バターを食べると中性脂肪が増えるのですか?

バターの脂質は中性脂肪ですから、摂る量に注意しましょう


バターは、栄養成分のほとんどが脂質ですが、ビタミンAやビタミンEも含む栄養価の高い食品です。

脂質は私たちの体にとって重要なエネルギー源となるうえ、脂溶性ビタミンや必須脂肪酸の摂取にも不可欠ですので、摂取量が少なすぎると健康に良くない影響を及ぼす場合もあります。

しかし、摂りすぎると体脂肪として蓄積されて肥満の一因となりますので、摂取量には注意が必要です。

また、脂質の摂りすぎだけが中性脂肪を増やすわけではありません。

糖質の過剰摂取もまた、中性脂肪を増やす原因です。

私たちの体には、エネルギーを消費する順番があり、糖質、脂質、タンパク質の順になりますので、糖質を摂りすぎると、脂質の燃焼を妨げることになってしまいます。

糖質制限なら、糖質を控えるか低糖質の食品に置き換えたるだけでよく、生活に取り入れやすいので、必要な栄養素は摂りながら健康的に痩せる効果が期待できます。

中性脂肪の蓄積を予防または改善するためには、食事内容を見直して、バランスの取れた献立にすることが大切です。

バターの主成分は脂質で、他に脂溶性ビタミンも含まれます

牛乳を原料とするバターには、乳脂肪に由来する脂質をはじめ、様々な栄養素が含まれています。

食品に含まれる脂質や体脂肪のほとんどは中性脂肪とよばれる物質で、グリセリンという物質に3本の脂肪酸が付いた形となっています。

脂肪酸は細胞を形作るために必要な、体をつくるために不可欠な物質ですが、それだけでなく、エネルギー源としても使われます。

バターにはビタミンAやE、カルシウムの吸収を効率よく行うためのビタミンDが含まれ、有用な栄養素を多く含んでいます。

しかし、主成分は脂質ですから、1食分(10g)で約75キロカロリーと高く、摂りすぎて余った分が体脂肪として蓄積されてしまいますので、摂取量には注意が必要です。

バターの過剰摂取でコレステロールが増えることがあります


脂肪酸は構造の違いから、常温で個体となる飽和脂肪酸と常温では固まらない液状の不飽和脂肪酸に分けられます。

動物性の脂肪には飽和脂肪酸が多く、バターの脂肪酸も飽和脂肪酸です。

飽和脂肪酸を摂りすぎると、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が増える原因の一つとなり、生活習慣病を引き起こすリスクが高くなります。

生活習慣病の大本となる中性脂肪が増える原因には、甘いものや油っこいものなどカロリーの摂りすぎがありますから、食事内容を見直し、こうした食品を摂りすぎないようにすることで、中性脂肪を減らすことができます。

さて、脂肪酸はその構造上からシス型とトランス型に分けられ、トランス型脂肪酸の摂りすぎもLDLコレステロールを増やすといわれています。

トランス型の脂肪酸は植物性の油脂に多く含まれますが、牛や羊などの反芻動物では胃の微生物のはたらきによってトランス型脂肪酸がつくられるため、バターにもトランス脂肪酸が含まれています。

糖質制限と継続的な運動で中性脂肪を減らしましょう

脂質の摂りすぎの他にも、甘いものや炭水化物の摂りすぎも中性脂肪を増やす原因となります。

摂取された糖類や炭水化物は、体内で分解されて糖質となりエネルギー源として利用されますが、消費されずに余ると中性脂肪にかえられて蓄積されます。

体内で分解された糖質のうち、ブドウ糖は血液を通じて各組織に運ばれますが、血液中のブドウ糖(血糖)の量をコントロールするためにインスリンが分泌されます。

インスリンには、ブドウ糖を中性脂肪にかえるはたらきもありますので、糖質を控えることが中性脂肪の蓄積を予防することにつながります。

ですから、糖質の過剰摂取を控えることで中性脂肪を減らすことができると考えられます。

食事内容を見直して糖質を控え、運動を併せることで中性脂肪の蓄積を予防しましょう。

(まとめ)バターを食べると中性脂肪が増えるのですか?

1. バターの脂質は中性脂肪ですから、摂る量に注意しましょう

バターの主成分となる脂質は、私たちの体にとって重要なエネルギー源となるうえ、脂溶性ビタミンや必須脂肪酸の摂取にも不可欠な物質です。

しかし、摂りすぎると消費されずに余った分が体脂肪として蓄積されて肥満の一因となりますので、摂取量には注意が必要です。

2. バターの主成分は脂質で、他に脂溶性ビタミンも含まれます

牛乳を原料とするバターには、乳脂肪に由来する脂質をはじめ、ビタミンAやE、カルシウムの吸収を効率よく行うためのビタミンDなど様々な栄養素が含まれています。

しかし、バターは1食分(10g)で約75キロカロリーと高く、摂取量には注意が必要です。

3. バターの過剰摂取でコレステロールが増えることがあります

動物性の脂肪には飽和脂肪酸が多く、バターの脂肪酸も飽和脂肪酸で、摂りすぎるとLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が増える原因の一つとなり、生活習慣病を引き起こすリスクが高くなります。

また、バターに含まれるトランス型脂肪酸の摂りすぎもLDLコレステロールを増やすだろうといわれています。

4. 糖質制限と継続的な運動で中性脂肪を減らしましょう

脂質の他、甘いものや炭水化物の摂りすぎも中性脂肪を増やす原因です。

過剰に摂取された糖類や炭水化物は、消費されずに余ると中性脂肪として蓄積されます。

食事内容を見直して、糖質を控え、運動を併せることで中性脂肪の蓄積を予防しましょう。

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