糖質制限することで低血圧になることがある?

糖質制限ではなく、急な食生活の変化や別の問題から低血圧になることはあるかもしれません


低血圧にはいくつかあり、大きくは、「本態性低血圧」、「症候性低血圧」、「起立性低血圧」の3タイプに分かれます。

「本態性低血圧」は、低血圧の9割を占め、特別な原因疾患を伴わずに血圧が低い状態です。

遺伝や体質が関わることが多いと考えられています。

「症候性低血圧」は、心臓病、内分泌の異常、栄養障害、ケガによる大出血、がんの末期などで起こる低血圧です。

「起立性低血圧」は、いわゆる「立ち眩み」と言われるもので、動作を起こした時、下半身にたまった血液が心臓に戻りにくくなるために急激に血圧が下がって起こります。

高血圧の方でも起こることがあります。

神経の働きの乱れが原因の「特発性」起立性低血圧と、糖尿病などの疾患や降圧剤などの薬が原因となる「二次性」起立性低血圧があります。

「特発性」の場合は、睡眠不足、不規則な食事や日常生活、運動不足、過度なストレス、あるいは急激なダイエットが原因となっているかもしれません。

低血圧になる原因はいろいろあるため、糖質をおさえたから低血圧なるということではありません。

低血圧の症状と対処法

低血圧は女性に多く、低血圧の方にみられる症状は、多い順におおよそ次の通りです。

立ち眩み、めまい、朝早くに起きられない、頭痛・頭重、倦怠感・疲労感、肩こり、動悸、胸痛・胸部圧迫感、失神発作、悪心。

これらは日常生活を過ごす上で、とても辛く不愉快なものです。

低血圧は命に関わる危険性が低いと考えられがちですが、めまいや立ち眩み、嘔吐が頻繁に起こる場合は、心臓障害などが隠れている「二次性」起立性低血圧かもしれません。

そういった場合は命に関わりますので、早めに‘病院にかかることが肝要です。

低血圧の症状が不意に起こってしまったら、体を横にして足を心臓の位置より高く置き、症状が落ち着くまで安静にします。

ストレスをためないように規則正しい生活習慣、バランスのとれた食生活を心がけるように過ごし、低血圧の不快な症状が気になるようであれば、一度、医療機関に相談することも大切です。

低糖質食は低血圧の予防・改善にも通じます


低糖質食の実践ポイントの中には、低血圧の予防・改善に良いとされていることが含まれています。

例えば、栄養バランスについて、「タンパク質+食物繊維」+「ビタミン+ミネラル」補給でバランスのとれた低糖質食の生活を送ることは、低血圧の方に望ましい、バランスのとれた食事に通じます。

低糖質食では水分の補給について、女性は1日2リットル、男性は1日3リットルの水を少しずつ何回かに分けて摂取しますが、低血圧の人も、血流量を増やすために何回かに分けて、しっかり水分を摂取することは重要です。

どちらの場合も、不規則な食事のとり方や早食いなどを改善し、全体的に規則正しい毎日を過ごして睡眠をしっかりとることで、常に最善の状態を保つことができます。

糖質制限中も低血圧の予防・改善も共に適度な運動が必要

糖質制限中にもう一つ大事なことは、エネルギーを消費させるための「適度な運動」をすることです。

例えば気軽に毎日続けられるウォーキングや室内でできる筋肉トレーニングが重要になります。

糖質制限中に必要な「適度な運動」は、結果的に、誰にでも起こりうる起立性低血圧の予防・改善に有益な、下半身の筋肉を鍛えることになります。

下半身の筋肉は血流をつくり出すためのポンプの役割もしています。

運動不足になると、下半身の筋肉が衰え、重力により下半身にたまり気味な血液をスムーズに心臓に押し出し、送り返すことが難しくなります。

女性に多い低血圧ですが、「適度な運動」を適切な糖質制限とともに行うならば、現状よりひどい低血圧になるということはまずありません。

筋肉づくりは、さらに、日常生活の中でたまってしまったストレスを解消させることにもつながり、それは低血圧を引き起こす他のいくつかの原因(過度なストレス、睡眠不足、不規則な生活など)までも減らすことができます。

(まとめ)糖質制限することで低血圧になることがある?

1.糖質制限ではなく、急な食生活の変化や別の問題から低血圧になることはあるかもしれません

低血圧を分類して原因だけを並べてみると、遺伝や体質、低血圧を引き起こす病気、急激なダイエットや不規則な日常生活、ストレスなどから起こる神経の働きの乱れ、というのが主なものであり、糖質をおさえたから低血圧になる、と短絡的には言うことはできません。

2.低血圧の症状と対処法

低血圧のめまいや立ち眩み、頭痛などの症状は日常生活を過ごす上でとても辛く不愉快なものでありますが、低血圧の症状がでたらあせらず速やかに横になり心臓より足を上げて安静にして対応することで症状を落ち着かせることができます。

3.低糖質食は低血圧の予防・改善にも通じます

糖質をおさえる低糖質食は、栄養バランスの良い食事を組み合わせ、生活習慣を見直し、規則正しい生活をするため、体調を整えることができます。
低糖質食は、低血圧を起こしてしまう原因のいくつかの要素を減らしてくれます。

4.糖質制限中も低血圧の予防・改善も共に適度な運動が必要

適度な運動は、糖質制限中の場合はエネルギー消費するために行いますが、低血圧の予防・改善が目的の場合には、血液を押し上げる筋肉づくりに必要になります。

目的は違いますが共に適度な運動をすることで良い結果につなげることができます。

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糖質制限は、糖質が含まれる食材を何でも制限する訳ではなく、食べられるお肉もあれば、飲むこともできるお酒もあります。糖質が高い食材、低い食材の基本的な知識をつけていくことでストレスのない糖質制限を続けていくことができるでしょう。

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