女性ホルモンが中性脂肪の値に影響するって本当ですか?

エストロゲンの分泌が減少すると中性脂肪の値が高くなりやすくなります


女性ホルモンはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。

エストロゲンとは女性ホルモンの一つで、卵胞ホルモンとも呼ばれています。

思春期になると、脳内にある視床下部から、脳下垂体に卵胞刺激ホルモンを出すように命令が出され、脳下垂体から卵胞刺激ホルモンが出されます。

卵巣で作られる卵胞が卵巣刺激ホルモンによって成長を促され、成長していくごとに卵胞からエストロゲンが分泌されるといわれています。

エストロゲンは美肌やバストアップにも関連があるとされていて、女性らしい体作りに重要だといわれています。

また、LDL(悪玉)コレステロールが高くならないように調整したり、血糖値をコントロールするインスリンの働きを正常に働かせたりする力も持っています。

妊娠・出産に欠かせないエストロゲンは初潮を迎える頃からだんだん多くなるよう分泌され始めますが、閉経前後の40代の後半頃から分泌量が急激に低下していきます。

そのためLDLコレステロール値の調整能力も弱まり、中性脂肪の値が高くなりやすくなるのです。

太りやすい、痩せやすい時期があるのは女性ホルモンのサイクル

月経周期の低温期にあたる卵胞期とは、卵胞が育ち排卵するまでの期間をいいます。

この時、女性ホルモンの一つであるエストロゲンは卵胞が育ち排卵するまで分泌が増加していきます。

この時期は食欲が抑制されやすく、体脂肪量の低下とエネルギー消費の上昇があるため、心身ともに安定し痩せやすい時期といわれています。

排卵後の高温期は黄体期と呼ばれ、プロゲステロンの働きが活発となり、エストロゲンと共に子宮内膜を整え、受精卵を着床させやすくさせます。

この時期は妊娠に備えて体は脂肪や水分をため込みやすく変化していくので、痩せにくくなる時期といわれています。

このように、月経サイクルで太りやすい、痩せやすい時期があるのは女性ホルモンが影響しているのです。

閉経前後は、エストロゲンの分泌が減少するため、エストロゲンの働きの一つであるLDLコレステロール値の調整が難しくなり、体内に中性脂肪が溜まりやすくなります。

女性ホルモンのバランスを整えることはとても大事なことです


2つの女性ホルモンのバランスに乱れがあると生理不順、不正出血、自律神経失調症、不妊などのトラブルを招きます。

女性ホルモンは、脳にある視床下部と下垂体がコントロールして指令を出しているといわれ、その指令を受けた卵巣から多くの女性ホルモンが分泌されます。

視床下部は心の影響を非常に受けやすく、ストレスや過度の疲労があれば、ホルモンの分泌量が変わってしまうことがあります。

また、女性ホルモンは、体内の栄養状態にも左右されるので、過度なダイエットで体重が激減してしまえば、ホルモンバランスが乱れてしまいます。

ホルモンバランスを整えるには、規則正しい食生活、質の良い睡眠、リラクゼーション、適度な有酸素運動が効果的とされています。

エストロゲンに近い働きをする食品もあります

大豆イソフラボンは、通常は、糖が結合した構造をしていますが、糖がはずれた構造のものを大豆イソフラボンアグリコンといいます。

大豆イソフラボンアグリコンは、分子構造がヒトのエストロゲンに似ているため、エストロゲンに似た作用をもたらすことが知られています。

大豆イソフラボンは、大豆を原料とする加工食品のほとんどに含まれています。

納豆、豆腐、きな粉、煮豆、油揚げ、みそなどの大豆を使った食品はイソフラボンを多く含んでいます。

また、果物のざくろの種子には植物性エストロゲンが豊富に含まれていて、「子宝の果実」とも呼ばれています。

果実をそのまま食べるのはもちろん、サプリメントやジュースなど様々な商品が販売されていますが、種子エキスが入っているものを選ぶのがポイントです。

このような食品の栄養素の吸収力を更にアップさせるためには、腸内環境を整える食物繊維やヨーグルトなどの発酵食品も一緒に摂取することも大切です。

(まとめ)女性ホルモンが中性脂肪の値に影響するって本当ですか?

1. エストロゲンの分泌が減少すると中性脂肪の値が高くなりやすくなります

女性ホルモンの一つであるエストロゲンは初潮を迎える頃からだんだん多くなるよう分泌され始めますが、閉経前後40代の後半頃から分泌量が急激に低下します。

そのため、エストロゲンの働きの一つであるLDLコレステロール値の調整能力が弱まり、中性脂肪の値が高くなりやすくなります。

2. 太りやすい、痩せやすい時期があるのは女性ホルモンのサイクル

卵胞期はエストロゲンの働きが活発で、体脂肪量の低下とエネルギー消費の上昇があるため、痩せやすい時期といわれています。

黄体期はプロゲステロンの働きが活発となり、脂肪や水分をため込みやすくなります。

このように、太りやすい、痩せやすい時期は女性ホルモンが影響しています。

3. 女性ホルモンのバランスを整えることはとても大事なことです

2つの女性ホルモンのバランスに乱れがあると生理不順、不正出血、自律神経失調症、不妊などのトラブルを招きます。

バランスを整えるには規則正しい食生活、質の良い睡眠、リラクゼーション、適度な有酸素運動が効果的とされています。

4. エストロゲンに近い働きをする食品もあります

大豆イソフラボンアグリコンは、分子構造がエストロゲンに似ているため、エストロゲンに似た作用をもたらすことが知られており、大豆を原料とする加工食品のほとんどに含まれています。

また、ざくろの種子には植物性エストロゲンが豊富に含まれています。

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