ビールを飲むと中性脂肪が高くなりますか?

中性脂肪が高いおもな原因はアルコールとおつまみです


「中性脂肪の数値が高めなので、ビールは控えている」という話を聞いたことがありませんか?

ビールは、カロリーが高く満腹を感じることもあり、太りやすいお酒と思っている方が多いのかもしれません。

ビールに含まれる糖質が、中性脂肪を悪化させる要素の1つではありますが、実は、ビールと中性脂肪に、直接的な関係はありません。

中性脂肪の悪化は、ビールが原因というより、適量を越えたアルコールの摂取が影響を与えるのです。

また、冷えたビールは、食欲を増進させる効果があるといわれています。

から揚げやフライドポテトなど、ビールを飲むと食べたくなるおつまみは、カロリー、炭水化物、脂質の高いものが中心になってしまい、糖質摂取量が過剰になるといわれています。

お酒の席では、冷ややっこやサラダなどタンパク質やミネラルを意識したおつまみをおすすめします。

そして、空腹時に一気に飲むのではなく、軽く食べてからビールを飲み始めるほうがアルコールの吸収と食欲を抑えることができるといわれています。

適量を守り、体に負担をかけないビールの飲み方を意識しましょう。

糖質オフビールなら中性脂肪が改善する…わけではありません

近年、健康志向のニーズに合わせ「糖質ゼロビール」が販売されています。

この糖質ゼロビールは、麦由来のスピリッツなどを配合し、ビール風味の味わいを作ったアルコール飲料です。

麦芽をビール酵母でアルコール発酵させて作る一般的なビールとは異なるお酒です。

糖質ゼロビールは、100 mLあたりの糖質量を0.5 g未満に抑えていて、24キロカロリーと低めです。

一般的なビールは、100 mLあたり3 gの糖質を含み、 42キロカロリーあります。

数値を比較すると、糖質ゼロビールを飲めば、健康に良いように考えてしまうかもしれません。

しかしながら、アルコール度数は1%しか変わらないため、アルコール摂取量には大きな差はありません。

中性脂肪は肝臓がアルコールを分解するときに生成されるので、肝機能に対しては、かかる負担は同じくらいでしょう。

糖質ゼロビールを飲んでいるからと安心して、たくさんの量を飲まないよう注意が必要です。

中性脂肪が気になるならばビールの量がポイントです


中性脂肪を気にしているならば、ビールに含まれる糖質だけでなく、アルコールの量を意識することが大切です。

アルコールが中性脂肪になるわけではありません。

アルコールは、摂取されると肝臓でアセトアルデヒドや酢酸に分解され、最終的に水と二酸化炭素となって体の外に排出されます。

アルコールを分解している間は負担が大きいため、肝臓は糖質をエネルギーとしてしっかり消費することが難しくなります。

飲むピッチが速かったり、量が多かったりすると、肝臓のアルコール分解が追い付かず、中性脂肪が増加してしまうのです。

その結果、肝臓に中性脂肪が蓄積されてアルコール性の脂肪肝が起こり、肝機能が低下していくことが考えられます。

肝臓に蓄積された中性脂肪は、血液中に分泌され動脈硬化や心筋梗塞などを引き起こすことがあるので、飲み過ぎはリスクを伴います。

性別や体格で、アルコールの耐性は変わりますが、中瓶ビール1本を超えないよう意識しましょう。

飲みながらウーロン茶などノンアルコールに切り替えるなど、飲酒量を調整しても効果が期待できます。

大量のアルコールを摂取すると、それだけ肝臓に負担がかかるのです。

毎晩、飲むようであれば、意識的に休肝日を作ることもおすすめです。

生活習慣を整えてビールを楽しみましょう

冷えたビールは、食欲を増進させ食物を美味しく感じさせます。

しかしながら、ビールによく合う味の濃いおつまみや、揚げ物は、糖質と脂質を多く含むため中性脂肪を高くするといわれています。

ビールを飲みながら食べ過ぎる傾向があるならば、肝臓に中性脂肪やコレステロールを蓄積している可能性があります。

肥満や糖尿病などにつながり、生活習慣病のリスクが上がるので注意が必要です。

ビールの量を飲み過ぎるだけでなく、おつまみを食べ過ぎないことも、体に負担をかけない重要なポイントです。

また、空腹時にビールを一気飲みすると血糖値が乱高下し、食欲のコントロールが難しくなります。

胃腸にもダメージを与えるので、消化機能が低下する恐れもあります。

ビールを飲む前には、おつまみなど軽めの食事をしておくと食べ過ぎ防止の効果が期待できます。

豆腐、枝豆、チーズなど、タンパク質を多く含み、脂を含まないものがおすすめです。

美味しくビールを飲み続けるためには、食事の工夫や適度な運動などを取り入れて、生活習慣を整えることを意識しましょう。

(まとめ)ビールを飲むと中性脂肪が高くなりますか?

1. 中性脂肪が高いおもな原因はアルコールとおつまみです

ビールに含まれる糖質は、中性脂肪を悪化させる要素の1つですが、実はビールと中性脂肪に直接的な関係はありません。

中性脂肪は、適量を越えたアルコール摂取と油脂分の多いおつまみで肝臓に負担をかけることが原因で悪化します。

2. 糖質オフビールなら中性脂肪が改善する…わけではありません

糖質ゼロビールは、カロリーも糖質量も一般のビールより低めですが、アルコール摂取量に大きな差はないので肝臓にかかる負担は同じくらいです。

糖質ゼロビールを飲んでいるからと安心して、たくさんの量を飲まないよう注意が必要です。

3. 中性脂肪が気になるならばビールの量がポイントです

中性脂肪を気にしているならば、ビールに含まれるアルコールの量を意識することが大切です。

肝臓に中性脂肪が蓄積されアルコール性の脂肪肝が起こり、肝機能が低下します。

意識的にビールの量を調整し、休肝日を作ることもおすすめです。

4. 生活習慣を整えてビールを楽しみましょう

美味しくビールを飲み続けるためには、食事の工夫や適度な運動を取り入れて、生活習慣を整えることが大切です。

飲み過ぎ食べ過ぎに注意し、空腹時に一気飲みをするなど肝臓や胃腸に負担をかける飲み方は控えましょう。

ダイエットのプロ・低糖質食のエキスパート「ライザップ管理栄養士チーム」が完全監修!美味しくて続けられる「RIZAPの低糖質フード」がおススメです!

糖質制限は、糖質が含まれる食材を何でも制限する訳ではなく、食べられるお肉もあれば、飲むこともできるお酒もあります。糖質が高い食材、低い食材の基本的な知識をつけていくことでストレスのない糖質制限を続けていくことができるでしょう。

詳しくはこちら

関連記事

ダイエット中でも選べるおいしい低糖質食事
ページ上部へ戻る