クエン酸を摂ると中性脂肪が減り、ダイエットできますか?

クエン酸の摂取で中性脂肪値が改善するわけではありません


「クエン酸は体によい」と、聞いたことはありませんか?

レモンやグレープフルーツ、梅干しなど酸っぱい食品に含まれるクエン酸は、ダイエット効果があり健康にもよいと思っている方は多いかと思います。

しかしながら、クエン酸単体だけを摂取しても、中性脂肪の改善や痩せる体質作りにはつながりません。

ビタミン、ミネラル、糖質などと一緒に摂取するほうが、クエン酸の働きを効果的に発揮できると考えられています。

特に炭水化物などの糖質とクエン酸を一緒に摂取すると、糖をエネルギーに変換する「クエン酸回路(TCAサイクル)」という働きが活性化するといわれています。

糖質は、過剰摂取すると中性脂肪になって体内に蓄積していきます。

中性脂肪を溜めないためには糖を分解し、エネルギーとして燃焼させる代謝の高い体が必要になります。

食事や運動の前後にクエン酸を摂取すると、糖をエネルギーに変換させる働きをサポートし、代謝を高めダイエットにもつながります。

他にも、クエン酸を上手に摂取すると疲労回復や尿酸値の減少、ビタミンB群やミネラルの吸収率アップなどの作用があるといわれています。

クエン酸が体によいといわれるのには理由があります

クエン酸は、ダイエットや健康効果が期待できる成分として注目されています。

食欲増進と疲労回復を促し、代謝の高い痩せる体質になる作用があるといわれているからです。

クエン酸は、酸の働きで、だ液や胃液の分泌を促し、食欲を増進させる効果があります。

そのため、食欲不振や夏バテなどで食べられないときは、梅干しやレモンなどの酸味の刺激で食欲がわいてくるそうです。

食欲不振が続くと体は栄養不足となってしまい、脂肪をため込みやすく燃焼しにくい体質になっていきます。

痩せる体質を作るためには、栄養バランスのよい食事を1日に3回きちんと摂取することが不可欠です。

クエン酸と一緒に、適量の炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂取することを心がけましょう。

また、クエン酸を摂取すると、糖質・脂質・タンパク質の代謝に関わる、最も重要な生化学反応回路「クエン酸回路」が活性化され、代謝がアップし、疲労回復効果をもたらします。

クエン酸回路の働きが低下していくと、糖を分解した後に残る焦性ブドウ糖(ピルビン酸)が余り、最終的に、乳酸とヒドロン(hydron、H+)が残って、体内に溜まります。

しかしこれはクエン酸などが不足している中で、細胞外に溜まったカリウムイオン(K+ )やリン酸が運動後の疲労感や筋肉痛を悪化させることを防ぐために備わった人体のしくみといわれています。

乳酸は疲労の原因ではなく、小さなエネルギー源であり、疲労を最小限に留めるために作られたものだという話です。

クエン酸があればよいのです。

クエン酸は、クエン酸回路(TCAサイクル)を活性化します


糖をエネルギーに変換するクエン酸回路の働きは、ミトコンドリアで行われています。

クエン酸回路で、エネルギー生成を活発にするためにはクエン酸の役割が重要です。

クエン酸が不足し、クエン酸回路の働きが悪くなると、疲れやすく代謝が下がるため体の活動量そのものが低下していきます。

すると、摂取した糖質や体内に蓄積されている中性脂肪が燃焼されづらく、肥満につながることも考えられます。

クエン酸の1日の摂取量は、通常であれば2g、疲労度が高いときや運動をするときは5gが目安となります。

梅干し1個で約0.5g、レモンやグレープフルーツ1個で約4gのクエン酸が含まれていると算出されています。

適正な摂取量を守り、生活習慣に合わせて、体に負担がかからないよう食物からクエン酸を補給するよう意識しましょう。

クエン酸を多く含む食品を、効果を高める摂取方法で

クエン酸を多く含む食材は、「酸っぱい」感覚のある食べ物に多く含まれます。

レモン、グレープフルーツは一番多く、いちご、キウイ、パイナップルなどの果物や梅干し、酢などにも含まれます。

酸味が強いものばかりなので、苦手意識がある方も少なくないかもしれませんが上手に取り入れることで疲労を軽減させ、代謝をアップする効果につながります。

糖質を効果的にエネルギーに変換するには、運動前にクエン酸を摂取するとよい結果が期待できます。

クエン酸は、摂取してから約1時間で活性化するといわれているため、運動開始予定から逆算して摂るように意識しましょう。

また、クエン酸単体で摂取してもあまり効果を引き出すことはできません。

糖質、タンパク質、ビタミン、ミネラルと一緒に摂取すると、クエン酸回路の働きを活性化させることにつながります。

特に、肉類や納豆などビタミンB群の食品と一緒に摂取すると吸収がアップするといわれています。

果物は、果糖と一緒にクエン酸を摂取できます。

主菜では、ささみのフライや豚肉のソテーにレモン果汁をかけるなどの工夫をするとよいでしょう。

日常生活に上手に取り入れて、代謝の高い体質作りを目指しましょう。

(まとめ)クエン酸を摂ると中性脂肪が減り、ダイエットできますか?

1. クエン酸の摂取で中性脂肪値が改善するわけではありません

クエン酸単体だけを摂取しても、中性脂肪の改善や痩せる体質作りにはつながりません。

糖質などの栄養とクエン酸を一緒に摂取することで、糖をエネルギーに変換するクエン酸回路の働きが活性化し、代謝の高い体を作るといわれています。

2. クエン酸が体によいといわれるのには理由があります

クエン酸は、食欲増進と疲労回復を促し、糖質・脂質・タンパク質の代謝に関わる最も重要な「クエン酸回路」を活性化する作用があるといわれています。

クエン酸と一緒に、適量の炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂取することを心がけましょう。

3. クエン酸は、クエン酸回路(TCAサイクル)を活性化します

クエン酸回路で、エネルギー生成を活発にするためには、クエン酸の量が重要です。

クエン酸が不足してクエン酸回路の働きが悪くなると、疲れやすく代謝が下がっていきます。

適正量を守り、食事からクエン酸を補給するよう意識しましょう。

4. クエン酸を多く含む食品を、効果を高める摂取方法で

クエン酸を多く含む食材は、レモン、グレープフルーツが一番多く、いちご、キウイ、パイナップルなどの果物や梅干し、酢など、酸っぱいものに多く含まれます。

摂取してから約1時間で活性化するため、運動開始前に摂るとよいでしょう。

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