中性脂肪を減らすためにパンは食べない方が良いのですか?

低糖質のパンに置き換えるなど、主食の内容を見直しましょう


近年、食の欧米化が進むとともに食生活が豊かになってきました。

それに伴って肥満体型の人が増加し、最近ではメタボリック症候群が問題視されています。

血液中の脂質の濃度が基準値を超えると、脂質異常症とよばれ、動脈硬化性疾患になるリスクが高まります。

脂質異常症の改善には、摂取する食事のバランスをととのえることが必要です。

伝統的に食べられてきた精製度の低い穀類や大豆、野菜、海藻、きのこ類などを使った和食を中心とした食には、食物繊維が豊富に含まれていますので、厚生労働省によっても勧められています。

米食が減ってパンを食べる方は増えていますが、いずれにしても炭水化物が多く含まれており、摂取すると分解されたブドウ糖がエネルギー源となり、消費しきれずに余った分は中性脂肪として蓄積されてしまいます。

小麦粉からつくられるパンは、粒のまま食べるご飯に比べて、消化吸収されやすく、血糖値が上昇しやすいといわれています。

血糖値が上昇すると膵臓からインスリンが分泌されますが、インスリンには糖質を中性脂肪にかえる働きもありますので、糖質の過剰摂取が中性脂肪を増やす一因となってしまいます。

糖質を控えることで、脂肪の蓄積を予防または解消できると期待できます。

パンには様々な種類があり、全粒粉やふすまなどを使用したパンには食物繊維が多く含まれています。

低糖質のパンも市販されていますので、上手に利用すると良いでしょう。

パンに限らず糖質の過剰摂取が中性脂肪の増加の一因です

中性脂肪を増やす一因に、摂取するエネルギーが消費するエネルギーよりも多いことがあります。

主食にパンやご飯をたくさん食べている方は、炭水化物(糖質)が中性脂肪を増やす一因となっていますので、摂取量に注意しましょう。

糖質を控えることで、エネルギーの過剰摂取にならないようにすることができます。

また、血糖値の上昇が緩やかになるとインスリンが過剰に分泌されることもなくなります。

インスリンには、糖質を中性脂肪にかえる働きがありますので、中性脂肪の蓄積の予防、解消につながります。

私たちの体は、エネルギーを消費する順番があり、糖質、体脂肪、タンパク質の順となっていますので、糖質を摂りすぎてしまうと、体脂肪を燃焼する順番が回ってこないことになります。

糖質を控えることが、中性脂肪を燃焼する手助けとなっています。

パンには、炭水化物の他にタンパク質なども含まれています


パンには、炭水化物の他にもタンパク質やビタミン、ミネラルも含まれています。

厚生労働省の食事摂取基準から「食パン」に換算した炭水化物の一日の適正な摂取量は、成人男性120g、成人女性60gということです。

しかし、中性脂肪を増やさないために食事内容を見直す際には、主食に何を食べるかに気を配る必要があります。

同じ穀物でも粉にしたものの方が、粒のままのものよりも消化吸収されやすく、血糖値の上昇、インスリンの過剰分泌につながってしまいます。

粒のままの穀類の方が、体内で水分を保持しやすいため、満腹感が得られやすいともいわれています。

最近では、低糖質のパンや全粒粉のパンなどが多く市販されていて、スーパーやコンビニでも手軽に手に入れることができるようになっています。

主食にパンを食べる場合は、このような食品を利用することで、簡単に糖質の摂取量を減らすことができます。

菓子パンは糖質が多いのでなるべく控えるようにしましょう

朝食や間食に手軽に食べられる菓子パンですが、糖質が多いのはいうまでもありません。

菓子パンだけで食事を済ますと、摂れる栄養素がほとんど炭水化物のみとなってしまい偏ってしまうことも、良くありません。

ヘルシーなイメージのある和菓子でも、小豆には糖質も多いので中性脂肪を増やさないようにするためには避けた方が望ましく、あんぱんも避けた方が良いでしょう。

パンには、いろいろな種類がありますので、ふすまや全粒粉の入ったパンに変えることでも糖質の摂取量を減らすことができます。

また、パンを変えるだけではなく、野菜や肉・魚と組み合わせた献立にしていく方が良いでしょう。

そして、量を食べ過ぎないことも大切です。

バランスの取れた食事に、継続的な運動をあわせて行い、太りにくい体づくりを目指しましょう。

(まとめ)中性脂肪を減らすためにパンは食べない方が良いのですか?

1. 低糖質のパンに置き換えるなど、主食の内容を見直しましょう

パンには炭水化物が多く、エネルギー源となりますが、消費しきれずに余った分は中性脂肪として蓄積されてしまいます。

血糖値が上昇するので膵臓からインスリンが分泌されますが、インスリンには糖質を中性脂肪に変える働きがあります。

糖質を控え、脂肪の蓄積を予防または解消しましょう。

2. パンに限らず糖質の過剰摂取が中性脂肪の増加の一因です

主食にパンやご飯をたくさん食べている方は、中性脂肪を増やす一因となりますので、摂取量に注意しましょう。

糖質を控えることで、エネルギーの過剰摂取にならないようにすることができます。

私たちの体は、糖質、体脂肪、タンパク質の順にエネルギーを消費しますので、糖質を控えることが、中性脂肪を燃焼させる手助けとなっています。

3. パンには、炭水化物の他にタンパク質なども含まれています

パンには、炭水化物の他にもタンパク質やビタミン、ミネラルも含まれています。

最近では、低糖質のパンや全粒粉のパンなどが市販され、手軽に手に入れることができます。

主食にパンを食べる場合は、このような食品を利用して、簡単に糖質の摂取量を減らすことができます。

4. 菓子パンは糖質が多いのでなるべく控えるようにしましょう

朝食や間食に手軽に食べられる菓子パンですが、糖質が多いのはいうまでもありません。

ふすまや全粒粉の入ったパンに変えることでも糖質の摂取量を減らすことができます。

野菜や肉・魚と組み合わせて、量を食べ過ぎないようにしましょう。

バランスの取れた食事と運動で、太りにくい体づくりを目指しましょう。

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