糖質制限をすることで胸焼けすることが減る?

肥満が原因の胸焼けは、胃が弱っている時に糖質制限を行うことで軽減できる可能性があります


一般的にいわれる胸焼けには、胃がムカムカする、キリキリと痛むなどいろいろな症状があります。

胸がチリチリ傷む、胸のあたりが重苦しい、喉から胸にかけて何とも嫌な感じがするなど、感じ方や表現の仕方は個人によってそれぞれ異なります。

また酸っぱいものがこみ上げてくる感じがする、吐き気も起こっている、胃が重く痛い、もたれた感じがする、お腹が張って苦しいなどの症状までひっくるめて、「胸焼け」と捉えている方もいるようです。

医学用語における「胸焼け」の定義は、「前胸部が下の方から上の方へと向かって熱くなり、焼けるような感覚」とされています。

簡単にいうと、「胸の真ん中あたりが、チリチリ焼けるような感じ」です。

胸焼けの原因で最も多いのは、胃液が食道に逆流する「逆流性食道炎」で、このほかに「十二指腸潰瘍」「胃炎」「胃腸炎」などもあります。

さらには肥満体型である、食べ過ぎた、偏った食品ばかり食べた、なども原因となります。

特に、味付けが濃い料理や、ケーキ、あんこなど糖質を多く含む食べ物は、胃で溶けると高浸透圧の液体となって食道に逆流し、胸焼けを起こすことがあります。

糖質制限を行うことで、このような胸焼けは減らすことができるのです。

胸焼けとはどういったものか

喉から胸~胃の上部にかけて、違和感・不快感がある時、一般的に「胸焼けがする」という表現をします。

さらに詳しい症状の表現として、ムカムカする、チリチリ痛む、重苦しい、焼けるような感じ、酸っぱいものが下から上の方にこみ上げてくるような感じ、などがあります。

似たような症状に「胃もたれ」もあります。

「胃もたれ」もまた、胃が重く感じる、むかつく、鈍痛がするといった不快な症状で、胸焼けと同時に訴える人もいます。

胸焼けは、ひどくなると、胸が締め付けられるように痛いとか、胸から喉一帯が焼けるような感じ、あるいは、吐き気がして水を飲んでもむかつくなど、重い症状もみられるようになります。

こうした症状は、食事の最中や食後に出ることが多く、座っていることも辛くなって、横になっても簡単におさまりません。

ひどい場合は、数時間、あるいは一晩してもムカムカしたまま、という状態の時もあります。

胸焼けの原因には何が考えられるか


胸焼けが起こる原因のひとつとして「胃食道逆流症(GERD)」があります。

内視鏡検査で食道を観察すると、食道に炎症がみられる「逆流性食道炎」はそのひとつで、近年増加傾向にあります。

本来であれば、食べたものは胃で消化されている間、食道に上がってこないよう、逆流防止機構が備わっています。

形態的には例えば胃と食道のつなぎ目にある「下部食道括約筋」という筋肉です。

しかしこうした機能が弱くなっていると、胃の内容物が食道に逆流して留まり、食道粘膜が傷んでしまうのです。

逆流防止機能を弱めてしまう原因には、老化、食生活、腹部の圧迫、アルコールや喫煙などがあります。

また食道に炎症がみられない「非びらん性胃食道逆流症」は、ストレスの影響で自律神経が乱れ、食道が酸に敏感に反応することから起こる可能性をいわれています。

このほか胸焼けが起こる原因として、一度にたくさん食べ過ぎてしまうと胃が拡張してしまい、胃の上部が伸びて下部食道括約筋がゆるみ、逆流することも考えられます。

また肥満の人は、この下部食道括約筋がゆるみやすい傾向にあり、食事の後、喉から胃にかけて不快に感じることが多いようです。

日常の食生活では、味付けが濃い料理や、ケーキ、あんこなど糖質を多く含む食べ物は、胃で溶ける際、高浸透圧の液体となるため、食道に逆流した場合は胸焼けを起こしやすくなります。

また、酸っぱいものの摂り過ぎも、胸焼けの原因となります。

柑橘類、炭酸飲料、栄養ドリンクなどは酸性度が高い食品で、これらを食べて、食道への逆流が何度も起こると、食道の粘膜が刺激されて少しの刺激でも胸焼けが起こりやすくなります。

アルコール、辛い食べ物、熱い食べ物、刺激の強い食べ物も、食道の炎症に関わりがあります。

胸焼けの症状の原因には、このほか、「十二指腸潰瘍」「胃炎」「胃腸炎」「胃潰瘍」などもあります。

病院で診察を受ける際は、どのような時にどのような症状が現れるのか、なるべく具体的に説明できるように簡単な記録を取っておいて説明するとよいでしょう。

糖質制限すると胸焼けを減らせるのか

胸焼けの原因はさまざまです。

症状が度々起こる時や重い場合は速やかに病院で診察を受けることが重要です。

しかし、一度にたくさん食べ過ぎた時に起こる場合や、明らかに肥満だと分かっている場合は、糖質制限を行うと胸焼けを減らすことにもつながります。

食べ過ぎる場合、主食となるご飯やめん類など、炭水化物を多く摂っているケースが多くみられます。

また、ケーキ、あんこなどのスイーツの食べ過ぎも胸焼けの原因になります。

このほか野菜類にもサツマイモ、ジャガイモ、カボチャ、ゴボウなど、糖質を多く含む食べ物もあります。

一度にたくさん食べ過ぎないように気をつけることはもちろんですが、糖質を含んだ食べ物を制限することは、胸焼けを軽減させる可能性が高いといえます。

そしてまた、明らかに肥満だと分かっている場合は、糖質制限を行うことで肥満を改善し、胸焼けを減らすことにつながるのです。

(まとめ)糖質制限することで胸焼けすることが減る?

1. 肥満が原因の胸焼けは、胃が弱っている時に糖質制限を行うことで軽減できる可能性があります

胸焼けには逆流性食道炎や胃炎、十二指腸潰瘍など、さまざまな原因が考えられます。

肥満が原因の場合や食べ過ぎ、胃が弱っているなどの場合は糖質制限を行うと肥満を改善し、また胸焼けの症状を減らすことにもつながります。

2. 胸焼けとはどういったものか

一般的に胸焼けとは喉から胃の上部にかけての不快感を指します。

ムカムカする、チリチリ痛む、胃が重苦しい、吐き気がする、酸っぱいものが下から上の方にこみ上げてくるような感じなど、人によって症状や言い表し方は異なります。

3. 胸焼けの原因には何が考えられるか

原因のひとつとして「胃食道逆流症」があります。

これは胃と食道のつなぎ目にある「下部食道括約筋」という筋肉が弱り、逆流性食道炎を起こすこともあります。

またストレスが原因の場合もあります。

食べ過ぎや肥満も原因になります。

4. 糖質制限すると胸焼けを減らせるのか

食べ過ぎて起こる胸焼けでは、主食であるご飯やめん類など糖質を多く含む食べ物を制限することで防ぐことができます。

またケーキなど糖質の多い食べ物が引き起こす胸焼けや、肥満の改善は糖質制限を行うことで軽減することができます。

お肉は糖質が高く、野菜が低いと思っていませんか?

糖質制限は、糖質が含まれる食材を何でも制限する訳ではなく、食べられるお肉もあれば、飲むこともできるお酒もあります。糖質が高い食材、低い食材の基本的な知識をつけていくことでストレスのない糖質制限を続けていくことができるでしょう。

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