糖質制限すると頭痛が改善されますか?

糖質制限によって頭痛が改善されるケースもあります


現在、15歳以上の日本人のうち、3人にひとり(3000万人以上)がなんらかの頭痛を持っているといわれるほど、頭痛は多くの人にとって悩みの種になっています。

ただ、頭痛にはさまざまな原因があり、肩こりや風邪から起こる頭痛もあれば、重大な病気が隠れている場合もあります。

糖質制限によってすべての頭痛が改善されるわけではありませんが、一部の頭痛は症状が改善されます。

例えば、食べ物が原因で起こっている片頭痛は、食生活を整えることや食べる物に対して大きな注意を払うことで改善されます。

また、糖質制限を行うことと同時に、軽いストレッチなどの運動を行うことで、血行不良が原因の頭痛が改善されるケースが多くみられます。

とくに肥満気味の人は、運動することが億劫になっている場合が多く、この運動不足から筋力が低下していて、肩こりがしやすく、頭痛を引き起こしているケースが多いのです。

糖質制限を行う目的である肥満解消や体脂肪の低減を促進するためにも、同時に運動するのはとても有効です。

また、肥満がコンプレックスになって発生していたストレスが原因の場合は、原因が解消されるため頭痛が改善されます。

片頭痛は、糖質制限で改善されるケースもある

頭痛は、大きく2つのタイプに分けることができます。

ひとつは、一次性頭痛といって、他の病気を伴わない頭痛です。

頭痛の約9割がこの一次性頭痛です。

一次性頭痛はさらに、片頭痛、緊張型頭痛または緊張性頭痛、群発頭痛に分けることができます。

片頭痛は、慢性頭痛のひとつで、こめかみ周辺から目を中心にズキンズキンと脈打つように激しい痛みを感じます。

頭の片側だけ痛いこともあれば、両側が痛い、頭全体が痛いなど、痛いと感じる場所には個人差があります。

光や音、におい、気温の変化に対しても敏感になることがあります。

これらの片頭痛は、頭の中の血管が拡張して周囲の神経を圧迫することによって神経ペプチドが放出され、これが原因で炎症が起こります。

血管が拡張する原因には、セロトニンという神経伝達物質が深く関わっており、脳からの刺激によってセロトニンが増えると、頭の血管が収縮し、セロトニンが分解されてくると今度は収縮した血管が急激に拡がって炎症を起こし、痛みが生じてしまいます。

セロトニンは疲労やストレス、ホルモンのバランスの変化によっても異常分泌することがあるため、男性よりも女性のほうに多く片頭痛がみられます。

ちなみにセロトニンが欠乏すると精神的にネガティブになったり、不眠症になったりといったケースもあります。

セロトニン神経を活性化させるには、太陽光をしっかり浴びることや、ジョギング、スクワット、ウォーキングなど、リズムのある呼吸と運動が効果的といわれます。

片頭痛を誘発する食品には、アルコール、ポリフェノールを多く含んだ赤ワイン、チョコレート、チーズ、柑橘類、加工食品の防腐剤の亜硝酸ナトリウム、化学調味料などに含まれているグルタミン酸ナトリウムなどが知られています。

どのような食品を口にしたときに片頭痛が発生するか、気をつけていると、原因を追究することにつながります。

さらに、正しい糖質制限を行うと、食べる物に対して意識が高くなり、意識することが多くなりますので、片頭痛の原因になる食べ物に気づくことも多いと考えられます。

緊張型頭痛は、軽いストレッチなどで軽減する


緊張型頭痛も、慢性的な頭痛のひとつで、非常に多くみられる頭痛です。

後頭部を中心に頭全体が締め付けられるように鈍い痛みが起こり、肩や首のこり、めまい、全身の倦怠感といった症状を伴うこともあります。

時々、頭痛が起こるタイプと、ほぼ毎日頭痛が起こり3か月以上続くタイプがあります。

これらの原因は、長時間のデスクワークや作業、車の運転など、体に負担がかかる不自然な姿勢が続くことで身体的なストレスが生じる場合と、仕事や人間関係など精神的なストレスから生じる場合があります。

