糖質制限と腰痛との関係とは?

腰痛の原因はさまざまです。糖質制限で軽減や予防に繋がることがあります


腰痛に関する全国における国民生活基礎調査(日本整形外科学会)によると、日本で腰痛を訴える人は1,000人のうち92.5人、腰痛症で通院した人の割合は1,000人のうち39.5人でした。

これは、「腰痛」が高血圧に次いで通院者の多い症状・疾患であることを示すデータです。

国民病ともいわれる腰痛ですが、その原因はさまざまであり、原因別に大きく4つに分けられます。

「筋肉や骨の障害による腰痛」、「神経の障害による腰痛」、「ストレスなど心因性による腰痛」、「内蔵やその他、腰痛が症状として表れる疾患」です。

腰痛の起こる原因として、日常生活の視点からは、「長時間同じ姿勢でいることによる筋肉の緊張」、「運動不足、筋肉退化」、「過剰な動きや無理な負担」、「体重増加による腰への負担」、「骨や関節の劣化・老化」が挙げられます。

疾患以外が原因の腰痛のうち、筋力低下や体重増加が原因であるものは、運動まで含む適切な糖質制限を行うことで、筋力をつけ、適正な体重を維持することができます。

骨や関節の劣化・老化などは、適切な糖質制限を行うことで老化の進行をゆるやかにすることができます。

糖質制限という方法は、腰痛を軽減したり予防したりといったことが期待できる方法なのです。

適正体重にし、それを維持すれば、腰痛予防に繋がります

美味しいものが何でも手に入る、飽食の時代といわれる現代。

総体的にカロリーオーバーでありながら、運動不足などによりエネルギー消費が減少していて、適正な体重を超えている人が少なくありません。

体重は、全身を支える背骨や足にダイレクトにかかり、歩行運動や立ち座りの動作などで腰椎や椎骨近辺に大きな負担をかけます。

体重が適正を超えていれば負担は非常に大きくなり、腰椎や周辺の筋、筋膜、靱帯などへも影響を及ぼします。

身長や年齢・性別に合った適正体重を大きく超えている人は、お辞儀をする、歩く、走る、カバンや荷物を持つ、肩にかけるといった日常的な動作でさえ、腰に負担をかけ、腰痛を招くのです。

過剰に摂取していた糖質を少なくしながら運動をする「糖質制限」を行うと、体に蓄積されていた脂肪が減少し、体重減量という結果が大いに期待できます。

適正になった体重を維持していくことで、腰にかかる負担を軽減し、腰痛を予防できるのです。

「糖質制限」を行い、栄養バランスを整えることで、筋力をつけて腰への負担を軽減できます


腰痛を訴える人のうち、原因を特定できるのはおよそ15%といわれています。

その代表的なものには、腰椎が直接障害される圧迫骨折や椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄があります。

この他、細菌感染やがん、臓器や血管などの疾患が原因で、副次的な症状として腰痛が起こることもあります。

一方、レントゲンなどの精密検査をしても、原因が特定できない人は、およそ85%にものぼります。

この多くは生活習慣、睡眠障害、ストレスなど心因性だと考えられていますが、とりわけ生活習慣の「長時間同じ姿勢でいることによる筋肉の緊張」「運動不足、筋肉退化」は、糖質制限を行うことで軽減および予防を期待することができます。

食生活の面から考えてみましょう。

第二次世界大戦後、食の欧米化が進み、1970年代から1990年代半ばにかけて日本人のタンパク質の摂取量が増えました。

ところが「国民栄養の現状」「国民栄養調査」「国民健康・栄養調査」等、厚生労働省の調査によれば2000年あたりから摂取するタンパク質が減少し始め、2013年時点では戦後の1950年代と同じ水準しか摂取できていない、ということです。

人の体のおよそ6分の1はタンパク質でできています。筋肉を構成するタンパク質であるアクチンやミオシンは、筋肉を伸ばしたり縮めたりして体を動かす大切な働きをしています。

体に必要な栄養はいくつもあり、それらをバランス良く摂取することで、必要な筋肉がつくられます。

微量元素は、疲労を回復させるだけでなく、生命の根幹に関わることも分かってきました。

食の多様化といって健康志向が広がる一方、忙しい現代人は、ファストフードやパスタ、うどんなどのめん類といった手軽な食事だけの生活に陥りがちで、糖質ばかり過剰に摂取しているケースも少なくありません。

あらためて食生活を見直し、筋肉の退化・劣化・老化を予防することで、腰痛を軽減・予防を期待することができるのです。

糖質制限で骨と関節の老化やホルモンバランスが崩れることを防ぎ、腰痛の予防を期待

体には、糖質を過剰に摂取し続けると細胞が老化するという仕組みがあります。

タンパク質と糖が体温によって加熱されてできるAGEs(Advanced Glycation End Products)という物質がありますが、これが体に蓄積するとさまざまな老化現象を引き起こすことが知られています。

例えば、2型糖尿病の合併症としての骨粗しょう症は、これが原因といわれています。

また、AGEsの蓄積はコラーゲンやエラスチンなどの結合組織のタンパ質をクロスリンク(架橋)して変性させ、弾力性を低下させます。

コラーゲンやエラスチンが変性すると関節のなめらかな動きを妨げ、関節痛の原因となります。

糖質制限を行うことで、骨や関節の老化による腰痛予防が期待できるのです。

また過剰に摂取する糖質がホルモンバランスと関わりがあるともいわれています。

ホルモンバランスが崩れると全身のさまざまな不調を引き起こす原因にもなります。

ホルモンバランスは精神的なストレスや心因性の症状にも関わりが大きいことから、そういった腰痛の一因となっているとも考えられています。

糖質制限は、腰痛が起こる原因を軽減したり、予防したりすることが期待できるのです。

(まとめ)糖質制限と腰痛との関係とは?

1.腰痛の原因はさまざまです。糖質制限で軽減や予防に繋がることがあります

腰痛にはさまざまな原因がありますが、このうち、疾患が原因である以外、筋肉の退化・老化による腰痛、体重増加による腰痛、骨や関節の劣化・老化による腰痛は、糖質制限を行うことで乗り越えてゆくことが期待できます。

2.適正体重にし、それを維持すれば、腰痛予防に繋がります

身長や年齢・性別に合った適正体重を超えていると、日常生活の歩行やお辞儀、荷物を持つなどの動作で腰痛が起こることがあります。

糖質制限を行うことで体重を適正に調整し、維持することで腰痛を軽減および予防することが期待できます。

3.「糖質制限」を行い、栄養バランスを整えることで、筋力をつけて腰への負担を軽減できます

腰痛の原因が特定できない人はおよそ85%といわれますが、このうち生活習慣や筋肉退化、筋力低下などが原因であるものも少なくありません。

糖質制限を行い、さらに栄養バランスを整えることで、筋肉退化を防ぎ、腰痛の軽減および予防することが期待できます。

4. 糖質制限で骨と関節の老化やホルモンバランスが崩れることを防ぎ、腰痛の予防を期待

摂取する糖質が過剰になると骨や関節を老化させる物質が生成されます。

またホルモンバランスを崩す原因ともいわれます。

糖質制限を行うことで骨や関節の老化を防ぎ、ストレスによる腰痛などを軽減および予防することが期待できます。

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糖質制限は、糖質が含まれる食材を何でも制限する訳ではなく、食べられるお肉もあれば、飲むこともできるお酒もあります。糖質が高い食材、低い食材の基本的な知識をつけていくことでストレスのない糖質制限を続けていくことができるでしょう。

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