糖質制限をすると骨粗鬆症になるって本当ですか?

糖質制限をしても、骨粗鬆症にはなりません


糖質制限は、体に負担をかけることのない健康的なダイエットのために考案されたものです。

健康的なダイエットと言っても、「糖質制限をすると、骨粗鬆症になるのではないか?」と、健康を損なうことが心配な方もいるでしょう。

しかし、その心配は無用です。

何故なら、糖質制限というのは最低限の約束として、「糖質をコントロールした低糖質の食事」を摂るしばりがあります、というものであって、糖質以外の食事について制限はないものなのです。

そのため、正しく適切に実践しているならば、カルシウム不足になることは考えられないのです。

骨の主成分はカルシウムなので、カルシウム不足にならなければ、そして運動をし、日に当たっていれば、骨粗鬆症になるリスクは軽減できます。

しかし、もし、糖質だけではなく食事全般を制限したり、世間に溢れている断片的な知識をもとに自己流で実践したりすると、栄養バランスが崩れる可能性もあります。

その結果、カルシウム不足などで骨が弱くなることも考えられるでしょう。

そうならないためには、極端な糖質カットや食事制限をしない糖質制限を行うことが大切です。

そうすれば、骨粗鬆症をはじめとした病気になることなく、美しく健康的にダイエットすることができます。

骨粗鬆症とは

骨粗鬆症とは、骨多孔症とも言われ、骨組織の組成は正常なのに、単位体積当たりの骨量(骨密度)が減ってしまった状態で、一つの症候群と考えられています。

骨の強度が低くなって骨折しやすくなります。

骨密度低下の主な原因として、次のようなものが考えられています。

  1. カルシウム不足

    骨の主成分はカルシウムです。

    血中のカルシウム濃度が低下すると骨のカルシウムで補おうとするため、骨のカルシウムは溶け出してしまいます。

    そのため、カルシウム摂取量が少なくなると骨のカルシウムも少なくなるので骨は弱くなります。

  2. 加齢

    加齢に伴い骨の組織や細胞も老化するため、骨は脆くなります。

  3. 女性ホルモンの低下

    健康な骨は「骨を壊す骨吸収」と「骨を作る骨形成」がバランスよく保たれています。

    そして、女性ホルモンの一つであるエストロゲンには、骨吸収をゆるやかにする働きがあります。

    そのため、女性ホルモンの分泌が減ると骨吸収が進み、骨形成を上回るようになるので、骨は脆くなってしまうのです。

  4. 生活習慣
    • 運動不足:骨に負荷がかかることが少ない場合は、骨が衰えやすくなります。
    • 喫煙:血行不良になりカルシウムの吸収を悪くしたり、エストロゲンの働きを低下させたりします。
    • 過度な飲酒:利尿作用によりカルシウムが排出されてしまったり、消化器官がダメージを受けることによりカルシウムが吸収できなくなったりします。

糖質制限とカルシウムの関係


人間の体の中のカルシウムは、99%が骨や歯の中にあります。

残りの1%は、骨や歯以外の組織や血液中にあり、筋肉収縮・血液凝固・神経伝達などの役割を担っています。

これらの役割、機能は生きていく上でとても重要なので、血液中のカルシウムが少なくなると骨から溶け出して補おうとするのです。

そのため、食事からのカルシウム摂取量が少ないと骨から補う量が増えるため、骨の中のカルシウムが少なくなることが考えられます。

しかし、糖質制限をすることで、カルシウム摂取量が少なくなることはありません。

糖質制限とは、「糖質を制限すること」であり、カルシウムを制限することではないからです。

適切に糖質を制限するのではなく自己流で糖質制限を行い、例えば、食事全体を制限してしまった場合は、栄養不足になることもありえます。

その結果としてカルシウム摂取量も不足した場合は、骨粗鬆症になる危険性も増すと言えますが、それは糖質制限が原因ではありません。

正しい糖質制限とは、その方に合ったエネルギー必要量分の食事を摂ることとし、その中の糖質を適切量だけタンパク質に変更するだけであとはバランスよく食べて運動し、整った生活をする、そういったものです。

望ましい糖質制限を実践していれば、骨粗鬆症のリスクを心配することはないと言えます。

それでも骨粗鬆症が心配な場合に心がけるとよいこと

「糖質制限が、骨粗鬆症の原因になることはありません」と言われても、不安が拭い切れない方もいるかもしれません。

その場合は、次のようなことを心がけるとよいでしょう。

食事

糖質が少なく、カルシウムが豊富に含まれたものがおすすめです。

具体的には、納豆、チーズやヨーグルト、黒ごま、サンマやサバなどがあります。

日常生活

  1. 運動

    骨粗鬆症予防ということであれば、「負荷をかけよう」と、激しい運動をする必要はありません。

    歩く時間を増やしたり、1日中ダラダラしていないで立ったり座ったり、外へ出かけたりするだけでも効果はありますので、無理のない範囲で体を動かすようにするとよいでしょう。

  2. 生活習慣

    喫煙や過度な飲酒は控えましょう。

  3. ストレス解消

    ストレスもホルモンバランスが乱れる原因となりますので、溜め込まずに上手に発散するようにしましょう。

(まとめ)糖質制限をすると骨粗鬆症になるって本当ですか?

1. 糖質制限をしても、骨粗鬆症にはなりません

「糖質制限をすると、骨粗鬆症になる?」と心配な方もいるでしょう。

しかし、「糖質をコントロールした低糖質の食事」を正しく適切に実践していれば、カルシウム不足になることは考えられず、骨粗鬆症になるリスクは低く抑えることができると言えます。

2. 骨粗鬆症とは

骨粗鬆症とは、骨多孔症とも言われ、骨組織の組成は正常なのに骨密度が低下して、骨が弱くなって骨折しやすくなる病気のことです。

骨密度が低下する主な原因として、カルシウム不足、加齢、女性ホルモンの低下、生活習慣が考えられています。

3. 糖質制限とカルシウムの関係

食事からのカルシウム摂取量が少ないと、骨からカルシウムが溶け出すため、骨の中のカルシウムが少なくなります。

しかし、糖質制限はカルシウムを制限するわけではないので、糖質制限をしたことでカルシウム不足になることはありません。

4. それでも骨粗鬆症が心配な場合に心がけるとよいこと

「糖質制限をしても骨粗鬆症になりません」と言われても不安が拭い切れない場合は、「糖質が少なくカルシウムが豊富に含まれている食事をする」、「適度な運動・喫煙や過度な飲酒は控える・ストレス解消」を心がけるとよいでしょう。

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糖質制限は、糖質が含まれる食材を何でも制限する訳ではなく、食べられるお肉もあれば、飲むこともできるお酒もあります。糖質が高い食材、低い食材の基本的な知識をつけていくことでストレスのない糖質制限を続けていくことができるでしょう。

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