糖質制限をしていて頭痛がしたら原因に関係がありますか?

正しい糖質制限をしていれば、頭痛が起こることはありません


ダイエットを目的にした糖質制限をするとき、早く目標を達成しようと1日1食にしたり、食事量全体を減らしたりしてしまう人がいます。

また、糖質を含む食品を確認することが面倒だと感じて、とにかく量を減らすことや、よく分からないまま食事制限を行ってしまい、健康維持に必要な栄養分が不足してしまうことがあります。

糖質制限とは、低糖質の食事を心がける方法であって、食事を抜いたり全体量を減らしたりするものではありません。

とりわけ注意しなければならないことは、突然、急激に食事量を減らすことや、野菜類を食べないこと、水分を十分にとらないことです。

食事の全体量を減らすと必要なエネルギーが不足しますが、これが頭痛を引き起こすことがあります。

また、野菜類を食べず、ビタミンやミネラルが不足しても、頭痛が起こることがあります。

あるいは、プロボクサーなど体重別階級制を採用している競技では、減量するために大量に汗をかき、摂取する水分を減らして、体から水分の重さを抜くような方法がとられることがあります。

しかしこれは、試合前日などの「計量」で、定められた体重以下にするためですので、一般の人が行えば、体を壊す危険性があります。

水分不足では、頭痛はもとより、吐き気、震えなども起こり、血圧異常や脈拍異常も起こりますので、水分補給には、常に気をつけておきたいものです。

現代人は知らない間に、糖質、脂質をとり過ぎています

健康な体を維持するためには、タンパク質、脂質、糖質の三大栄養素が必要です。

しかし、現代人の食生活では糖質と脂質が過剰傾向にあり、タンパク質は摂取不足といわれています。

例えば、手軽なファストフードにハンバーガーがありますが、バンズには糖質がたっぷり含まれており、肉にはタンパク質だけでなく脂質ももともと含まれている上、焼くときには油が使われます。

そこにケチャップやマヨネーズなどの調味料を添えると、脂質、糖質はさらに増えます。

年代・性別を問わず人気があるパスタ類はどうでしょうか。

まず、パスタそのものが小麦粉、つまり炭水化物で、糖質が多く含まれます。

パスタ料理に使われるオリーブオイルには、抗酸化ビタミンE(α-トコフェロール)、カロテノイドおよびフェノール化合物が含まれており、これらは特定の疾患予防に効果があるとされています。

また、オリーブオイルは、血中総コレステロール、LDLとトリグリセリドのレベルを低下させ、HDLのレベルをキープする働きもあることが分かっています。

しかし、だからといって安心して摂取し過ぎたならば当然のことながら体脂肪になります。

具材にベーコンやチーズなどが加われば、さらに摂取する脂質が増えることはいうまでもありません。

一時期、朝食をバナナだけにするダイエットが流行りましたが、バナナの糖質は、同じ分量のトマトに比べるとほぼ7倍です。

カフェのコーヒーを楽しもうと思うとき、ミルクやホイップなどを追加してカスタマイズすればたちまち脂質が跳ね上がります。

砂糖やシロップを入れれば、驚くほど糖質が増えるのです。

知らない間に、糖質や脂質をとり過ぎているのが現代人なのです。

偏った食事制限は健康に悪い影響を及ぼします


糖質制限とは、穀類、イモ類、砂糖などの糖度が高い食品をとらずに低糖質のおかずを中心に食べるという簡単な方法です。

ここで重要なのは、栄養バランスがとれた食事を心がけることです。

基本は、高タンパクと食物繊維の組み合わせです。

肉、魚介、卵、大豆製品などの「タンパク質」に、季節の野菜、海藻などの「食物繊維」を組み合わせる方法がベストです。

脂質は、肉、魚介類をきちんと食べればとることができます。

また、糖質は、減らしたとしても、体に蓄積された脂肪からエネルギーをつくり出すため問題はなく、脂肪が減ることで短期間に、ダイエットとしての結果が出るのです。

これを勘違いして、肉や魚介類はもちろん、卵や大豆製品、野菜などもとらない、あるいは減らすという食事制限を行うと、健康維持が難しくなってしまいます。

体が悲鳴をあげるサインとして、頭痛などを引き起こすことがあるのです。

糖質制限をするにあたって注意しなければならない点は、ひとつのものに偏って食べてはいけない、ということがあります。

例えば、タンパク質をたくさんとるために、卵だけを食べ続ける、などといった極端な食べ方では十分な栄養をとることができません。

タンパク質は重要ですが、1種類の食品だけからとろうとするのではなく、体の生命活動を支えている必須アミノ酸を得る、そのために、さまざまな種類の食品からとることが大切です。

