中性脂肪を減らすためにはご飯は食べない方がよいのですか?

量を減らすか低糖質の食品で中性脂肪の蓄積を予防しましょう


糖質制限というと、ご飯やパンなどの炭水化物を多く含む食品を食べないようにすること、と考える方も多いかもしれません。

たしかに、主食となる食品には糖質が多く含まれていますので、とり過ぎるとエネルギー摂取量が過剰になってしまいます。

余ったエネルギーは中性脂肪として蓄積されて肥満の一因となりますので、ダイエット目的の糖質制限では、ご飯を食べ過ぎないようにすることが大切です。

糖質制限では、糖質の摂取量を控えてエネルギーの過剰摂取を防ぐことで脂肪の蓄積を予防すること、血糖値の上昇を抑えることでインスリンの分泌を抑制することを基本の考え方にしています。

しかし、体を動かすため、代謝および体内活動にはエネルギーが必要ですので、糖質制限でエネルギー不足とならないように栄養バランスのよい食事をとることはとても大切です。

私たちの体はエネルギーを消費する優先順位があり、糖質、体脂肪、筋肉からの順といわれていますので、糖質を摂らないようにすることで、体脂肪の消費を促すことにもつながります。

そして、エネルギー不足にならないようにするためには、脂肪やタンパク質を含む食品もしっかりとるようにしましょう。

ご飯はミネラル等も含むのでとらない方がよいとはいえません

ご飯には炭水化物の他にもタンパク質やビタミン、ミネラルも含まれていますので、栄養バランスのよい食品といえます。

ですから、ダイエット目的の糖質制限の場合にも、ご飯を全くとらない方がよいとはいえないのです。

炭水化物を体内でエネルギーとして消費するためにはブドウ糖に分解する必要がありますが、ご飯は、粒のまま食べるため、パンなどに比べると消化・吸収がゆっくりと進みます。

腹持ちがよくなれば、お腹がすきにくくなって、間食をしなくて済むかもしれません。

また、エネルギーを摂取して血液中のブドウ糖量(血糖値)が増えると血糖値を一定にするためにインスリンが分泌されますが、インスリンには糖質を脂肪にかえて蓄積する働きもあります。

ご飯は、食べた後の血糖値の上昇が比較的ゆっくりですので、脂肪の蓄積を予防する効果も期待できます。

ご飯の代わりにエネルギー源となる食品をとることが大切です


ダイエット目的で糖質制限をする場合、普段、ご飯を食べ過ぎる傾向にあるなら、やはり減らした方がよいでしょう。

味の濃いおかずなどで何杯もご飯をおかわりして食べたり、麺類とご飯の組み合わせの献立ばかり選んで食べたりすることは、糖質を過剰に摂取することになってしまいます。

昼食などでは、おにぎりだけで済ますといった場合も多くあるかと思われますが、できるだけ肉や魚、野菜や海藻、キノコ類などのおかずを組み合わせた献立で、バランスのよい食事をとるようにしましょう。

糖質制限では一日の食事のうち主食を抜くか、低糖質の食品に置き換えます。

最近では、糖質オフの食品も多く市販されていますので、それらを利用するのもよいでしょう。

玄米や、生そばなどもおすすめです。

糖質制限中でも栄養バランスのよい食事をとりましょう

健康的に痩せるためには、糖質制限中も一日三食、栄養バランスのよい食事をとることが望ましいです。

糖質制限ではカロリー計算は必要ありませんが、代謝や生活活動に必要なエネルギーが不足しないように、糖質の多い食品の代わりに、エネルギー源となる食品を献立に入れましょう。

糖質の他に、脂質やタンパク質も、エネルギー源となりますので、献立に肉や魚を取り入れるようにするとよいのです。

ただ脂質の多い肉はとり過ぎると脂肪を蓄積することにつながりますので、避けた方がよいでしょう。

そして、野菜や海藻などの食物繊維を多く含む食品も頻繁にとりましょう。

最近では、食事の内容とともに、食べる順番を工夫する食べ方も注目されています。

よく噛んで食べることはもちろん、食事の際には、野菜などの血糖値を上げにくい食品から食べ始め、後から糖質を含む食品をとることでインスリンの分泌を抑制し、脂肪の蓄積を予防する効果があるといわれています。

(まとめ)中性脂肪を減らすためにはご飯は食べない方がよいのですか?

1. 量を減らすか低糖質の食品で中性脂肪の蓄積を予防しましょう

糖質制限で基本となるのは、糖質の摂取量を控えてエネルギーの過剰摂取を防ぐことで中性脂肪の蓄積を予防すること、血糖値の上昇を抑えることでインスリンの分泌を抑制することです。

糖質制限をおこなう際はエネルギー不足とならないよう栄養バランスのよい食事をとりましょう。

2. ご飯はミネラル等も含むのでとらない方がよいとはいえません

ご飯には炭水化物の他にもタンパク質やビタミン、ミネラルも含まれていますので、ご飯を全くとらない方がよいとはいえません。

ご飯は粒のまま食べるため、パンなどと比べると腹持ちがよく、血糖値の上昇が比較的ゆっくりですので脂肪の蓄積を予防する効果も期待できます。

3. ご飯の代わりにエネルギー源となる食品をとることが大切です

普段、ご飯を食べ過ぎる傾向にあるなら、減らすようにしましょう。

糖質制限では一日の食事のうち主食を抜くか低糖質の食品に置き換えます。

肉や魚、野菜や海藻、キノコ類などを組み合わせた献立で置き換え、バランスのよい食事をとるようにしましょう。

玄米や、生そばなどもおすすめです。

4. 糖質制限中でも栄養バランスのよい食事をとりましょう

糖質の他に、脂質やタンパク質もエネルギー源となりますので、肉や魚もとってエネルギー不足にならないようにしましょう。

脂質の多い肉はとり過ぎると脂肪の蓄積につながりますので食べる量に注意し、野菜や海藻など食物繊維の多い食品もとりましょう。

食べる順番を工夫することでも、インスリンの分泌を抑制し、脂肪の蓄積を予防する効果があるといわれています。

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