喫煙と中性脂肪にはどんな関係があるの?

喫煙者は中性脂肪が高くなる傾向があると報告されています


中性脂肪は体を保護したり、体温を維持したりする重要な役割のある物質ですが、動脈硬化の原因にもなるといわれています。

また、内臓脂肪はそのほとんどが中性脂肪であり、メタボリックシンドロームにつながります。

メタボリックシンドロームは様々な疾患の原因になるため、早急な対応が必要です。

たばこを吸うと、内臓脂肪を増やすホルモンであるコルチゾールが増加することが分かっています。

また、男性ホルモン、女性ホルモンの減少によって中性脂肪が蓄積されやすくなることも報告されています。

さらに、たばこを吸うとアドレナリンというホルモンが分泌されるため、血糖値が高くなります。

その一方で、脂肪細胞から分泌される善玉サイトカインが減少し、悪玉サイトカインが増加するため、血糖値を下げるためはたらくインスリンの効果が出にくくなってしまいます。

こうして血液中に過剰になった糖質は、脂肪としてどんどん体に蓄積されてしまいます。

さらに運動不足やバランスの悪い食生活も、中性脂肪を高める後押しをしています。

中性脂肪対策を考えるなら、まずは喫煙をやめることを考えましょう。

中性脂肪は動脈硬化やメタボの原因となります

中性脂肪は動脈硬化の原因になるといわれています。

動脈硬化は心筋梗塞や脳梗塞といった恐ろしい病気のリスクを高めます。

また、内臓脂肪のほとんどが中性脂肪であるため、メタボリックシンドロームを引き起こします。

メタボリックシンドロームは様々な疾患の原因となります。

中性脂肪対策の基本はバランスの良い食生活と継続的な運動習慣です。

食事でとりすぎた脂質はもちろん、糖質もとりすぎてしまうとエネルギー源として使われずに余ってしまい、体内に中性脂肪として蓄積されます。

献立を考える際には、脂肪をとりすぎないようにすることと合わせて、糖質をとりすぎないようにすることも大切です。

低糖質食品もスーパー等で手軽に購入できるので、上手に献立に取り入れて活用しましょう。

日常生活の中に運動を取り入れて、消費エネルギーを増やすように心がけましょう。

そして中性脂肪をためない生活スタイルを確立しましょう。

喫煙によって中性脂肪が高くなるといわれています


たばこを吸うと内臓脂肪を増やすホルモンであるコルチゾールが増加します。

また、男性の場合は男性ホルモン、女性の場合は女性ホルモンが減少してしまうため、中性脂肪が体に蓄積しやすくなります。

一方、たばこを吸うとアドレナリンが分泌されるため、血糖値が高くなります。

また、脂肪細胞から分泌される善玉サイトカインであるアディポネクチンが減少し、悪玉サイトカインのTNFαが増加するため、血糖値を下げるためにはたらくインスリンに対して抵抗性が高まってしまいます。

こうして血糖値が高くなり、過剰になった糖質は中性脂肪として体に蓄積されてしまいます。

たばこに含まれる有害物質が膵臓を傷つけるためにホルモンの分泌がスムーズに行われなくなって、血糖値のコントロールが難しくなり、糖尿病へのリスクが高まるとの報告もあります。

禁煙に取り組みましょう

たばこを吸っていると太らないという人もいますが、体格の違いと喫煙の有無を考慮した中性脂肪に関する研究によって、それは誤りであることが証明されています。

喫煙によるメリットはありません。

これまでに述べたように、たばこに含まれる有害物質自体によって健康を害することはもちろん、喫煙によるホルモンや代謝の変化によっても中性脂肪が高まることが明らかになっています。

つまり、いくら健康的な食習慣を心がけていても、運動習慣を維持していても、喫煙することだけで中性脂肪を高めてしまう影響が体に生じてくるということです。

また、喫煙をする習慣によって、運動をする時間を奪われていることも考えられます。

現在では、保険適用でたばこ代よりも安く、禁煙に取り組むことも可能です。

中性脂肪対策というだけではなく、呼吸器疾患、動脈硬化、メタボリックシンドローム対策など様々な面でメリットがあることからも、禁煙することをお勧めします。

(まとめ)喫煙と中性脂肪にはどんな関係があるの?

1. 喫煙者は中性脂肪が高くなる傾向があると報告されています

喫煙によって、ホルモンや代謝の異常により中性脂肪が増える、蓄積されやすくなることが分かっています。

また、血糖値も高くなることが報告されています。

中性脂肪対策として、食生活の見直しや運動の継続に加え、禁煙をしましょう。

2. 中性脂肪は動脈硬化やメタボの原因となります

動脈硬化は心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる恐ろしい病気のリスクを高めます。

また、内臓脂肪のほとんどが中性脂肪であるため、メタボリックシンドロームを引き起こします。

メタボリックシンドロームは様々な疾患の原因となります。

3. 喫煙によって中性脂肪が高くなるといわれています

たばこに含まれる有害物質や、喫煙によるホルモンと代謝の変化によって、中性脂肪が高くなるという様々な報告がなされています。

喫煙が、呼吸器だけではなく糖質、脂質の代謝にも重大な害を与えているということが分かっています。

4. 禁煙に取り組みましょう

中性脂肪対策を考えるためには、食生活、運動習慣の見直しを心がけるだけではなく、禁煙に取り組みましょう。

保険適用の禁煙外来などを上手に活用しましょう。

たばこをやめることが、様々な健康面の問題を解決する上で重要です。

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