そして、野菜や海藻なども食べることで、ビタミンやミネラルもしっかり補給しなければいけません。

食物繊維をとると体内環境を整えてくれる上、満足感も

食物繊維は人の消化酵素では消化できない食物成分で、食べ物を口にして体内に入った食物繊維は、胃や腸では消化されず、そのまま、大腸に到達します。

大腸に入った食物繊維は、腸内に住み着く腸内細菌によって発酵分解されます。

この発酵によって、メタンガスなどのガスと一緒に「短鎖脂肪酸/たんさしぼうさん」がつくり出されます。

生成された、酢酸・プロピオン酸・酪酸などの「短鎖脂肪酸」は、大腸で吸収されてエネルギー源として使われるほか、腸内を弱酸性の環境にすることによって、悪玉菌の増殖を抑制して腸内環境を保つ働きをもちます。

イギリスの医学研究チームの研究によると、食物繊維が食欲を抑えるメカニズムを解明したと報告されています。

短鎖脂肪酸の酢酸塩が、視床下部の飢餓状態を制御する神経細胞に達し、食欲抑制の神経活動パターンが誘導された、ということです。

食物繊維は一般的に、お通じによい、といった漠然としたイメージがありますが、腸内環境をよくしてお通じを改善する働きだけでなく、食欲を抑えるという働きもしてくれているのです。

野菜やキノコ類などは、見た目にも量があることで、食事をした満足感を得るのにも優秀な食品です。

糖質制限という方法では、最も適切な方法として、タンパク質と食物繊維を組み合わせることを推奨しています。

この方法は、減量をするときだけでなく、結果が出た後の健康維持とスタイルのためにも続けたい食事法だといえます。

野菜や海藻、キノコ類などをたっぷりとることは、食物繊維はもとより、ビタミンやミネラルなどをとることにもつながります。

ダイエットのためには、野菜、海藻、キノコ類などをたっぷりとることが重要です。

くれぐれも、食事の全体量を減らしたり偏った食品をとったりするような食事制限は、禁物です。

また、糖質やカフェインの多い飲み物を控え、その代わりに、水やノンカフェインの麦茶やほうじ茶などでしっかりと水分摂取をすることを心がけましょう。

少しずつ何度も飲むことが水分不足を防ぎ、体の調子を整えやすくします。

こうした正しい糖質制限を行っているにもかかわらず、頭痛が起こるという場合は、病気が隠れている可能性もありますので、病院に行って相談してください。

(まとめ)糖質制限をしていて頭痛がしたら原因に関係がありますか?

1. 正しい糖質制限をしていれば、頭痛が起こることはありません

食事の全体量を減らして、健康維持に必要な栄養が不足し、野菜類まで減らしてビタミンやミネラルも不足する、そのために、頭痛が起こることがあります。

またプロボクサーの減量のように水分を制限する方法は、一般の人には非常に危険です。

2. 現代人は知らない間に、糖質、脂質をとり過ぎています

忙しい現代人が手軽に食べられるファストフードやパスタ料理などは、糖質に偏り、脂質がたくさん含まれています。

またダイエットによいと思われがちなバナナにも、糖質が多く含まれています。

知らない間に、糖質、脂質をとり過ぎているのです。

3. 偏った食事制限は健康に悪い影響を及ぼします

糖質制限の基本は、タンパク質と食物繊維を組み合わせることです。

タンパク質をとるといっても、卵だけを食べるなどといった極端に偏った食事は、健康を害する恐れがあります。

野菜類などを食べないと、ビタミン、ミネラル不足にもなります。

4. 食物繊維をとると体内環境を整えてくれる上、満足感も

イギリスの医学研究チームは、食物繊維が食欲を抑える働きがあることを解明しました。

食物繊維が多い野菜類は、見た目にも量があるため、食事をした満足感もありますし、腸内環境を整えてくれるので、健康維持にも役立ちます。

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糖質制限は、糖質が含まれる食材を何でも制限する訳ではなく、食べられるお肉もあれば、飲むこともできるお酒もあります。糖質が高い食材、低い食材の基本的な知識をつけていくことでストレスのない糖質制限を続けていくことができるでしょう。

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