頭痛や吐き気の起こる原因は、糖質制限?

酵素活性が十分でない方に、頭痛や吐き気が起こることが


その頭痛の痛みは強く、「ズキンズキン」して、「光や音」が煩わしかったり「吐き気」がしたり、そういう症状が何度も、一見ランダムに「繰り返し」起こってゆくものでしょうか。

そうであるなら、頭痛のうち最も一般的な「片頭痛」かもしれません。

片頭痛を引き起こす原因は、ストレスやストレスからの解放、寝不足、まぶしい光や強いにおい、気候・気圧の変化、生理、「特定の飲食物」、空腹、肩や首の凝りや痛みなどと考えられています。

片頭痛を引き起こす「特定の飲食物」が、糖質制限をするようになって急に多く食べている「何か」であることは考えられます。

片頭痛が頻繁であったり、深刻な状態であったりする場合は、速やかに専門医の頭痛外来へかかりましょう。

頭痛や吐き気を引き起こす「特定の飲食物」が「肉類」であるなら、体内の酵素活性が十分でなく、食物(タンパク質や脂質)を分解消費できないためかもしれません。

そういった場合には、まず、鉄・マグネシウム・亜鉛などのミネラルを補給してみましょう。

小学生も習う、「まごわやさしい《栄養バランスのとれた食事の目安になる食材の頭文字を表したもの:まめ、ごま、わかめ(海藻類)、やさい、さかな、しいたけ(きのこ類)、いも》」、を意識すると良いでしょう。

そして、そもそも肉類は、魚と動物肉を半々の割合で摂るのが良いですので、比較的消化の良い魚から徐々にならしてゆくのがおすすめです。

頭痛と吐き気が起こったときには、直前に何を食べたかなどを記録から統計的に原因を探すことが大切です。頭痛ダイアリーをつけて、対策をとっていきましょう。

頭痛に悩む人は世界中に大勢います

頭痛とは、頭部に感じる痛みの総称で、病気に付随する「症状」として表れる二次性頭痛と、頭痛自体が「病名」であるような、まさに頭の中で痛みが発生する一次性頭痛との2種類があります。

多くは深部痛であって、その痛みの発生する部分に対応する、刺激の加わっていない部分への投射痛を伴って、比較的広い範囲に、ズキズキするうずきのような疼痛が感じられるものです。

脳は痛みを感じないといいますが、頭部で痛覚を感受する部位は、脳を密閉する硬膜の内外にあります。

痛みを感じるのは、頭蓋の筋膜や筋と動脈や神経、硬膜に流れる動脈や硬膜自体の一部、脳底部のクモ膜や動脈、三叉神経・迷走神経・舌咽神経の神経根部、ほか、静脈の一部です。

これらが炎症、循環障害、機械的刺激、化学物質などの刺激を受け、頭痛が起こります。

現在、頭痛医学の最前線は、患者にも医師にも頭痛に対する理解を深めてもらうため国際頭痛学会が「国際頭痛分類」第3版β版をつくっているところです。

第2版の作成には日本人も委員として参加しており、第3版に対しても日本人が入る複数のワークグループがつくられています。

頭痛分類委員長のデンマーク出身 Jes Olesen氏は次のように書いています。

「われわれの日本の仲間が頭痛性疾患の診断と治療の改善に絶え間ない努力を続けていることを称賛しなければなりません。」

「しばしば軽視されますが、片頭痛はすべての疾患のうち、単独で7番目に支障をきたしうるものです。」

「社会全体の医療費のコストとしては、頭痛性疾患はすべての神経疾患のうち、認知症と脳卒中に続く3番目の疾患です。」

片頭痛は日本だけでなく、世界でも大きな問題となっています。

タンパク源もいろいろ。赤身魚も、鉄分を多く含みます


魚も動物肉も、ともに動物性のタンパク源ですが、含まれる栄養素に違いがあります。

魚には、人間の血液中の中性脂肪やコレステロールを減らす、必須脂肪酸である「DHA(ドコサヘキサエン酸)」や「EPA (エイコサペンタエン酸)」といった不飽和脂肪酸が多く含まれています。

魚に含まれる不飽和脂肪酸は、糖代謝改善や、動脈硬化の予防と改善のメカニズムが研究され、がん細胞DNA 合成の阻害作用も非臨床試験で明らかになっています。

一方、動物肉の脂肪は、飽和脂肪酸を多く含み、人間の血液中の中性脂肪を増やすといわれますが、私たちに必要なビタミンB群や鉄分を多く含んでいます。

特に、豚肉は、ビタミンB1を断然多く含んでいます。

ビタミンB1は、体内の糖質がエネルギーになるとき必要とされる、エネルギー代謝に関係するビタミンです。

欠乏すると、物忘れ、集中力散漫、肩こり、脚気などを引き起こします。

豚肉は全体的に繊維が短いため比較的柔らかく、消化率が良いという特性もある上、脂肪を調理過程でカットすることによりタンパク質の割合を高めることができます。

また、豚脂はリノール酸等の不飽和脂肪酸が多く、健康的です。

牛肉は、鉄分が豊富で、野菜に含まれる無機鉄と違ってタンパク質と結びついたヘム鉄なので、吸収が良く、赤血球をつくる助けをします。

鶏肉は、脂溶性のビタミンAが豊富で、必須アミノ酸をバランス良く含んでおり、低カロリー高タンパク質のいわゆるヘルシーな食肉といえます。

一般的に、動物肉を食べるより魚を食べるほうが健康的、と考えられていますが、実際には、動物や魚の種類や部位、産地や生育環境によって成分の数値は変わります。

動物も魚も、赤身の肉質は基本的には鉄分を含んでおり、食べて筋肉を増やすためには欠かせないものですが、実は、鉄分量は、その動物の「筋肉の運動量」と関係があります。

赤身魚は、遠洋・近海の回遊魚で、ミオグロビンやヘモグロビン(鉄分)の含有量が高く、脂質や遊離アミノ酸も豊富ですが、牛も、よく運動してきた老齢牛のほうが、ミオグロビン量が多いことが知られています。

