健康診断で中性脂肪のみ高いといわれたら問題ですか?

中性脂肪が高いとさまざまな重篤な病気につながります


健康診断の結果で、コレステロールやその他の値は正常値なのに、中性脂肪のみ高いといわれると気になるものです。

そもそも人間の体は、炭水化物から摂取した糖質をエネルギーにすることで活動します。

しかしながら糖質を過剰に摂取し、エネルギーとして消費しきれなかった場合は、肝臓で中性脂肪となり体内に蓄積されていきます。

中性脂肪は、白米、パン、麺類など主食になる炭水化物、お菓子などの甘味類、お酒など、糖質を多く含む食事を過剰に摂取していることが原因といわれています。

中性脂肪の値が高い状態とは、「血液中の中性脂肪濃度が高い」ということです。

体内に中性脂肪を蓄積されると、臓器のまわりや血管内に脂肪が付着して血管の壁が厚くなり、血流の妨げになったり、動脈内の炎症が起きたりすることが考えられます。

すると、血管が損傷し動脈硬化となり、心筋梗塞、脳梗塞、狭心症など命に関わる重篤な病気を引き起こすことにつながります。

中性脂肪は、食事や運動など日ごろの生活習慣を整えることで値を下げることが可能です。

高い値が気になる場合は、日常生活を見直し早めの対応策が必要です。

中性脂肪は高くても低くても健康に影響を及ぼします

中性脂肪濃度は、血液を採取して検査を行います。

中性脂肪の基準値は、30~149 mg/dLといわれていて正常値範囲の幅は広めです。

中性脂肪は、1日の間に変動する幅が大きいため、1回の測定だけでは異常値なのか判断することは難しいといわれています。

炭水化物を摂取した食後30分くらいから上昇を始め、4~6時間経過するころに値はピークを迎えます。

そのため、健康診断などでは、朝食を抜き空腹時の値をもとに検査を行って正確な数値を確認しています。

中性脂肪は、値が高くても低くても体に悪影響を及ぼすといわれています。

数値が高い場合、脂質異常症、心筋梗塞や脳血管障害、甲状腺機能障害など重篤な病気を引き起こす原因になるので注意が必要です。

実は数値が低い場合も、肝臓病、バセドウ病(甲状腺機能亢進症)、アジソン病(副腎皮質機能低下症)など、日常生活に支障が出る病気の原因になることがわかっています。

中性脂肪は、バランスの良い食事と適度な運動を取り入れた生活を送っていれば、極端な異常値になることはないといわれています。

健康キープのためにも、中性脂肪値の増減を意識することが大切です。

中性脂肪値は段階的に危険度が上がっていきます


中性脂肪の値が基準値を超えて増加すると、さまざまな健康トラブルに発展していきます。

数値の結果により、軽度、中等度、高度と分けて危険度が異なります。

軽度高中性脂肪血症は、150~299 mg/dLの範囲で、正常値を少し超えてしまった状態です。

食事や運動の工夫で改善が期待できるので、対症療法を取り入れていきます。

中等度高中性脂肪血症は、300~749 mg/dLの範囲で、異常値を示しています。

医師の指導のもと、食事や運動を取り入れながら、必要に応じて投薬を行い、数値をコントロールします。

また、飲酒量が多い場合は、酒量の制限や禁酒をしなければならないことがあります。

750 mg/dL以上になると、高度高中性脂肪血症です。

明らかな数値異常のため、膵炎など命に関わる危険性が高まった状態といえます。

遺伝的なケースもありますが、食事や飲酒が原因であれば、コレステロール値や血糖値も悪化していることが考えられるので、速やかに受診し、治療を開始する必要があります。

中性脂肪を悪化させないために適切な対策を講じ、必要に応じて医師の診断を受けましょう。

食生活の改善や適度な運動は中性脂肪の増加を防ぎます

中性脂肪は、栄養バランスの良い食事と生活リズムを整えることで、改善することが可能といわれています。

食事は、ごはんやパン、麺類などの炭水化物やアルコール類、お菓子や果物など、糖質を多く含むものを抑え、過剰摂取にならないことを意識しましょう。

野菜は、大根やもやしなどの淡色系野菜やキノコ類を積極的に摂取し、糖類を多く含むイモ類を控えると良いでしょう。

食べ過ぎを防止するために、よく噛んでゆっくり食べたり、食べる順番を野菜からにしたりすると、満腹感を得やすくなり効果が期待できます。

また、体内に蓄積した中性脂肪を燃焼させるために、適度な運動を組み合わせることも重要です。

ウォーキングなど、うっすらと汗をかく程度の軽い有酸素運動を約20分取り入れるだけで、代謝がアップし燃焼しやすい体質に変えることが可能になるのでおすすめです。

しっかり睡眠をとり、ストレスを溜めない生活は、心身のバランスが整い体調が安定していきます。

精神的に不安定になると過食や偏食になり、中性脂肪が増加することがあるので注意が必要です。

(まとめ)健康診断で中性脂肪のみ高いといわれたら問題ですか?

1. 中性脂肪が高いとさまざまな重篤な病気につながります

中性脂肪の値が高い状態とは、「血液中の中性脂肪濃度が高い」ということです。

体内に中性脂肪が蓄積されると、臓器のまわりや血管内に脂肪が付着し血管の壁が厚くなり、血流の妨げや動脈内の炎症が起きることが考えられます。

2. 中性脂肪は高くても低くても健康に影響を及ぼします

数値が高い場合、脂質異常症、心筋梗塞や脳血管障害、甲状腺機能障害など重篤な病気を引き起こします。

一方、数値が低い場合も、肝臓病、バセドウ病、アジソン病など、日常生活に支障が出る病気の原因になることがわかっています。

3. 中性脂肪値は段階的に危険度が上がっていきます

中性脂肪値により、軽度、中等度、高度と分けて危険度が異なります。

遺伝的なケースもありますが、食事や飲酒が原因であればコレステロール値や血糖値も悪化していることが考えられるので、速やかに受診し治療を開始する必要があります。

4. 食生活の改善や適度な運動は中性脂肪の増加を防ぎます

中性脂肪は、バランスの良い食事と適度な運動、生活リズムを整えることで改善が可能といわれています。

ストレスが多いと精神的に不安定になり、過食や偏食を引き起こし、中性脂肪が増加することがあるので注意が必要です。

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