ピル服用中でも糖質制限を行っても良い?

投薬中に糖質制限を行いたい方は、まず医師と相談しましょう


ピルとは経口避妊薬のことです。

低用量ピルの普及もあり、生理日を移動させたい時、生理不順を和らげたい時、そして月経前症候群の緩和や子宮筋腫や子宮内膜症などの治療に使われます。

ピルの中身はエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)で、2つとも女性ホルモンです。

さて、糖質制限は誰でも簡単に始められます。

しかし、病気治療中の方については、始める前に医師に相談しましょう。

これはピルを飲んでいる方にも当てはまります。

なぜなら、ピルには副作用があるといわれ、その中でも、むくみや食欲増進などは、糖質制限によるダイエットの効果の妨げになりうるものだからです。

ピルを含めた薬を服用している時は、決して自己判断で糖質制限を始めたり、ピルの服用を止めたりしないようにしましょう。

自分の疾患状態について、必ず、ピルを処方してくれる医師と、ダイエットや糖質制限について相談し、無理なダイエットは行わないようにしましょう。

ピルとは女性ホルモンが含まれた薬

ピルは女性のホルモン周期を応用し、飲む避妊薬として開発されました。

女性ホルモンの中でも、排卵に関係するエストロゲンとプロゲステロンを人工的に合成して作製した薬剤が含まれています。

いろいろな製薬会社からさまざまなピルが発売されていますが、配合されている割合が異なっていても、この2つの女性ホルモンが入っています。

現在は、ホルモン量がより少ない、低用量ピルがあります。

さて、ピルを服用すると、体内でプロゲステロンが分泌されているのと同じ状態、つまり実際には排卵していないのに排卵後の状態になります。

だから妊娠できない訳です。

ピルの服用を止めると2つのホルモンの血中濃度が減って、生理のような出血が起こります。

3週間はこの2つのホルモンが入ったピルを飲み、4週間目はピルを飲まないか、ホルモンが入っていないピルを飲むことで月経サイクルを作り出します。

ピルの副作用で体重が減りにくくなる人もいます


ピルには、女性の生活にとって非常に重要である生理に関する不快症状を楽にする作用もあるのですが、むくみや食欲増進など、別の不快な副作用も発生することが一般的に知られています。

ピルの副作用で体重が減りにくいという話もあります。

現在、主流である低用量ピルを服用しても、特に太ることはないはずといわれていますが、どういうことなのでしょうか。

ピルの仕組みとして、妊娠中に近いホルモン状態になります。

エストロゲンは、体内にナトリウムを蓄積します。

その結果、水分をため込み、太ったようになる「むくみ」が生じてしまいます。

また、プロゲステロンには男性ホルモンのように働く、アンドロゲン作用があります。

この作用のひとつに食欲増進があり、食べてしまうこともあるかもしれません。

しかし、これらの副作用が出るということは、ピルの成分が体内で効いているという意味でもあります。

副作用とは違いますが、ピルがうまく作用して生理前のイライラや生理痛が減少したことで、体調が良くなり、そのために食欲増進して、太ってしまうということもあるかもしれません。

糖質制限に限らず、無理なダイエットはしない

ピルで病気治療中のダイエットでは、ピルの副作用が生じた場合、体重減少しにくいことがあります。

そのような状態の中での糖質制限は、ダイエット成果があがりません。

無理な糖質制限は止めましょう。

そして、ピル服用中のダイエットについては、どんな些細に思えるダイエット法であっても、まずその病気を治療してくれる医師と相談し、指示に従って自己判断しないようにしましょう。

ダイエットよりも生命、病気を優先して治療しなくてはならない場合があるからです。

また、自分の体型や体重を見直しましょう。

特に、若い女性は、モデルや芸能人のような細い体型になろうと無理なダイエットする場合があります。

しかし、糖質制限は、適正体重より痩せたモデルのような細い体になるためのものではないのです。

(まとめ)ピル服用中でも糖質制限を行っても良い?

1. 投薬中に糖質制限を行いたい方は、まず医師と相談しましょう

ピルは女性ホルモンが含まれた薬で、避妊や生理前症候群の改善、子宮の病気の治療にも使われます。

しかしピルの副作用には、むくみや食欲増進があることが一般的に知られています。

ピル服用中に糖質制限を行いたい場合は、自己判断せずに事前に必ず、医師に相談しましょう。

2. ピルとは女性ホルモンが含まれた薬

ピルは合成のエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが入った薬です。

この作用により、排卵していないのに排卵後のような、つまり妊娠中に近い状態にすることで、避妊できます。

ピルの服用を止めると生理のように出血します。

3. ピルの副作用で体重が減りにくくなる人もいます

低用量ピルでは太ることはないといわれています。

しかし、ピルには、エストロゲンによるむくみや、プロゲステロンのアンドロゲン作用による食欲増進があります。

これにより体重が減りにくくなる場合もあるでしょう。

4. 糖質制限に限らず、無理なダイエットはしない

ピルの副作用で体重が減りにくくなることもあるので、病気治療中は無理なダイエットはしないほうがいいでしょう。

また、服用中にダイエットをする時は必ず医師に相談して、病気治療を優先する指示が出た場合は指示に従いましょう。

お肉は糖質が高く、野菜が低いと思っていませんか?

糖質制限は、糖質が含まれる食材を何でも制限する訳ではなく、食べられるお肉もあれば、飲むこともできるお酒もあります。糖質が高い食材、低い食材の基本的な知識をつけていくことでストレスのない糖質制限を続けていくことができるでしょう。

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