糖質制限で肌の老化を防げますか?

糖質制限で肌や体の老化の加速を抑えることができます


糖質のとり過ぎは、肌だけでなく体全体の老化を加速させます。

糖化という現象があります。

それは、私たちの体内にあるタンパク質と、食事によって摂取した糖が結びつき、糖化したタンパク質が体内に蓄積してしまうことです。

タンパク質は、体を構成する主要な成分で、体中の細胞や脳の情報伝達にもタンパク質が働いています。

糖は、体の大切なエネルギー源のひとつですが、とり過ぎると、糖化作用が過剰に働いてしまい、タンパク質を糖化させて、元のタンパク質とは違う糖化タンパク質にしてしまいます。

そして最終的に、AGE(終末糖化産物)という老化原因物質を体内に作り出します。

AGEのうちいくつかは強い毒性をもち、肌だけでなく髪や骨をも老化させる原因となりうるものです。

美容や健康をおびやかすAGEは、分解されにくく全身に蓄積しますが、一度蓄積すると排出が困難ともいわれます。

体内でできるAGEの量は、「血糖値×持続時間」で表すことができます。


血糖値が高いほど、体の中で糖とタンパク質が結びついて、多くのAGEが発生します。

過剰な糖にさらされる時間が5年、10年と長くなればなるほどAGEは溜まり続けるのです。

できるだけ蓄積させないためにも、適度な糖質制限を意識することが大切でしょう。

AGE(終末糖化産物)は老廃物のひとつです

「糖化」によりできる老化物質はAGE(終末糖化産物)と呼ばれ、老廃物のひとつです。

糖化により生じる老廃物が皮膚の細胞に溜まると、肌のハリを保つコラーゲン繊維の構造を破壊する生体反応を起こし、くすみや黒ずみの原因となります。

そのため、肌の透明感は失われます。

AGE自体が褐色なので、肌も黄色っぽく、くすんでしまいます。

また肌の内部では、真皮のコラーゲンタンパクや、ケラスチンファイバーなどのタンパク質が破壊されます。

つまりこの「焦げ付いた状態」になると、タンパク質同士が固まって弾力がなくなり、ハリも失われてしまうというわけです。

しかもAGEは一度作られると加齢と共に分解されにくくなります。

結果的に、肌のトラブルの元となるだけでなく病気にもつながりやすい体となるのです。

急激な食事制限で肌質が悪化することもあります


とはいえ糖化を防ごうと過度な食事制限をしてしまうと、栄養不足が原因で腸内環境が乱れたり、肌細胞の生成に必要な栄養素が不足して、肌荒れを起こしたりすることがあります。

腸内環境を整えるためには、善玉菌が優勢な状態になることが大切です。

善玉菌が優勢だと、悪玉菌の増殖が抑制され、人体に必須なビタミンを生成する腸内細菌叢の働きを十分に行うことができます。

善玉菌を増やすには、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を多く含む食品をとることも大切です。

また、肌を構成する肌細胞は、新陳代謝つまりターンオーバーと呼ばれる生まれ変わりを繰り返しています。

この肌細胞が生まれ変わるサイクルが正常に繰り返されることで、水分を保持しやすい健康的な肌が保たれます。

肌細胞のターンオーバーを促す、良質なタンパク質、亜鉛を含む食品、また、肌の潤いやハリを保つビタミン類も積極的にとりましょう。

糖質制限と生活習慣の改善で、AGE生成を抑えましょう

体内のAGEの生成を抑え、AGEを溜めず、増やさないためには、糖質を多く含む食品の摂取を控えたり、食事のとり方を改善したりすることがよいでしょう。

それには、糖化の原因となる糖質を抑えた食事や、運動、血糖値を急に上げない生活習慣が大事です。

糖質は、穀類、イモ類、甘いものなどの炭水化物や、果物類に多く含まれます。

全体的な摂取量を抑えたり、夕食で炭水化物を抜いたりすることも効果的です。

急激な血糖値上昇を防ぐには、食べる順番に気をつけ、ゆっくり食べることを心がけましょう。

また、野菜や海草、タンパク質など、低糖質類の食材を最初にゆっくり食べることで、急激な血糖値の上昇を防ぐことができます。

それから、食事により血糖値が上がった状態が、長く続かないようにすることも大切です。

食事の間隔は6時間おきにとるのが理想とされています。

余分な糖質を体内に残さないためにも、特に、夕食は就寝前の3時間前に終えることを心がけましょう。

適度な糖質制限と、日頃の生活習慣の改善でAGE生成を抑え、バランスのよい食事を心がけることで、肌の老化の加速を防ぎましょう。

(まとめ)糖質制限で肌の老化を防げますか?

1. 糖質制限で肌や体の老化の加速を抑えることができます

体内にあるタンパク質と、食事によって摂取した糖が結びつき、糖化したタンパク質が体内に蓄積すると、最終的にAGE(終末糖化産物)という老化原因物質となります。

適度な糖質制限を意識することで、肌や体の老化が加速するのを抑えることができます。

2. AGE(終末糖化産物)は老廃物のひとつです

「糖化」によりできる老化物質はAGE(終末糖化産物)と呼ばれており、老廃物のひとつです。

糖化により生じる老廃物が皮膚の細胞に溜まると、肌のハリを保つコラーゲン繊維の構造を破壊する生体反応を起こし、くすみや黒ずみの原因となります。

3. 急激な食事制限で肌質が悪化することもあります

過度な食事制限をしてしまうと、栄養不足が原因で腸内環境が乱れたり、肌細胞の生成に必要な栄養素が不足して、肌荒れを起こしたりすることがあります。

無理な食事制限は避け、必要な栄養素は積極的にとるようにしましょう。

4. 糖質制限と生活習慣の改善で、AGE生成を抑えましょう

体内のAGE生成を抑え、AGEを溜めず、増やさないためには、糖質を多く含む食品の摂取を控えたり、食事のとり方を改善したりすることがよいでしょう。

糖化の原因となる糖質を抑えた食事や運動、血糖値を急に上げない生活習慣が大事です。

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