(サケは白身魚に分類され、イワシ、サバ、サンマなどは、赤身魚なのに、青魚とも呼ばれます)

魚と動物肉は、半々の割合で摂るのが、最も健康的だといわれます。

動物肉をそれほど多く摂取する習慣のなかった方は、まずは、魚をよく食べ、徐々に体をならしてゆくのがおすすめです。

バランスの悪いタンパク質も、組み合わせれば栄養豊富に

魚、動物肉、大豆、卵、さまざまなタンパク質がありますが、タンパク質部分はすべてたった20種類のアミノ酸の組み合わせで構成され、いろいろな配列で繋がったり折りたたまれたりしてできています。

この20種類のアミノ酸の中には、人体で合成できない(=前駆体がなく、外から摂取すべき)ものがあります。

それが、「必須アミノ酸」「不可欠アミノ酸」などと呼ばれるもので、約半数の9種類あります(バリン、ロイシン、イソロイシン、リジン、メチオニン、スレオニン、トリプトファン、フェニルアラニン、ヒスチジン)。

良質なタンパク質かそうでないかは、必須アミノ酸が「バランス良く」含まれているかどうかで決まります。

さまざまな食品の必須アミノ酸量が示された「アミノ酸スコア」は、良質なタンパク質であるかどうか、バランスを見ることに適しています。

バランスが良くないタンパク質が含まれた食品や食事も、複数、うまく組み合わせれば、体に良いメニューとなります。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」101頁には必須アミノ酸それぞれの必要量=「不可欠アミノ酸の推定平均必要」が示されており、これと、複数の食品を関数計算機のように同時に入力できる文部科学省の「食品成分データベース」を組み合わせて見ていけば、一日分など食事全体のバランスが良いかどうかが分かります。

(まとめ)頭痛や吐き気の起こる原因は、糖質制限?

1. 酵素活性が十分でない方に、頭痛や吐き気が起こることが

頭痛を引き起こす「特定の飲食物」が、糖質制限を始めて急に多く食べている「何か」であることは考えられます。

あるいは、その「特定の飲食物」が「肉類」であるなら、体内の酵素活性が十分でなく、分解消費できないためかもしれません。

頭痛が起こったときには、直前に何を食べたかなどを記録から統計的に原因を探すことが大切です。

2. 頭痛に悩む人は世界中に大勢います

頭痛には、病気の「症状」として表れる二次性頭痛と、頭痛自体が「病名」の、頭の中で痛みが発生する一次性頭痛があります。

脳は密閉されていて痛みを感じないといいますが、痛覚を感受する部位は脳内にもあり、筋や膜関係、血管、神経根部が炎症等々の刺激を受けて頭痛が起こります。

一次性頭痛の筆頭、片頭痛は、日本だけでなく、世界でも大きな問題となっています。

3. タンパク源もいろいろ。赤身魚も、鉄分を多く含みます

魚に含まれる不飽和脂肪酸は、糖代謝改善や、動脈硬化の予防と改善のメカニズムが研究され、がん細胞DNA 合成の阻害作用も非臨床試験で明らかになっています。

赤身魚は、回遊魚で、鉄分の含有量が高く、脂質や遊離アミノ酸が豊富です。

豚肉は、ビタミンB1を断然多く含み、不飽和脂肪酸が多い上、比較的消化率が良く、また、タンパク質の割合を調理過程で高めることができます。

牛肉には、タンパク質と結びついたヘム鉄が豊富で吸収が良く、赤血球をつくる助けをします。

鶏肉は、脂溶性のビタミンAを多く含み、必須アミノ酸もバランス良く含まれます。

魚と動物肉は、半々の割合で摂るのが良いですが、酵素活性が十分でなく、食べると頭痛や吐き気が起こる方は、まずは、魚をよく食べ、徐々に体をならしてゆくのがおすすめです。

4. バランスの悪いタンパク質も、組み合わせれば栄養豊富に

良質なタンパク質かそうでないかは、必須アミノ酸が「バランス良く」含まれているかどうかで決まります。

バランスが良くないタンパク質が含まれた食品や食事も、複数、うまく組み合わせれば、体に良いメニューになります。

文部科学省の「食品成分データベース」は、複数の食品を関数計算機のように同時に入力でき、一日分など食事全体のバランスが良いかどうかが分かります。

お肉は糖質が高く、野菜が低いと思っていませんか?

糖質制限は、糖質が含まれる食材を何でも制限する訳ではなく、食べられるお肉もあれば、飲むこともできるお酒もあります。糖質が高い食材、低い食材の基本的な知識をつけていくことでストレスのない糖質制限を続けていくことができるでしょう。

糖質制限中に食べられる食材とは?

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