トマトを食べるだけで中性脂肪が減るのですか?

トマトには中性脂肪を減らす効果があることがわかりました


トマトには、ビタミンやミネラル、アミノ酸の一種のグルタミン酸など様々な栄養成分が含まれています。

中でも、抗酸化作用をもつリコピンは美容効果のある成分としてもよく知られています。

リコピンには、血中の善玉コレステロールを増やし、動脈硬化を抑制する効果があることがわかっています。

最近の研究結果から、トマトには、さらに、中性脂肪を減らす働きをもつ物質も含まれていることがわかってきました。

トマトやトマトジュースに含まれる13-oxo-ODA(13-oxo-9,11-octadecadienoic acid、13-オキソ-9,11-オクタデカジエン酸)の中性脂肪を減らす効果について、京都大学の研究グループによるマウスを用いた研究結果が発表されています。

13-oxo-ODAは熱にも強く、手軽に持ち歩けるトマトジュース中にも含まれていますので中性脂肪を減らす一助になると考えられます。

中性脂肪を減らすためには、摂取するカロリーよりも消費するカロリーを減らして、余ったエネルギーが脂肪として蓄積されないようにすることも大切です。

糖質を控える、主食を低糖質の食品に置き換えるなどの糖質制限は、中性脂肪の蓄積を予防して燃焼を促すことにつながります。

タンパク質や食物繊維を多く含む食品も取り入れて、単品の食品に頼らず、栄養バランス取れた食事を摂るようにしましょう。

トマトのリコピンは血中の善玉コレステロールを増加させます

トマトは緑黄色野菜の仲間で、赤色や黄色の色素成分のカロテノイドが含まれています。

トマトに含まれるカロテノイドは、カロテン類とよばれるβカロテンやリコピンです。

カロテノイドには抗酸化作用がありますが、トマトにはリコピンが多く含まれ、活性酸素が発症に影響を及ぼすといわれるがんや血管系の疾患のリスクを減らすことが知られています。

また、リコピンには血中の善玉コレステロールを増やす効果があります。

厚生労働省によると、血中の中性脂肪や悪玉コレステロールの値が高くなることが動脈硬化を招く要因とされています。

善玉コレステロールは、増えすぎたコレステロールや血管壁に貯まったコレステロールを回収して肝臓に戻す働きがあり、動脈硬化を抑制します。

善玉コレステロールが増えることで、血中脂質のバランスがよくなると高脂血症の改善につながると考えられています。

トマトには中性脂肪を減らす物質が含まれています


最近、京都大学の研究グループによって発見された、トマトに含まれる13-oxo-ODAという物質には、脂肪肝や高中性脂肪血症を改善する効果があるという研究結果が発表(2012年)されています。

肥満・糖尿病マウスを用いた実験では、13-oxo-ODAの摂取によって血中および肝臓の中性脂肪の減少が確認されています。

高脂肪食を与えたマウスで血中および肝臓中の中性脂肪の上昇が抑えられていることや、肝臓での脂肪を燃焼させるための遺伝子の増加がみられること、直腸温の上昇があったことから、脂肪燃焼作用があることもわかりました。

13-oxo-ODAがトマトジュースに多く含まれているということから、一時期トマトジュースが店頭から消える事態になったこともあるようです。

脂肪燃焼に有効な物質の発見は、肥満に伴う脂質代謝異常の改善の一助となると考えられます。

単品の食品に頼らずバランスよく食べて健康的に痩せましょう

ダイエット中は体重の増減が気になるところですが、食事制限などで急激に減量するとリバウンドも起こりやすくなります。

短期間で体重が減っても、筋肉や水分が減っていることも多く、代謝も低下するために痩せにくい体になっていることが多いからです。

中性脂肪を減らすための有効な成分を含むトマトやトマトジュースですが、単品の食品に頼ったダイエットをすることは控えた方がよさそうです。

トマトにも炭水化物などのエネルギーが含まれており、エネルギーの摂取量が過剰になると余ったエネルギーが脂肪として蓄積されてしまいます。

また、エネルギーの消費には順番があり、糖質の後に脂質となりますので、まずは、糖質を控えることが脂肪の蓄積を予防し、燃焼を助けることにつながります。

健康的に痩せるためには、栄養バランスのよい食事をきちんと摂り、合わせて運動も取り入れることが大切です。

(まとめ)トマトを食べるだけで中性脂肪が減るのですか?

1. トマトには中性脂肪を減らす効果があることがわかりました

トマトに含まれるリコピンの抗酸化作用には、血中の善玉コレステロールを増やし、動脈硬化を抑制する効果があることが知られています。

最近の研究結果から、トマトには中性脂肪を減らす働きをもつ物質も含まれていることがわかってきました。

2. トマトのリコピンは血中の善玉コレステロールを増加させます

トマトは緑黄色野菜の仲間で、赤色や黄色の色素成分のカロテノイドが含まれています。

トマトに含まれるカロテノイドは、カロテン類とよばれるβカロテンやリコピンで、リコピンは血中の善玉コレステロールを増やし、活性酸素が発症に影響を及ぼすといわれるがんや血管系の疾患のリスクを減らすことが知られています。

3. トマトには中性脂肪を減らす物質が含まれています

京都大学の研究グループによって発見された、トマトに含まれる13-oxo-ODAという物質には、脂肪肝や高中性脂肪血症を改善する効果がある、という研究結果が発表されています。

脂肪燃焼に有効な物質の発見は、肥満に伴う脂質代謝異常の改善の一助となると考えられます。

4. 単品の食品に頼らずバランスよく食べて健康的に痩せましょう

中性脂肪を減らすための有効な成分を含むトマトやトマトジュースですが、単品の食品に頼ったダイエットをすることは控えた方がよさそうです。

エネルギーの摂取量が過剰になると余ったエネルギーが脂肪として蓄積されますので、糖質を控えた栄養バランスのよい食事に運動を取り入れることで、健康的に痩せる効果が期待できます。

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