ビタミンが不足すると中性脂肪の値は高くなりますか?

はい、中性脂肪を下げるにはビタミンを積極的に摂ること


健康診断で中性脂肪の値が高いと気になるものです。

中性脂肪が高くなる原因の多くは、炭水化物の過剰摂取と栄養バランスの悪い食生活にあるといわれています。

炭水化物に含まれる糖質は体を動かすエネルギー源になる大切な栄養素です。

しかしながら、過剰摂取するとエネルギーとして消費しきれず体内で中性脂肪となって蓄積されていきます。

中性脂肪を溜めない体を作るためには、脂肪がつきにくく、エネルギーとして燃焼させる代謝の高い体質作りがポイントになります。

そこで、大切になるのがビタミンです。

中性脂肪を下げるためには、ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンCを含む食品を積極的に摂るよう意識しましょう。

ビタミンB群は、レバー類、カツオ、納豆などに多く含まれ、脂肪の代謝をアップする効果が期待できます。

ビタミンEは、アーモンド、カボチャ、鮎などに多く含まれ、抗酸化作用で細胞の酸化を防ぎ動脈硬化を予防します。

ビタミンCは、ブロッコリーや果物に多く含まれ、血液中のコレステロールを減らす働きに作用します。

ビタミンは、不足しがちになる栄養素なので食品から意識的に摂取するよう心がけましょう。

ビタミンB群の「パントテン酸」は中性脂肪を改善します

ビタミンB群は、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、葉酸、ビオチン、パントテン酸に分けられ、糖質、脂質、タンパク質の代謝を促進する作用があります。

なかでもパントテン酸は、脂質の代謝を上げる効果が高く、中性脂肪の減少につながります。

パントテン酸は、さまざまな食品に含まれているため、通常の食生活であれば特に意識をしなくても不足することはないといわれています。

ですが、鶏・豚・牛のレバー、たらこ、卵黄、納豆、干しシイタケなどが、含有量が特に多い食品としてあげられています。

パントテン酸は、水溶性ビタミンのため、水に溶けやすい性質があり体のなかに溜めることができない成分です。

熱、酸やアルカリとも相性が悪いので、調理の際は加熱時間をできるだけ短くし、煮込み料理などは汁も一緒に摂るなど工夫をすると良いでしょう。

また、カフェインやアルコールはパントテン酸の吸収を悪くするといわれています。

コーヒーやお酒を飲む際は、意識的にパントテン酸を多く含む食材を摂取すると中性脂肪値の改善が期待できます。

中性脂肪の酸化を防ぐビタミンE、ビタミンC


中性脂肪やコレステロールなどの脂質は、体内の細胞で作られた活性酸素により酸化すると、過酸化脂質へと変化します。

過酸化脂質は、体にとって有毒な物質で血管細胞にダメージを与えてしまい、動脈硬化につながる恐れがあるといわれています。

そこで、中性脂肪やコレステロールの酸化を防ぐためには、抗酸化作用の高いビタミンE、ビタミンCの摂取が重要になります。

ビタミンE、ビタミンCは、細胞で生成された活性酸素を回収して分解し、抗酸化作用により中性脂肪とコレステロールの酸化を防ぐ働きをもたらします。

中性脂肪の値を直接的に改善する効果があるわけではありませんが、悪玉コレステロール(LDL)と中性脂肪の酸化を防ぐことで、肥満や動脈硬化などの生活習慣病の予防につながります。

なお、ビタミンE、ビタミンCは、一緒に摂取することで、より効果が高まるといわれています。

効果的な摂取方法は、ビタミンの種類により異なります

ビタミンのもつ成分の特徴により、効率的な摂取方法が異なります。

パントテン酸やビタミンCは水溶性ビタミンのため、水に溶けてしまう栄養素です。

煮物にするよりも、蒸し料理にするほうが、栄養成分を多く摂取できるでしょう。

また、ビタミンCを多く含むブロッコリーなどの緑黄色野菜やレモン、イチゴといった果物は、水洗いをしすぎたり、水につけておいたりすると、ビタミンが溶けて栄養が残らなくなるので注意が必要です。

ビタミンEは、熱に強く、油との相性が良い栄養素です。

ほうれん草などの野菜をビタミンEが多く含まれるひまわり油で炒めるのもおすすめです。

ただし、炒める油に含まれる脂質やビタミンCを含む果物がもつ果糖は、中性脂肪を増加させる原因でもあります。

なるべく糖や脂質を含まない食材から摂取すると、中性脂肪値の改善が期待できます。

植物性食品である納豆は、ビタミンB群だけでなくタンパク質を多く含み、ホルモンのバランスや胃腸を整える効果も期待できます。

朝食に取り入れるなど、習慣的に摂取する工夫をすると良いでしょう。

(まとめ)ビタミンが不足すると中性脂肪の値は高くなりますか?

1. はい、中性脂肪を下げるにはビタミンを積極的に摂ること

中性脂肪を溜めない体を作るためには、脂肪がつきにくくエネルギーとして燃焼させる代謝の高い体質作りがポイントになります。

中性脂肪を下げるためには、ビタミンB群、ビタミンE、Cを含む食品を積極的に摂るよう意識しましょう。

2. ビタミンB群の「パントテン酸」は中性脂肪を改善します

ビタミンB群は、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、葉酸、ビオチン、パントテン酸に分けられ、糖質、脂質、タンパク質の代謝を促進する作用があります。

なかでもパントテン酸は、脂質の代謝を上げる効果が高く、中性脂肪の減少につながります。

3. 中性脂肪の酸化を防ぐビタミンE、ビタミンC

中性脂肪やコレステロールなどの脂質は、体内の細胞で作られた活性酸素により酸化すると、過酸化脂質へと変化します。

中性脂肪やコレステロールの酸化を防ぐためには、抗酸化作用の高いビタミンE、ビタミンCの摂取が重要になります。

4. 効果的な摂取方法は、ビタミンの種類により異なります

パントテン酸やビタミンCは水溶性ビタミンのため、水に溶けてしまう栄養素で、ビタミンEは、熱に強く、油との相性が良い栄養素です。

納豆など糖や脂質を含まない食材を選び、効率的にビタミンを摂取すると、中性脂肪値の改善が期待できます。

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