身体的なストレスが原因と思われる緊張型頭痛は、頭や首、肩などの筋肉をほぐし、全身の血行を良くすることで緊張型頭痛を改善することができます。

不自然な姿勢を続ける場合は、時々、姿勢を変える、ストレッチをするなど軽く体を動かすなどの工夫もいいでしょうし、入浴などで体を温めて筋肉をリラックスさせてあげることもよいでしょう。

とくに首や肩は頭とつながっている場所であるため、頭痛が起こりやすくなります。

長時間のデスクワークに就いている人は、肩周辺の血液を全身に回すような大きく動かすストレッチを意識するといいでしょう。

精神的なストレスが原因で起こる緊張型頭痛は、原因となっているストレスを解消することが最も有効な改善方法ですが、なるべくストレスを溜め込まないように、ゆったり過ごす時間をつくったり、運動などで発散したりすることも、頭痛緩和につながります。

頭痛の症状によっては病院に行くことが大切

群発頭痛は、痛みが目の奥や周囲から側頭部まで拡がって、突き刺すように15分〜3時間くらい、頭痛が続くことがあります。

「目の奥がえぐられるように痛い」と訴える人も多く、群発地震のようにある一定期間に集中して頭痛が起こり、その耐え難い痛みで自殺したくなるほどつらいということから、別名「自殺頭痛」とも呼ばれています。

群発頭痛は、目の後ろにある血管が拡張して炎症を起こすことが原因とされ、血管が拡張することで自律神経を刺激し、頭痛や充血などの症状を同時に引き起こしているケースもあります。

こうした群発頭痛には、純度100%の酸素を吸入する純酸素吸入法と薬物療法が有効です。

まずは病院へ行くことが重要です。

さて、大きく分けた頭痛のタイプのうち、もうひとつの二次性頭痛は、脳や体の病気が原因で、二次的に発生するものです。

くも膜下出血や脳出血、脳腫瘍、髄膜炎など、生命に関わる重大な病気が原因となっている場合がありますので、頭痛を軽く考えないで、病院に行くことが大切です。

(まとめ)糖質制限すると頭痛が改善されますか?

1. 糖質制限によって頭痛が改善されるケースもあります

頭痛にはさまざまな原因がありますが、一部の頭痛は、糖質制限によって症状が改善されます。

例えば、片頭痛のうち食べ物が原因となって起こる頭痛には、食生活を整えることや食べる物に対して大きな注意を払うことで改善されるケースがあります。

2. 片頭痛は、糖質制限で改善されるケースもある

食べ物が原因となって起こる片頭痛の場合、どのような食品を口にしたときに発生するか気をつけていると、原因を追究することにつながります。

さらに、正しい糖質制限を行うと、食べる物に対して意識が高くなり、原因となる食べ物に気づきやすくなることも考えられます。

3. 緊張型頭痛は、軽いストレッチなどで軽減する

身体的なストレスが原因と思われる緊張型頭痛は、頭や首、肩などの筋肉をほぐし、全身の血行を良くすることで改善に向かうことができます。

精神的なストレスが原因の場合は、なるべくゆったり過ごす時間をつくったり、運動などで発散したりする機会をつくりましょう。

4. 頭痛の症状によっては病院に行くことが大切

耐え難い頭痛を伴う群発頭痛は、酸素吸入や薬物療法が有効です。

頭痛には生命に関わる重大な病気が隠れている場合もありますので、軽く考えずに、症状を感じたら病院に行って診断を受けることが大切です。

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糖質制限は、糖質が含まれる食材を何でも制限する訳ではなく、食べられるお肉もあれば、飲むこともできるお酒もあります。糖質が高い食材、低い食材の基本的な知識をつけていくことでストレスのない糖質制限を続けていくことができるでしょう。

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