果物はヘルシーなイメージがあるけれど中性脂肪を増やすの?

果物に含まれる果糖が中性脂肪を増やします


果物は、ビタミンが豊富でヘルシーなイメージがあるため、安心して食べている方が多いようです。

たしかに果物は、ビタミンや食物繊維を多く含みますが、果糖を多く含むものも多いのです。

果糖はブドウ糖などと同じ単糖類で、糖質の中でも最も小さい単位のものです。

そのため、消化のときに分解される必要がありません。

すぐに血液に溶けて吸収されてしまうのです。

しかし果糖は、ブドウ糖にくらべると血糖値の上昇が緩やかなため、インスリンの分泌はそれほど増えることはありません。

インスリンには余った糖質を脂肪に変える働きがあるので、その分泌が少なければ、果糖を摂取しても中性脂肪が増えないと思ってしまうかもしれません。

ところが残念なことに、果糖は速やかに肝臓に運ばれ、中性脂肪の合成を促進してしまうのです。

おいしくて美容にも良いとされている果物ですが、豊富に含まれている果糖が、中性脂肪を増やしてしまうという意外な落とし穴があるのです。

果物の食べるタイミングを工夫しましょう

それでは果物は食べない方がいいのでしょうか。

たしかに、果物に含まれている果糖は、中性脂肪の合成を促進してしまいます。

しかし果物は、ビタミンC、ミネラル、食物繊維をはじめ、果物の種類によってはカロテン、ビタミンB群、ビタミンE、カリウム、カルシウム、鉄などを含みます。

また、抗酸化成分が含まれる果物をとれば、活性酸素から身を守ることもできます。

やはり果物は栄養豊富で、しかも、調理をせずに食べることができる便利な食べ物なのです。

ただ、果物には果糖が多く含まれているので、食べ方・食べるタイミングには注意した方がいいでしょう。

たとえば、寝ている間、私たちは水分をとれないため、朝起きたら、水分を補給することが大切になります。

忙しい朝食には、水分と、消化吸収が早くエネルギー源となる糖質を多く含む果物が、ピッタリではないでしょうか。

中性脂肪を増やさないために、糖質を制限


中性脂肪を増やさないためには、消費エネルギーより摂取エネルギーを増やさないようにすればいいでしょう。

そのためには、3食から2食に食事の回数を減らす方法や、カロリー計算をして1日のトータルでの摂取エネルギーを減らす方法などがあります。

カロリー計算が煩わしいときには、糖質制限を視野に入れてはいかがでしょうか。

糖質は、インスリンによってエネルギーに変えられますが、余ったら、中性脂肪に変えられてしまいます。

ですから糖質を制限することは、中性脂肪を増やさないことに結びつくのです。

糖質制限では、糖質の多い炭水化物がメインになる主食は、かなり減らす必要があります。

しかし、無理のない糖質制限では、食べてはいけないものはありません。

3食、食べることができます。

食べていけないものはありませんが、やはり、果物を含み、甘いものなど糖質の多いものは控える必要があります。

おいしく食べて中性脂肪を減らしましょう

空腹を感じなければ、食べないようにすることで中性脂肪の蓄積を抑えることができるでしょう。

しかし、私たちはおなかがすきますし、食べなければいけません。

おいしく食べて、さらに、中性脂肪を減らすにはどうしたらいいのでしょうか。

「おなかがすいていないけれど、時間だから」と仕方なく食べることはないでしょうか。

そういった、自分が食べることを欲していないのに、食べる、ということを止めることは重要です。

何故なら、おなかがすかないのは、前に食べたもののエネルギーがまだ十分残っているからです。

エネルギーが十分にあるのに、さらに食べてしまうと、余分なエネルギーは全て脂肪として蓄積されてしまいます。

それに対して、空腹になってから食べることには、メリットが多くあります。

空腹で食べる食べ物は、おいしく感じられる上に、多くがエネルギーとして消費に回されるので、脂肪として蓄積されにくくなるのです。

もし、中性脂肪が増えてしまったなら、空腹時のウォーキングなど有酸素運動が効果的です。

食後の有酸素運動は、食事により上昇した血糖が使われますが、空腹時であれば、蓄積されている中性脂肪が使われるので、体内の中性脂肪を減らすことができるでしょう。

(まとめ)果物はヘルシーなイメージがあるけれど中性脂肪を増やすの?

1. 果物に含まれる果糖が中性脂肪を増やします

果物は果糖を多く含んでいます。

果糖はブドウ糖などと同じ、糖質の中でも最も小さい単位の単糖類なので、消化のときに分解される必要がありません。

すぐに血液に溶けて吸収され、速やかに肝臓に運ばれ、中性脂肪の合成を促進するのです。

2. 果物の食べるタイミングを工夫しましょう

果物はビタミンが豊富なのをはじめ、多くの栄養があります。

また、抗酸化成分が含まれているので、活性酸素から身を守ることに役立つ、便利な食べ物です。

食べるタイミングとしてメリットが多いのは、水分とエネルギーが必要な朝食時でしょう。

3. 中性脂肪を増やさないために、糖質を制限

中性脂肪を増やさないために、カロリー計算をして1日のトータルでの摂取エネルギーを減らす方法があります。

また、糖質はエネルギーに変えられますが、余ったら中性脂肪に変えられてしまうので、はじめから糖質制限をする方法もあります。

4. おいしく食べて中性脂肪を減らしましょう

空腹を感じなければ、食べないようにすることで中性脂肪の蓄積を抑えることができるでしょう。

食べるのは時間が来たから仕方なくというのではなく、空腹を感じてから食べた方が、おいしく食べることができます。

それでも中性脂肪が増えてしまったら、空腹時の有酸素運動が効果的です。

関連記事

ダイエット中でも選べるおいしい低糖質食事
ページ上部へ戻る