ビールに含まれている糖質とプリン体の違いとは?

糖質オフとプリン体オフでは選ぶ目的が違います


ヘルシーなイメージがある、糖質オフとプリン体オフのビールですが、どちらも健康志向が高い人向けの商品であることに違いはありません。

しかし、糖質オフとプリン体オフでは、選ぶ目的が異なります。

なぜなら糖質オフは血糖値が上がった際のインスリン分泌を防ぐのに対し、プリン体オフは通風を予防する為の物だからです。”

糖質オフを選ぶ目的には脂肪の増加を防ぐことがあります

まず糖質オフのビールを選ぶ目的があります。

それは、糖質を多く摂り過ぎるとインスリンの分泌が増えて、インスリンの作用により脂肪が蓄えられてしまうのを防ぐためです。

ここで注意したいのが同じ糖質カットビールでも、糖質オフと糖質ゼロでは含まれている糖質の量が異なります。

糖質オフは100mlに対し糖質が2.5g以下にしなければならず、糖質ゼロは100ml当たり糖質の量が0.5g未満のものを示しています。

そのため、糖質ゼロという謳い文句があるビールでも、350mlの缶でいえば微量に含まれていることがあるわけです。

パッケージには糖質が100ml中0.5g以下であれば「0」と表示できるため、明確な量を比較したい場合は、パッケージの栄養成分表を見る必要があります。

また、ビールを飲む場合は総量でも摂取する糖質量が変わってきます。

糖質ゼロを選べば何杯飲んでも大丈夫ということにはなりません。

例えば、糖質が100ml当たり0.5g以下なら糖質ゼロと表示できるわけですから、100ml当たり0.4gなら同じように「0」にできます。

1缶350mlなので、5缶飲めば合計で1,750ml飲む計算になります。

100ml当たり0.4gの糖質が入っていると仮定すると、約7gの糖質量を摂取することになり、この糖質の量をどう考えるかでも違ってくるのではないでしょうか。

プリン体ゼロを選ぶ目的は痛風の予防が主な目的です


ダイエット中の方はビールで糖質ゼロを選ぶべきなのですが、ではプリン体ゼロは何のために選ぶのでしょうか。

それは痛風の原因がプリン体の過剰摂取によるものだからです。

通風は尿酸値が上がることで、尿酸の結晶が関節にたまり痛みを発生させるものです。

この尿酸は腎臓から排泄されるのですが、女性は女性ホルモンの影響により排泄が促がされています。

だからこそ通風になるのはほとんどが男性で、女性がなることはほとんどありません。

通風の方は尿酸値を上げる原因となるプリン体の摂取量を減らすことが求められ、ビールを選ぶ際にもプリン体ゼロを選ばなければなりません。

しかし、プリン体は食品からの摂取量はごくわずかで、約80%が体内で合成されるといわれています。

そのため、食品やビールからの摂取量を減らしても意味が無く、アルコール自体が腎臓からの尿酸排出量を低下させるともいわれています。

もちろんビールでできるだけプリン体の摂取量を減らし、おつまみでもプリン体が少ないものを選ぶことは通風予防としては有効なものではありますが、ほかの面にも注目し通風になった原因を避けることもすすめられます。

痛風の原因のひとつが、体内に発生する活性酸素だともいわれています。

そのため通風予防をしたい方は、プリン体ゼロのビールを選ぶとともに、活性酸素を除去できる抗酸化食品の摂取にも注意してみましょう。

ビールの飲み方やおつまみについても注意が必要です

ダイエット中でもビールを飲みたい方は、糖質オフや糖質ゼロを選んで飲む量にも注意し、さらに一緒に食べるおつまみの種類にも注意してみましょう。

太りにくいビールのおつまみには次のようなものがあります。

高タンパクのもの

鶏のササミ、内臓、豆腐などです。

焼き鳥なら高タンパクなお肉も選べて、シンプルな塩コショウのみの味付けで糖質も高くなりません。

野菜を取り入れる

野菜に含まれる食物繊維は、血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。

しかし、糖質が多いポテトやかぼちゃなどは避けて、食物繊維も摂取できるサラダなどがおすすめです。

また、ビールをたくさん飲みすぎない工夫も取り入れてみましょう。

中ジョッキや大ジョッキだとついつい飲みすぎてしまうので、小さなジョッキを選ぶと量を制限できます。

お酒を飲むときにはゆっくりのペースで、間にお茶や水を挟むと飲みすぎません。

そして一番いい対策が、やはり飲まない日を設けるようにすることでしょう。

ビールは飲みすぎてしまえば糖質の量が多くなるだけでなく、摂取カロリーも同時に増えてしまいます。

ビール、発泡酒、新ジャンルのカロリーの差はあまり大きくないのですが、アルコール度数が高いものは比較的高カロリーである場合が多いと思っておきましょう。

(まとめ)ビールに含まれている糖質とプリン体との違いとは?

1.糖質オフとプリン体オフでは選ぶ目的が違います

糖質オフ、プリン体オフ両方の要素が満たされているとお得な感じがしますが、ダイエットするためには糖質オフや糖質ゼロを考える必要があります。

ビールを選ぶ場合は、どのくらい糖質が含まれているかで比較しましょう。

2.糖質オフを選ぶ目的には脂肪の増加を防ぐことがあります

ダイエット中のビール選びは、まずは適量に飲むこと、そして糖質ゼロ商品を選ぶことが大切です。

飲む量が多くなってしまえば、せっかく糖質ゼロを選んでも結局は糖質を多く摂ってしまうことになります。

3.プリン体ゼロを選ぶ目的は痛風の予防が主な目的です

プリン体ゼロのビールは、ダイエットを目指す方にはあまり関係がありません。

しかし、通風予防をしたい方には関係するため、プリン体の摂取量を控えながら、合わせて通風の原因ともいわれる活性酸素を防ぎましょう。

4.ビールの飲み方やおつまみについても注意が必要です

ビールに気をつけるだけでなく、一緒に食べるおつまみの種類にも注意することが大切です。

さらにビール自体を飲みすぎて糖質やカロリーオーバーになれば意味がありませんから、量にも注意して飲むようにしましょう。

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