきを担っている補酵素です。

このため、ビタミンB1が不足すると体内ではエネルギー不足の状態になり、疲労を感じます。

ビタミンB1は私たちの体を動かす原動力を生むために不可欠であるといえます。

ビタミンB1を十分摂取して糖質をエネルギーに変え、中性脂肪の蓄積を防ぎましょう。

また、ビタミンB1は、脳の健康にも重要な役割を果たしています。

脳は糖質を主なエネルギー源とする大量のエネルギーを必要としています。

ここでビタミンB1の不足によりエネルギーが十分に得られないと、集中力の低下や精神面の不安定さを引き起こします。

豚肉を上手に摂取して、心と体にエネルギーを充足しましょう。

良質なタンパク質と食物繊維を中心に献立を考えましょう

中性脂肪の元になる物質は脂質だけではありません。

「糖質」も、とりすぎるとインスリンのはたらきで中性脂肪への変換が促進されます。

食事を考えるときには、「良質なタンパク質と食物繊維」を中心に献立を考えるようにしましょう。

その際には低糖質食品への置き換えなどを活用するのもよいでしょう。

中性脂肪が気になるから肉を食べてはいけないと考えるのではなく、前述のように、豚肉には良質なタンパク質と、糖質をエネルギーに変える手助けをするビタミンB1が豊富に含まれています。

部位と量に気をつけて、調理方法を工夫しながら豚肉を積極的に活用して、中性脂肪を高めないようにしましょう。

特に、しゃぶしゃぶは油を使わない調理方法で、旬の野菜も一緒にたくさん食べることができるので、おすすめです。

また、食事に気をつけるだけではなく、継続的に運動することも忘れないようにしましょう。

(まとめ)中性脂肪が気になるので豚肉を食べない方がよいですか?

1. 栄養豊富な豚肉は食べる量と部位に気をつけましょう

豚肉の脂質の量は、部位によってかなり違います。

中性脂肪が気になる方は、同じ量なら肩ロースよりヒレなどと脂質の少ない部位を食べるようにするとよいでしょう。

豚肉には良質なタンパク質が含まれ、糖質をエネルギーに変えるときにはたらくビタミンB1も豊富です。

2. 豚肉の脂質の量は部位によって大きく異なります

豚肉を食べる際には、脂質の少ない部位を中心にして、食べすぎには十分気をつけましょう。

ゆでる、蒸すなど油を使わない調理方法を積極的に活用しましょう。

加工食品には中性脂肪の元になる糖質が多く含まれているので気をつけてください。

3. 豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれています

豚肉は最もビタミンB1の含有量が多い食品です。

ビタミンB1は、体内の糖質がエネルギーに変えられるのを助けるはたらきを担う補酵素です。

ビタミンB1は私たちの体を動かす原動力を生むために不可欠であるといえます。

4. 良質なタンパク質と食物繊維を中心に献立を考えましょう

中性脂肪の元になる物質は脂質だけではありません。

糖質も、とりすぎるとインスリンのはたらきで中性脂肪への変換が促進されてしまいます。

食事を考えるときには、「良質なタンパク質と食物繊維」を中心に献立を考えるようにしましょう。

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